ラベル Aya_Work in Sweden の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル Aya_Work in Sweden の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2010/07/16

結び目(Aya)

来週からは帰任準備で基本的には休む!!

と、宣言してあるので、今日は一応最終出社日になるのか。そもそも今週いっぱいは東京出張の予定だったのもあって、特段の実感とか感傷はない。

ほぼ完全に夏休みムードのオフィスは朝から静かで、同僚たちの顔は晴れ晴れとしている。この風景も観察するのも3回目か。でも、今回が最後か・・・・ なんだかんだいって感傷的な私。

時期的なものや、その他いくつかの事情があって、職場送別会の類は一切なかったが、かえってそれが良かった。会社を辞めるわけでもなければ、部署を変えるわけでもない。“ただ”国が変わるだけ。サラッと、さりげなく、潔く、去ろうじゃないの。

ダメだ、結局おセンチになる私。

ここで過ごした2年少々が、今後の私の職業人生にあたえる影響はきっと甚大。感謝の言葉は尽きません。

30歳になって以降、ほぼ2年ごとに仕事で変化が訪れている。そしてその2年の区切りを迎えるたびに、段階的に仕事の濃度とグリップ感が増しているように思う。

2年後38歳になったとき、さてどんな風に感じているんだろう。

なにはともあれ、スウェーデンでの仕事はこれにて幕引き、なり。

2010/05/05

2周年(Aya)

東京出張(18日間)の準備をしていてふと気づく。

そういえば、2年前の今日、スウェーデンに赴任したんだった。長かったとか、はやかったとか、ひと言感想で述べるのは無理。敢えていえば、貴重だった、だろか。

私も、Hideも、Youにとっても、大切な期間だったのは間違いない。たった2年、でもYouにとっては人生3分の1だもんなぁ。

カギは、どうやってこれを今後活かすか、ですけどね。

Lundのオフィスでは、ついに人事にも及んだ人員削減の影響で、同僚15人+が組織を去ることが発表された。全体の30%に近い数字。当然オフィス内の雰囲気はずぅんと重く、ことばが分からない私でも、影響を受けた人の悲しみ、怒り、(時折)安堵、あきらめ、などの感情のジェットコースターがひしひしと伝わってくる。女性が大半の組織だから、というのもあるんだろうか。

色んな意味で部外者な私。出張するには良い時期かも。

2010/04/01

頭がいそがしい(Aya)

考えなくちゃならないことが沢山あって、Blogを更新する筆が(キーボードが)進まない。悩むというよりは、考えるって感じ。向かう方角は決まってて、別に特段の不満もないから、深刻ではないんだけど。歳のせいか脳の反射神経がついていかなくて、スッキリと頭が切り替わらない。

(家に帰ればYouのおちゃらけ顔が笑わせてくれる)








なんだかそういう日々を数日過ごしている間に、イースター休暇に入った。明日から3泊でアイスランドを旅行予定。

月みたいな場所だとか、地獄を連想させるとか、ともかく独特の自然を有する場所なんだということは聞いている。運が良ければオーロラに出会えるかも、とも。

休暇は年末年始以来。2010年の第1四半期も頑張ったし、久しぶりに家族でゆったりと過ごそう。

2010/02/18

頭上注意(Aya)

マイナス1℃の朝。

”おっ、寒くないねきょうは” なんて感じてしまうAyaHideYouは、もう立派な北国の住人。

でも日中の気温がプラスに上がると、気をつけなきゃならないことがいくつか。

足元の雪が解けてふたたび氷るから、ものすごく滑る。Hideは先日、転倒して膝を強打し、かなり痛い思いをした(年のせいもあって、3週間ほど経った今も、未だに完治してないらしい)。

もうひとつは頭上。家の玄関を出てスグがこれですから・・・。もし刺さったら、深刻な怪我になるんじゃなかろうか。長い棒でたたき落としといたほうが良いかも。

人員削減の余波は思ったより長く、とても重く、Ayaの毎日に影響を及ぼしている。要は、アッチコッチの関係者や影響を受けた人たちから刺されまくる。

足元と頭上に注意してるだけでは防御できない。

会社としてそれだけの判断をしたのだから、余波だろうが余震だろうが、ちゃんと対応していかなきゃいけないのは分かってるんだけど・・・・

削減活動が本格的になってからもう4カ月目。正直、疲れましたデス。

春よ、こい。

2010/02/10

断念(Aya)

週末に予定していた旅行は仕事の都合であえなくキャンセル。

Rally Sweden観戦、楽しみにしてたんだけど。自動車レース(って呼ぶとなんだか格好悪いナァ)が好きなT家とご一緒させてもらう予定だった。T家ご夫妻、大変もうしわけありません。

Lundから北に550kmほど上がったKarlstad近辺が会場で、森の中(もちろん雪道)を疾走するレーシングカーを間近に見れるハズだった。防寒対策をどうとるか、とか、また寒波が来て大雪になったらどうしよう!! とか、レース観戦にまつわるアドベンチャーにも、わくわくだったのですが。

ほとんどが帰宅してしまった夜のオフィスでは、働くAya(6階)Hide(5階)と、傍らで宿題をするオフィス常連のYou。今夜はミーティングにも参加(?)させたのだが、邪魔をすることなく、おとなしく読書をしていてくれたので助かった。

そういう状況でも普通にミーティングできちゃう職場環境や、子ども慣れしたコッチの人々にも、助けられる。仮に日本だったら・・・男性が大半、しかも子どもの相手に不慣れな人たちばかり・・・。仮にYouが平気でも、大人たちが気が散ってしまうだろう。そればかりか “公私混同!!” なんて怒られかねない。

もちろんできることなら連れてくることなく、時間内に仕事を終えて迎えに行って、夜は家庭生活にフォーカスするべきなんだけどね。致し方ない時もあるわけで。

ミーティングの話題はもちろん人事関連。コノ子、どれだけ理解してたんだか。ハハハ。

2010/01/29

臆病者の小さな手ごたえ(Aya)

金曜日なのに、仕事で帰宅が21時をまわってしまった。

外は再び雪で(23年ぶりの寒い1月だったそうな)、高速では地吹雪に立ち向かいながらの運転だった。

雪道の運転は男(夫)の仕事と決めていた頃が懐かしい。

前任者から今の仕事を引き継いで3カ月強、240人組織を190~180まで減らす活動がようやくひと段落し、"じゃ次どうするの" にまつわるテーマに取り組み始めることができるようになった今日この頃。

全社からみれば小さくて、影響力を誇示しにくい組織が、とても大切に思えるようになってきた。誰が何と言おうと、この組織には貴重な役割とそれを支える重要な人物が存在すると思う。

私がこの組織を支援するためにできるのは、約束をまもること、一生懸命であること、先回りして考えること、正しいことを貫くこと、ヒトに対する尊敬と信頼。

ちょっとリラックスした金曜の夜の会議で、参加者の口が滑らかだったからか、"よくやってくれてる"、"人事に対する見方が変わった"、"帰任せずにずっとココにいて" などのコメントを一気に浴び、どう反応していいかわからなくなってしまった。

自画自賛するつもりは毛頭ない。まだオソルオソルの側面がたくさんある。当たり前のことをやっているだけで、本当はもっと出来なくてはならないことがあるとも思う。一方で、自分が真摯にとりくんでいることが(文化を超えて)認知されていると知るのは、とてもうれしいこと。

やっぱり人事の仕事は辞められない。

2010/01/25

厳しく、明るく(Aya)

再び冷え込んだLund。今日は‐8℃まで下がった。週末の天気が比較的良かったから、きっと放射冷却がおこったんだろう。

『寒いのが良いの、それとも晴れるのが良いの?!』

究極の質問。でも、心身にこたえる寒さであってもやっぱり晴れて見通しが良いのがいい。暗く澱んだ空は、雲による保温効果が(多少)あったとしても気持ちを明るくしてくれない。

リストラ計画に微塵の妥協も許さない姿勢の新社長。“もうこれ以上できないよ・・・”と弱腰気味の現場。個人的には、今がとても苦しくても今回の計画を好機と捉え、将来を見据えてできる限りの膿を出し切ってしまった方が良いと思う。

などと独り考えていた午後。すくなくとも夕日は私に賛同してくれているように思えた。

2009/12/09

Another Tough Day(Aya)

きょうは、スウェーデン語ができないことがとても残念に思ういちにちだった。

構造改革プラン実行Part 2。30名の社員に “残念だけど来年以降この組織にあなたの仕事はない” と伝達。直接言い渡すのはもちろん私自身ではなく、職場の上司なんだけど。

労働者保護の強いこの国では、仕事がない=解雇 というわけにはいかない。雇用者にはアレコレと義務が課されている上に、労働組合の承認がなければ雇用条件のいかなる変更も基本的には許されない。今日悪い知らせを受けた社員は、向こう数週間~数カ月のあいだ、“社内職探し@人事預かり” プロセスを経ることになる。

が、結局のところ、『解雇じゃないけど、解雇みたいなモン』 と受け取る人々が大半。会社が危機的状況にあることは誰もが知るところで、“社内職探し” の有効性も、みんな疑っている。

泣きだす人、状況をのみ込み切れずにいる人、“やっぱりね”と静かに受け止める人・・・。

こういうとき人事は、会社側に立ちつつも、一人ひとりの話の聞き役として立ち回るわけなんだけど、今回はそうもいかない。ひとつは言語のせい。こればかりは、どうしようもありませんな。

聞くところによると、『スウェーデン人は仕事とアイデンティティを強く結びつける傾向があるから、仕事を失うということは個人にとって想像以上に大きな出来事なんだ』 とか。

ここの人々のワークライフバランスのとり方からして、このコメントには首をかしげる部分もなくもない。が、私が立ち入ってどうのこうのと判断するべき領域はない。

影響を受けるすべての人々に心からの敬意をもって、できる限りの支援をしようと思う。

2009/12/02

いちばん長い日_その1(Aya)

長い一日だった。

担当組織の構造改革がようやく実行フェーズの第一歩を踏み出し、今日はなんにんかの管理職に“合意の上での退職”をオファーするための会議で、半日を過ごした。

これに先立って昨日行われた労働組合との交渉は順調に進み、異動直後から構造改革チームであたためてきた計画の一端が日の目をみるに至ったというわけ。

反応は様々。会社がオファーするパッケージがかなり手厚いため、笑顔で会議室を去る人もいれば、なぜ自分がこんな目に会うのか!??!とショックを受ける人、“もう分かってたよ” と薄笑いを浮かべて静かに受けとめる人、などなど。これらの反応に文化的違いはないのかもしれない。

今日のこれは、スタートでしかない。

午後に開催した全社員会同では、年末までに実行予定の人員削減プランが発表された。ここLundは、スウェーデンの労働者保護的法規制もあって、これまで業績が厳しくてもなかなか人員削減に手を出せていなかった。が、私の担当組織では今回Lundに直に影響がある。

Q&Aセッションでは静かな彼ら。聞くところによると、私の入り得ないスウェーデン語の会話ではそれなりの騒ぎになっているらしい。騒ぎになるのは当たり前。誰だって職を失いたくないし、同僚が去っていく姿を見送りたいわけじゃない。

が、生き残りのために不可避な活動なのであれば、できるだけスピーディーに、できるだけスムーズに進めるよりほかない。

もっと長いいちにちは、恐らく来週やってくる。

2009/11/18

嵐よこい(Aya)

日本にも冬到来?!

気象情報に示された気温、Lundより横浜が低い。こちらが異常に高いってのもあるのかもしれないけど。

嵐吹き荒れる午後、久しぶりに開催されたAll Employee Meetingでは、構造改革プランが発表された。厳しい状況を打破するためであれば、痛みを伴っても構わない(だから変化を!)と思っていた社員も少なくないはず。

新社長のスピーチは、簡潔、明瞭、ストレートでありながらユーモアや配慮も交えた人間味のある内容で、かなり厳しい内容であるにも関わらずストンと腑に落ちていった。

この変革に非力ながら携わることができる機会を幸運に思う。一方で“失われた10年”に社会人となり、その後マトモに好景気を味わった経験がない者としては、来年(再来年?)こそはその蜜を吸ってみたいと、欲も見え隠れ。

仕事の処理能力がおいつかず、家族に迷惑をかけがちな今日この頃。ごめんなさい。

2009/11/16

視界良好?! (Aya)

出勤時も、ヘッドライトの光が心もとなく感じるようになってきた。

会社に着くのはだいたい7:45頃。ボケッとしてたら横断歩道の歩行者を見過ごしてしまいそうなので、朝っぱらから緊張感のあるドライブ。Hideがくるまを購入してからは、別々に通勤だしね。

さらに今朝はひどい霧で視界が悪かった・・・。風がなくて気温がソレナリに高いからって喜べない。

理由はアレコレとあるんだけど、月曜日からドタバタ忙しい。昼食時間が取れないのはもちろんのこと、トイレに行く時間(タイミング)も逃しがち。なんだか、日本人みたい(笑)。効率が悪い人ではない(と思う)んだけど、どうしても7:45~17:15では片づけられず、HideにYouの迎えを頼んでしまう今日この頃。

それでも19時までには帰宅して家族で食事が愉しめるんだから、ありがたや、有難や。

年内にはこのイレギュラーな忙しさがひと段落して、バランスのとれたワークライフに戻りたいもんだが・・・。仕事の行く末も霧の中。

2009/10/29

現場の声(Aya)

 
初のデュッセルドルフ出張。でもたぶん、最初で最後。


デュッセルドルフといえばメジャーな日本企業がドイツ(または欧州)拠点を構える都市で、文部科学省制定の日本人学校があるくらい日本馴染みの都市らしい。が、我が社についてはドイツ・スイス・オーストリア・オランダを担当する販売会社があるのみ(欧州拠点はミュンヘン)。総勢75名のセールス・マーケティングメンバーが在籍する。

当然ながら、社員はほぼ全員ドイツ人(&一部オランダ人)。“でもここは日本人がたくさん住んでるから、Aya(の顔)は何ら珍しくないよ!” と、励ましとも同情ともとれる不思議なコメントをもらった。

販売の現場で起きていることとは・・・。強烈なコストカット&人員削減のプレッシャーで、頭数を最低限に絞られていること、また、“近隣諸国” 複数をひとまとめに扱う体制になったことにより、一夜にして異文化と対峙する環境に置かれた苦しさ etc. を直接聞く興味深いいちにちだった。隣国≒経済・文化的に近しい という判断は時に浅はかで、それは日本とその隣国の関係を取っても容易に頷ける。

コストカット≒人員削減は今に始まったことではなく、また販売の現場に限られたことでもない。再生のためには必要不可欠であることは充分承知しているし、私が担当することになった組織に与えられた(削減)目標は必ずや達成しようと思う。

いっぽうで、将来に対する投資、有望な人材をどのように育てていくか、リストラの後に残った社員の心身エネルギーをどのように維持向上していくかなどの視点も失ってはならない。

前任者が産休に入り、明日から260名の組織を独りで担当することになる。兼務(主務?)であるコーポレートの仕事も重要な時期にある。帰りの飛行機で美しい雲海を眺めながら、ちょっと背筋を伸ばしてみた。

いま、私に与えられた挑戦は、きっとすごく重要なんだと思う。

2009/10/20

Basics(Aya)

今のオフィスから高速道路を挟んで反対側に、新しいビル完成。私も年末にはこちらに移るらしい。

って、カイシャが倒れそうな時になんで新ビル?!?!

という最初のリアクションは浅はかだったらしい。ファシリティ責任者に聞いたところによると、現在Lund市内に散在していてその数10を超えるオフィス構成を年内に3つにすることで、ン億円のコスト削減になるのだとか。

つまり、これまでのファシリティ政策がかなり間違っていた、と言われればそれまでだけど。

Getting the basics right. 誰も褒めてくれないけど、基本的なことを正しく行う。コレすべての始まりね。業績不振の時だけじゃなく、いつでもそういうマインドセットをもてる会社になりたい。

『AyaはYouにテニスのフォームを教えちゃだめ』・・・・Hideからお達しを食らってしまった。単に下手だからじゃなく、私が習ってきた基本が今の時代とは違うんだって。ラケットの持ち方、振り方 etc. 時代錯誤の基本が染みついてしまうと抜けだすこともできず、これまた厄介。

でもこの場合のBasicsは正誤の問題ではないから、私は時代遅れの基本に固執するしか、ない。

2009/10/02

風と波と(Aya)

2日連続で雹(ヒョウ)が降った。

大雨で目が覚めたかと思えば出勤時には快晴、オフィスに着くや否や雹がバラバラと窓を叩き、昼過ぎにはまた晴れて虹が出る・・・。お天気マークの幕の内弁当みたいな一日だけど、常に強風を伴うところは一貫性あり。

(上図は虹をとらえようとして慌てて携帯を取り出した拍子にシャッターが下りて撮れたいちまい。)

“スコーネの秋だよね~”(By スウェーデン人同僚) ・・・ なんだそうで。夏休みシーズンが終わって6週間。“そろそろ休みが必要だわ”と、1週間程度の休暇を取る人が結構いる。体調を崩して休む人も目立ち始めた。

今週は、現場のいろんな問題ごとに直面する機会に“恵まれた”一週間だった。常識で対応して解決しようと試みた施策が、この国の労働慣行によって壁にぶつかりポシャることも多かった。

なにごとも、経験。凹んでる場合じゃない。

Youは早くも冬の装備で登校するようになった。昨シーズンはブカブカだったジャケットがぴったり。成長盛りのこの子は、小ガッコウ生活で直面するちょっとした困難をどんな風にこなしているんだろ。

2009/09/17

天高く(Aya)

異常気象の9月。朝は一桁に下がる気温も、日中は20℃近くまで上がる。まだ、マトモな外套を着て仕事に行く必要がない。

連日の晴天も、地元出身のスウェーデン人に言わせるとかなり特別なのだとか。嵐の前の静けさじゃないんだけど、ちょっとオソルオソル愉しむ感じ(浮かれポンチになりすぎると反動が怖い)。

今日の帰宅時に見上げた空(18:00)。ウロコ雲と呼ぶんだっけ。世界クラスのスウェーデンの空は、高く、健やかに、美しい秋を演出してくれていた。

仕事が変わって、現場(ライン)の人事の立場で周囲を見回すと、必ずしも健やかでない事象が驚くほど多いことに気づく。外様であることを活かしつつ、“べき論”ばかりを突き付けるのではないアプローチで、この会社が健康を取り戻すプロセスに少しでも貢献したい。

お天道さま、力をください。

2009/08/31

Another Way of being Present(Aya)

最新鋭 ? のビデオ会議システム、その名も“Telepresence”を利用した会議に参加。Lundのオフィスには、3室ほどこの設備をそなえた会議室がある。

Techy(技術的)なことはよく知らない。が、大型スクリーンと何だか高精細っぽいカメラ(ソニー製)が4台備わったテーブルの前に座ると、本当にあたかも向かい合っているかと思わせるほど鮮やかな映像でもって、相手方の姿が映し出される。

音声にもほとんどDelayがない。これまで利用した経験のあるVieo Conferenceシステムは、動きと声に僅かなタイムラグがあって、“普通に会話している状況” からは程遠かったんだけど、このシステムではその種のフラストレーションは驚くほど少ない。

唯一の難点はやはり規模の大きな設備に起因する操作性の悪さと、機器が発する熱による空調。“出張しなくて済むことにより発生する時間とお金の余裕を、機器操作とエアコン代にまわそうぜ・・・”てなところなんでしょうか。

「人事としてはちょっと困るんだよね・・・」などという思いも。機器に依存する→出張機会が減る→Face to Faceの機会がなくなる。経済的には大変素晴らしい方向だとおもいつつ、人や組織を理解するには、同じ場と空気を共有する物理的な対面が必要なんだ、という考えからの脱却は難しい。

出張機会は減る一方。明日からは3カ月ぶりに、(でも、ほんの隣国の) UK予定。

遠隔(Tele)と存在(Presence)の共存が、高い品質で可能になってきている世の中。人事もFace to Faceに固執することなく、遠隔からでも働く個人に寄り添いサポートし、Employee Experienceを最大化ことができる能力が求められているのかも・・・しれない・・(でもまだ完全には納得していない)。

2009/08/25

ハハも次の一歩(Aya)

厳密に数えると3回目。でも今回のは割と大きな変化です。異動します。たぶん、来週あたりから(この辺りのユルさのせいで、実感湧かないんですけどね)。

コーポレート(本社)人事で、基幹人材発掘・育成まわりの企画業務をしてきたのが、これまで。こんどからはセールス & マーケティング組織で、ライン組織をサポートする人事(HR Business Partnerと呼ぶ)の仕事がメインになる。つまり、現場系。直接、ラインマネジメントや社員個人との接点をもつことになる。

希望が叶っての異動だし、これに伴ってスウェーデンでの任期も延長になると思われる(2010年末まで)。家族にとっても良いニュース。

唯一のビックリは、『これまでの業務も継続(兼務)してね』のボスのひと言。ええええっ!! それって単純計算で2人分の仕事。昨今のビジネス環境もあってか、Dual Assignment(兼務)は人事の中でブームになりつつある。

“アンタならできる” と思ってもらえてるんだろう、とか、必要な試練なんだろう、とか、前向きに捉えていますケド。

Youチャン、臆病者のハハにも次の一歩がやってきたようです。アナタのようにスグに打ち解けて、バンバン結果を出していけるよう頑張るから、応援してね。

2009/07/09

幸運の絆(Aya)

22時半に暗くなり始める空を見上げ、既に秋を感じ暗い気持ちになる瑞人的今日この頃。

長いながいスウェーデンの夏休み期間が始まった。今年も(会社が倒れそうな時に・・・ってのは日本人的な発想なのかもしれないけど)周囲の同僚たちは、押し並べて4~5週間の休みを取って、ウキウキとオフィスを去っていく。

いや、批判は禁物なんですけどね。

一方でメリットもある。スウェーデンに限らずだけど夏季休業‐ishな状況で全てがスローになるこの時期、ふだんは多忙を極める上司と会話をする機会ができるのでアル。

“ところで、私のNext Stepなんだけどね・・”と切り出した私に、上司Mはかなり機敏な反応。時期を同じくして、考えていてくれたらしい。

ここスウェーデンでの契約は2010年の4月末まで。まだ10か月あるというのに、人並み外れて気が早い私よりも先んじて、“コイツを次にどうやって使ってやろうか”と思いを馳せていてくれたことには、かなり驚いたし感心した。そこから始まったディスカッションは、かなり前向きで、私の(& Hideの)希望にも沿うもので、これまでの努力(と微々たる成果)が報われる内容だった。

上司に恵まれた環境に、心底感謝。

今回のスウェーデン赴任を後押ししてくれた前職の上司。“もっとグローバルな環境でやれる!!”と励ましてくれる今の上司。彼らに出会えたのも、元をただせば、両親と夫の後ろ盾の下、小さな挑戦を積み重ね『ココ以外の環境でやってみたい』と思い至ることができたからだと、思う。

幼少から、日本以外の国があることを経験をもって教えてくれた両親。“もっと高く翔べ。小さく留まるな。”と、臆病な私に発破掛け続けてくれた夫。本当に幸運。

私はハハとして、Youがこういう幸運に巡るり合えるようなサポートを(直接、間接的に)してあげることができるのだろうか。

2009/06/19

Midsummer Workday(Aya)

今日は祝日。祝日の中でも結構特別なやつ、夏至祭イブです。スウェーデン人的にはたぶん、クリスマスの次に重要なお祝いなんだと思う。

ニシン、シュナップス(じゃがいもの蒸留酒)、いちご等、伝統料理を食べ、家族で集まって、呑んで歌って夏の到来を祝うのが一般的な過ごし方なのだとか。

昨年はこの機会にストックホルムに旅行し、その伝統に触れることができたんだけど、今年はナント、HolidayじゃなくてWorkday(休日出勤)となってしまいました(一緒にオフィスに来たHideYouは、巨大&カラッポのオフィスフロアで、かくれんぼ・・)。

ちょっと仕事溜まってるというのもあるし、明日から5日間UK旅行(Wimbledon観戦)で不在にするから、というのもあり。

寛大に許してくれたHideYouに感謝。

あああ、でも明日をさかいに日が短くなるのかと思うと、ちょっとブルーですな。

2009/06/10

浮かんだり沈んだり(Aya)

この頃、天気が悪い。

気温は朝はひとケタ(5~8℃)で、最高も15℃前後どまり。何よりも、雨が多い・・・。昨日なんて晴れている!!と浮かれて自転車出勤したら、帰りは雨に見舞われ、靴や服がずぶ濡れになるは、手はかじかんで動かなくなるわで散々だった。

追い打ちをかけるように、信頼している同僚の退職(転職)ニュースが3件続く。それぞれに、自ら選んで別の会社へと旅立っていく。尊重し応援するのがオトナの対応なんだけど、内心はさみしいし、残念。

対極の朗報、これがまた「これでもか」というほど “妊娠ネタ” に集中。近しい仲の友人・同僚の6人が現在妊娠中。ほぼ皆、同世代。おおかたが2人目。嬉しい知らせに歓喜しつつ、自分はどうするんだろうと自問自答したりして(この話題、36歳の誕生日が近付くにつれ徐々に深くなりつつあるような・・・)。

夕食後、おもむろに庭に出てゴソゴソと作業するHide。何かと思えば、一気に咲き乱れ始めたバラの木から数本摘んで花瓶に挿し、ダイニングに飾っている・・・。

彼が私の不安定な空気を読んだとは思えない。が、絶妙のタイミングで気持ちを和ませる行動に出るこの人と、同じ空間で暮らせることは、間違いなく幸せ。