2008/06/19

世界の中心(Aya)

トップ人事の発表が相次ぐ今日、明日からの夏至祭3連休を控えたスウェーデンのオフィスは少し不思議な雰囲気が流れていた。やや暗めの発表と、夏至祭恒例の食堂でのミニコンサートで演奏される元気な楽曲のコントラストが、なんか皮肉っぽい。

冗談なのかホンキなのか;

■連休の前にこんな大きな発表、聞きたくなかったよ
■せっかくの夏至祭なのに、家族との話題が暗くなるなぁ~俺の仕事どうなるんだろうな~家を売って車を処分しなくちゃならないかもな・・・
■国際企業とはいってもスウェーデンが中心なんだから、スウェーデンの祝日を考慮に入れてスケジュール考えて欲しいもんだよ

こんな話題も。

休暇と家族が本当に彼らにとって重要であることを再認識。基本的には謙虚なスウェーデン人もこのときばかりは世界の中心であることを主張したくなるのかもしれない。

「スウェーデン以外の国の人にとっては、明日は普通の金曜日なんだし、大きな変更だけに変な噂が広がる前に発表すべきなんじゃん」 みたいなことを、とりあえず呟いてみた。週明けから村八分にされないことを祈ろう。


そして、16:30にはオフィスは空っぽに。

外は曇り空。せっかくの3連休は雨らしい。ストックホルム旅行、楽しみにしていたのにな・・。母がエア便で送ってくれている雨合羽は間に合わなかった(Ayaはチビ過ぎてこちらで洋服を買うことは出来ない)。

そういえば合羽(Kappa)はスウェーデン語だったっけな。週末は、世界の中心で雨に濡れるとしよう。

2008/06/18

ゲーム感覚で(Aya)

今年に入って急速に業績が振るわなくなったHideとAyaの会社・・。そんなタイミングで入社(赴任)した2人。能天気に見えても、夫婦それぞれにプレッシャーがかかっている。

Ayaの職場では一定以上のポジションに就く全員に対して、外部コンサルを入れたCompetence Assessment(能力の第三者査定:テスト)を実施するとか。東京に本籍のあるAyaも対象。おお、コワ。どんなアセスメントだか知らないけど、きっと何か難しい課題が与えられてそれにどのようにアプローチして解決するかを観察される、そんなタイプのものだと思う。そもそも、エーゴでやる時点でOUTだろ。


でも、言葉にDisadvantageがある分、開き直ってやれる、とも思う。いずれにしても今から何を準備できる訳じゃないから、自分の弱点を知るチャンスだと思ってやるしかないんだけど。

渡瑞直前にHideが買った任天堂DSに夢中のYou。難しいと思われるゲームもあっという間にマスターしていってしまう。アンチゲームだったAyaも、Youの余りの「熱意」におされ気味。でもAyaに似て臆病なところがあるYou、新しいゲームにスグに手をつけることはしない。必ず親にトライさせ、暫くその様子を観察する。

何事もゲーム感覚で。それぞれのアプローチで。愉しもう。

2008/06/17

Youの帯同家族(Aya)

Youには「子どもたち」が沢山いる。東京に居たころ海外出張が多かったHideとAyaが、それぞれ行き先でYouのために買って帰ったぬいぐるみ達。

■中国からきたチャイナちゃん(パンダ)
■ペルーのアルパカ毛皮で出来たリマ君(クマ)
■ノルウェーで買ったオスロ君(トナカイ)  などなど。

プライベート旅行で買ったものや、家族や友達から頂いたものも含めると、20「人」はくだらない・・・。その「子どもたち」の多くが昨日の船便で到着。

早速ひとりひとりソファーに並べて点呼を取ったYou。昨晩は1歳の時にハワイで買ったクマと一緒にご就寝。久しぶりの自分のベッドで、HideとAyaも熟睡。お気に入りのベッドマットは買い換えたばかり。あえて時間を掛けて船便で持ってきてよかった。

グラ着く前歯が痛いらしく、Youは食べものをすべて奥歯で噛んでいる。口を大きく開けて奥歯にセットし、手で横に引っ張りながら噛み切るといった具合。朝のパンを食べる姿は「はじめ人間ギャートルズ」のようにワイルド。

下の歯って、抜けたら土に埋めるんだっけ?屋根から下に放るんだっけ?!あれ?!下の歯だから上に伸びるように空に向かって投げ上げるのか?!!?!いずれの場合も、今の家なら屋根&庭があるしスウェーデンの空は高く青い。環境はばっちりだ。

2008/06/16

Movinぐ~(Aya)

今日は、多くを語る余裕も、推敲する気力も残っていないので、写真の枚数で勝負。朝8:45、船便の1便目が到着。ノッポ、中背、チビの3人組お兄さん達が84箱を持ってきてくれた。

あいにくの天候で、雨が降ったかと思えばパッと晴れたり、いきなり暗くなったと思えば、大粒の雹(ひょう/写真上をクリックして拡大すると良く見えます)が降ったり!!!これがスウェーデンの典型的な天気とのこと。

今回は開梱サービスと残材回収サービスがついていたので、お兄さん達3人+Hide、Ayaの5人がかりで開梱することができた。2時間足らずですべての荷物が箱からあらわに。

お兄さん達が帰ってからはHideと2人で作業。狭いマンションから持ってきた荷物は、この家にのみこまれる様になくなってゆく。体力がもつ限り作業をして、とりあえず体裁が整ったところで終了。

Youを学校に迎えに行くと、「5」が輝く冠をかぶって嬉しそうに遊んでいた。お誕生日、学校でも祝ってもらえたらしい。帰宅後、記念にパチリ。

夕飯は、「もんじゃ焼」。船ではるばる2ヶ月かけて送られてきたホットプレート(新品)の試運転。うむ、美味。

待ちに待った自転車も今回の便で2台届く(まだ2台は2便目の船の上)。早速、ホロ酔いでルンドの街をサイクリング。気持ちいい!!!この日をずっと待っていた、大袈裟だけど。
この国で、ほろ酔い自転車は許されているのだろうか?!いや、きっと駄目だろうな。






2008/06/15

Youの”学校” (Hide)


Youの”学校”も来週から夏休み。最後に劇遊びにも参加したYouをアップできていなかったので、ここで。日本の幼稚園で歌っていた歌もたまたまあって、そこは元気よく手の振りつきでした。とーさん的には本当に涙ものでした。

眉間の傷を作ったFlying foxも。あの事故はこの数十秒後でした。(すでに1週間前だけど、怪我も治ったし掲載。) この遊具は危ないからあれ以来遊んでいないとのこと。

生き急ぐDNA(Aya)

You5歳の誕生日の朝、先に起きた私は、赴任前にバァバから預かったプレゼントをこっそりと郵便受に挿し込みYouの起床を待つ。さすが目ざといわが子、目ヤニだらけの目をこすりながらも直ぐに気づく。「神さまからのプレゼントかな?」(←上星川幼稚園の教育の「賜物」)、「お洋服だ!じゃあ、きっとバァバからだ!だっていつもお洋服くれるもん(笑)」と、寝起きから大はしゃぎ。

そういえば父の日も今日だっけ?思いは一瞬めぐったが、Hideとジィジ2人がかりでも、この子の誕生日には叶いません。ハイ、あっさり上書き&消去。

歯を磨いていると「歯がいたーい」。ゲゲッ、虫歯?!どこが痛いか聞いてみると下の前歯とのこと。ん?!まさか、そんな筈はあるまいと思いつつ触ってみると・・・・・。わずかにグラッとしているような気が。つまり、乳歯→永久歯の生えかわり、ということのようだ。

5歳と0日、記念すべき出来事が誕生日に起こるのは覚えやすくてありがたいが、5歳早々で生えかわりはちぃと早くないだろうか?!嬉しいやら心配やら。

そういえば乳歯が生えてきたのもすごく早かった気がする(4ヶ月。写真下は生えたての乳歯。見難いが。)。身体は小さいくせにそういう成長は早いんだから・・・。生き急ぐDNAは、しっかりとHideとAyaから受け継がれているらしい。

2008/06/14

久々の公園 (Hide)

Youに行きたい場所は?と聞くと、公園!は相変わらず。Ayaが洗濯をする間に久々に行くことに。3週間前に最初に公園に来たときに会って、それから”学校”が始まるまで毎日のように会った親子も来ていた。早速、「Hej!」と声をかけてみる。会社どう?って、前に話したことを覚えてくれていて、親しく聞いてきき返してくれる。Youも学校のおかげもあり、日本語をしゃべらない友達にもだいぶ慣れてきていて声は出さないものの、子供流以心伝心・・・
大得意のブランコでしばらく遊んで、Vincent(1歳8ヶ月)と一緒にシーソー遊び。お父さんはPaternity leaveからそのまま夏のVacationに入り、9月から仕事復帰らしい。
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Youがどうしてもパソコンのキーボードを叩きたいというので、アルファベット入力モードにすると・・・
「MAKI YOU AYA HIDENORI 」

Saving Energy(Aya)


ゆっくり起きた土曜日、予報に反して良い天気の今日は、自宅周辺でのんびりと過ごす。
歩いて10分くらいのところにあり、時の鐘の音で毎日和ませてくれているルンド大聖堂へ散歩。大きいとは思っていたが中に入ると想像以上。近所にこんなステキな教会がある=今更ながらヨーロッパに住んでいることを実感。この大聖堂、どんな歴史があるのか興味が沸いてきた。
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昼からビールを飲み、帰宅して少し昼寝。夕飯は手巻き寿司にすることにした。マグロ、サーモン、ホタテなどは何とか手に入る。大の寿司好きのYouは大喜び。握りなら平気で10貫いけちゃう口。Ayaの倍は食べる。
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Aya&Hide&Youにはきわめて珍しい「のんびり」の一日。明日は友人との集い、月曜日は待ちに待った船便(1便目)の到着、来週末は3連休で夏至祭のストックホルム旅行と、明日からはまたせわしない日々が待っている。

2008/06/13

弱音(Aya)

今朝Youを学校に送った時のこと。「じゃあね~」と言って中に入っていくところまでは昨日までと同じだったのに、私がドアを出て小走りにくるまに戻ろうとしていると・・・“Ayaチャンまって~!!!涙涙涙”の叫び声が。

振り返ると、子どもが独りでは開けられないようになっているガラスドアに張り付いて大泣きのYouと、傍らで驚く先生の顔。慌てて戻り抱き上げる。くるまで待っていたHideも、気になったのか入ってきた。

記憶がフラッシュバック。最初にYouを保育園に入れた頃(0歳)、最初に二重保育(幼稚園&保育園)を始めた頃、似たような反応をみせていたのを覚えている(正確には、私は数回しかそんな場面に遭遇していないが、Hideが何度も経験している・・・らしい)。

暫く抱っこし、なだめ、励まし、最後にはHideのシャツを掴んで話さないYouを先生に引き剥がしてもらって学校を後にした。ドアを閉めてもなお聞こえてくるYouの金切り声(「待って~まだ行かないで~!!」)に、なみだ目のAya。Hideの顔は敢えて覗かなかったけど、きっと彼も似た心境だったと思う。「今日は金曜日で、Youも疲れてるんだよね」 「きっと今頃もう笑って遊んでるよ」と慰め合いながら会社に向かうも、言葉少なの夫婦。

何度経験しても、この時ばかりは「これで(=共働き)よかったんだろうか?」と大袈裟な気持ちになってしまう。

ドキドキしながら迎えに行ったのは17時。いつもの通り元気に遊んでいたYouにホッと胸をなでおろす。先生曰く、その後は終始ご機嫌だったとか。「愉しかった?」の問いには写真のポーズ。

帰宅&夕飯もほどほどに、今度はHideがソファーでzzz。まだ19時、外はピカピカの晴天。

初めてのこと尽くしだった一週間に、HideもYouも疲れ気味なのかもしれない。週末は沢山甘えさせてあげたい。私に気持ちの余裕があれば・・・ね。

2008/06/12

スウェーデンでの仕事の始まり、始まり・・・(Hide)

5月16日に日本での会社を退職し、6月9日からスウェーデンの会社に初出勤。その間、日本の家からの引越とダンボール3箱&スーツケース2個&4歳児をつれて渡航、こちらで自分とYouの時差ぼけ&日本語が通じない世界でのカルチャーショック対処、Youを”学校”に半日預けて慣らせてみたり、とまったく仕事とは関係ない時間(が忙しい時間)を過ごした。

ある意味このモラトリアムな時間は過ぎ、いよいよ出社。現地の人間とのコミュニケーションばかり(当然なのだけど)。うっ、これは辛いかも、が正直な感想。機密情報の書類を確認、サインして、社員証をつくるためのやり取りをし、人事と会って決まりごと等々を聞き、職場のアシスタントを紹介され仕事環境の準備について確認し、Mtgに出席しまったく内容についていけない話を聞き、最後には挨拶を求められ・・・ 出社1日目はほんとにクタクタ。

2、3日目と徐々に慣れてはいったものの、4日目にメンバーの壮行会でレストランへ・・・
みんなの話が半分程度しか聞き取れない。なんとかせねば・・・
予測はしていたが、大きな壁とそれを乗り越えないとならない自分の立場を改めて実感しながらのスタート。

Before-After 3(Aya)

Hideが会社のメンバーの送別会に出かけて不在の今夜、本当にほんとうに久しぶりにYouと2人きりの夜を過ごしている。なぜか昔から、Ayaと2人だと従順でいい子のYou。食事、お風呂、歯磨きを順調にこなし、20:30にご就寝。


気持と時間に余裕があった今夜は、抱っこで寝かしてあげた(すごく嬉しそうだったYou)。生まれたときからの定番子守唄は「大きな古時計」。今まで何回もなんかいも唄ってきただけあって、1フレーズ唄うと目がトロンとするよう条件付けができていて、あっというまに眠りに落ちていった(育児Tipsその1:子守唄を1曲に決めると、こういうメリットがあります)。


日曜日は彼女の5歳の誕生日。寝顔だけ比べると、やはりYouは赤ちゃんのYouのまま。

写真に残すことができない成長は絶大。

さてさて。このあと、推定16キロのYouを2階の寝室まで抱っこして上がるという大仕事が残っている。独り感慨にひたりながら飲むワインはほどほどにしておかなければ。

2008/06/11

Before-After 2 (Aya)

Pre-Schoolでの小事故から5日、かなり大きかったおデコの傷が、なんと、ほぼ完治してしまった。その皮膚、Ayaのと交換して欲しい・・・・私なら1ヶ月はかかるだろう。

もうひとつ、驚きのエピソード。

昨晩招かれた知人の家の庭でHideと遊んでいた時のこと、ボールを追いかけるYouの口から「Ready, Go!  ○#★@ゞ》・・・・」という掛け声が!!!単語は聞き取れなかったが明らかに英語のイントネーションで叫んでいる。一度は耳を疑ったが、やはり間違いなかった。本人はボール遊びに夢中で、特に意識していない様子。

すごい、すごい。

彼女にとってみれば、何語であるかはまったく関係がないのだろう。これまでと同様に、毎日の遊びの中で語彙を増やしているだけのことなんだろう。

自分はといえば、皮膚も脳もカチコチで、指をくわえてただ娘を羨むのみ。



2008/06/10

Before-After(Aya)


庭の花木の勢いが止まらない。バラは毎晩帰宅するたびに2桁の単位で新しい花を咲かせている。花が重くて頭を垂れたようになっている枝も。数週間前の写真と比較すると、花だけでなく緑も濃くなっているのがよくわかる。

こういう風に一気に夏が来て、一気に去っていき、寒く長い冬がくるのだろうなぁ、と、これから起こることを予測して早い時期からブルーになるのはAyaの悪い癖。

Youは登校前から鼻歌交じりで、今日を愉しんでいる。

2008/06/09

2週間の助走を経て(Aya)

最近のAyaは、Youの「初めての○○」をことごとくミスっている。呪われたように仕事のスケジュールが重なって悔しい思いや申し訳ない思いをする。今日は初めての延長保育だったが、やはり仕事で家から90キロ離れた町に出かけており、帰宅が18:30になってしまった。

そろそろYouに愛想尽かされる、「Ayaちゃん、なんでおムカエきてくれないの?!」と責められると思いながら、クルマをぶっ飛ばして帰宅し、玄関を開けると・・・・。そこには英語交じりの歌を機嫌よく歌うYouの姿が。気のせいか、会話の中にも英単語が混じっているように聞こえる。

Hide曰く、お迎えはYouが最後だったにも関わらず、とてもHappyな様子だったとのこと。その後3人で囲んだ夕食の間も終始ニコニコだったYouは、いつもより少し早く就寝。

仲良しのお友達ができたのかな?! 先生に思いを伝えることができたのかな?! 想像を膨らませると私まで愉しい気持ちになってくる。

Hideは無事に入社。さて、スウェーデン版両立生活のはじまり、はじまり。

2008/06/06

Ven島ふたたび(Aya)


Swedish National Holidayの3連休、計画づくりが遅れたこともあって遠出することは断念した代わりに、Venにサイクリングに出かけた。VenはLandskronaという港町からフェリーで30分くらい、デンマークとの中間くらいに浮かぶ小さな島。HideとYouがこちらに来る前に、Ayaだけ出かけたことがあり、大満足した場所。

前回から1ヶ月も経たないのに、今回は日差し照りつける真夏の天気。フェリーにはすでに水着姿のスウェーデン人ばかり。「またまた、この人たち水温10度で泳ぐつもりに違いない・・」と小ばかにしていたが、海岸に出た途端、Youはその「小ばか」衆の一員に・・・。

うん、でも確かに日差しは強烈。風もなかったので水が少々冷たくても海水浴はナシではなかったかもしれない。紫外線が怖いAyaはビーチで独り、長袖長ズボンを通しきった(暑)。

遊びつかれたYouはビーチからの復路、自転車の荷台でzzz。くるまで帰宅する途中で寄ったスーパーでは大不機嫌。最近、かんしゃくを起した時の感情の高ぶりに驚くことが多々。成長の過程なのか、環境の変化のせいなのか、はたまた性格に因るものなのかは判らない。

言葉と力では負けるわけないと思っているAyaのチッポケな天下も、崩壊する日が近いかもしれない。