2009/10/02

風と波と(Aya)

2日連続で雹(ヒョウ)が降った。

大雨で目が覚めたかと思えば出勤時には快晴、オフィスに着くや否や雹がバラバラと窓を叩き、昼過ぎにはまた晴れて虹が出る・・・。お天気マークの幕の内弁当みたいな一日だけど、常に強風を伴うところは一貫性あり。

(上図は虹をとらえようとして慌てて携帯を取り出した拍子にシャッターが下りて撮れたいちまい。)

“スコーネの秋だよね~”(By スウェーデン人同僚) ・・・ なんだそうで。夏休みシーズンが終わって6週間。“そろそろ休みが必要だわ”と、1週間程度の休暇を取る人が結構いる。体調を崩して休む人も目立ち始めた。

今週は、現場のいろんな問題ごとに直面する機会に“恵まれた”一週間だった。常識で対応して解決しようと試みた施策が、この国の労働慣行によって壁にぶつかりポシャることも多かった。

なにごとも、経験。凹んでる場合じゃない。

Youは早くも冬の装備で登校するようになった。昨シーズンはブカブカだったジャケットがぴったり。成長盛りのこの子は、小ガッコウ生活で直面するちょっとした困難をどんな風にこなしているんだろ。

2009/09/30

乗ってこそ宝(Aya)

忙しい。

2人分の仕事、しかも片方は新しい。毎日目が回るように動き回って、頭というよりは身体を使って1日が過ぎ、気づけばYouを迎えに行く時間が来ていて、『えええっ、もう行かなくちゃならないの?!』とため息つく暇もなくオフィスを飛び出す。

当然、迎えに間に合わない時も多い(保育時間延長の交渉は結局成立せず)。

これまでのオフィスから徒歩15分くらい離れたところに新しい仕事のオフィスがあることもあって、2つのビルの間を移動する時間・手間も侮れない。

そんなこんなで、結果的にクルマが2台あってよかったと思う場面が、この頃多々ある。

“きょうは(ビル間を)行ったり来たりだから” とか “迎え時間に間に合わないからお願いっ” とか の理由で、朝から2台で通勤する日が増えてきた。

環境に悪いなぁとか、10分20分の節約のために2台なくても・・・と、未だに思うところは多々あるけど、助かっている事実は認めざるを得ない。

さて、季節は間もなく真冬。今朝は3℃まで下がった。

冬タイヤの準備をする気配がないHide。この国では一定時期までに全車両に冬タイヤ着用が義務付けられていて、雪が降ろうが降るまいが夏タイヤで冬を越すことは許されていない。

まーさーかー、『冬はクルマが傷むから・・(乗らない)』などと思っていないと良いのだけど。

2009/09/28

将軍到来(Aya)

どこかでボケっと寄り道でもしてたみたいですが、冬将軍様、ついに(急に)お出ましです。

淡色(グレー)の空、強い風、雨・・・。一度経験して知っていたとはいえ、まぁ、あまり快くお迎えする気にはなれない。オフィス前の桜の木は数日で真っ赤に染まってしまった。

“まだ、もう1回回復する!!” と、どの程度確からしい根拠があるのかかわからない発言をするスウェーデン人同僚たちもいるけど、もう10月ですから、天気に関してはシオドキではないかと。

ココからの季節はイベントが大事。家族、友人と以下にオフタイムを過ごし、気持ちを明るく保つかでQuality of Lifeがずいぶん変わってくる。あれやこれやとイベントを考え企画しているプロセスはいつも愉しく、心躍る。愉快な予定で(週末の)カレンダーを埋めていくのはAyaHideの得意技でもある。

殿、ようこそお越しくださいました。が、余りお構いもできませんのであしからず。

クリスマス休暇はカナリヤ諸島が第一候補。

2009/09/23

変化と適応(Aya)

可愛い子には旅をさせろ、と言いますが。

環境の変化はほんとうに子どもの成長を加速させるらしい。小ガッコウに通うようになってから1カ月、Youがホンモノの小学生にみえるようになってきた。

写真には写らないちょっとした表情やしぐさ、友達とのかかわり方や先生との関係、主義主張の述べ方 etc. etc.

身体も少し大きくなったし、何せ筋力がすごくついた。新しいことに挑戦する、挑戦から得る経験を愉しむ、さらに新しいことに挑戦する能力を意欲を得る・・・。こういう変化を日々観察できて、親冥利に尽きるってもんです。

“起きなさい!!” “食べなさい!!!” “歯を磨きなさい!!!!” の抗争は、以前と変わらぬ様相。あと、眠くなった時や甘えたい時に親の“耳たぶ”を触るクセもそのまま。さすがに先生のを触るのは止めたらしい(幼稚園まではやっていた)。

変化がもたらす効能は、こんな小さな子どもでも明らか。さて、従業員数1万人のわが社は?!

ビタミン不足(Aya)

ロンドンやミュンヘンなど、欧州圏内の出張の場合、早朝フライトで現地に赴き、最終フライトで帰宅するパターンが殆ど。国内出張ですな、感覚的には。

今回のミュンヘンは6:45コペンハーゲン発だったので殊更に早かった。

そうなると偏るのが食事。食べてから出かける暇はないので、空港で簡単に済ませると・・・・右図の通り。

朝6時からカップ麺はちょっと重かったかも。

帰国便は20:20発。帰宅してから夕飯は食べられないので、またもや出発前のラウンジで簡単に済ませることになる。今夜はプレッツェルとビールで、おなか一杯。

1泊した夜はOktoberfestだったので、ビールとチキンの丸焼きだけだった。もともとドイツ料理にはそれほど野菜が使われないので、ランチの社員食堂でも炭水化物 & タンパク質に偏り気味になる。

野菜をこんだけ食べないと、血液の流れが遅くなった感じ。

2009/09/22

祭典(Aya)

偶然ですよ。本当に。


ミュンヘン出張の日程が、Oktoberfest(ビール祭)に重なった。しかも、会社でテーブルを確保し社員みんなで出かけるイベントの日と、ピッタリ重なった。偶然ね。


当然、喜んで(意気込んで)参加。たくさん呑んで、たくさん踊りました。社員が100人近く集まり呑んで騒ぐ光景は、日本の『職場吞み会』のそれと通じるものがあり、懐かしさに近い感覚も。

いつか経験したいと思っていた夢のお祭りに浮かれつつ、夫とムスメも連れてきてあげたかったなぁ・・と、少々後ろ髪も引かれててしまった(ビール3杯目を過ぎたころにはそんな感傷も忘れてたけど)。

来年は、家族で来れるかなぁ。To Doリストに加えておこう。

2009/09/21

Birthday Weekend(Aya)

Ayaの 誕生日は週末だから、クルマで1泊旅行をしよう!!!!

張り切るHideに、“どーせBMWを運転したいだけでしょ・・・”と思わないわけでもなかった。が、終わってみればGo:teborg(ヨーテボリ)への1泊旅行は想像以上に愉しいイベントになった。

Lundから2時間半(最高時速は200Km/hを記録)ほど、ひたすら高速道路を北上すると、スウェーデン第2の都市Go:teborgに到着する。

初日に出かけたのはLisebergという遊園地。ギリギリだけど “身長110センチ” を自称できるようになったYouは今回、想像以上に高く/速いアトラクションに乗ることができた。

(入場ゲートに設置された身長測定用の柱では、“チョットだけ背伸び” する技を駆使させた。オトナとして正しいかどうかより、Youが愉しめることのほうが重要)。

Hideはもちろんのこと、Ayaでもちょっとゾクっとするようなジェットコースターを終始大笑いで愉しむのにはさすがに驚いた。回転ブランコ(写真)では、鳥になった気分なのか、ウットリと青空を見上げる表情が印象的。この子、本当にいつか空を飛ぶんじゃないか。

一日遊んだ後は、ミシュラン1つ星のレストランで豪華なディナー。ゴチソウサマ~。

36歳の抱負は特にないけれど、来年37歳の誕生日を(ふたたびスウェーデンで)迎えた時、家族と私自身にとって良いいちねんだったなぁと振り返ることができれば、すごく幸せだと思う。

2009/09/18

美味的(Aya)

中国から赴任してきた同僚Jessieとランチをしていたある日、「スウェーデンの料理は奥が浅い」という話題で意気投合した。お互いに、中国料理/日本料理を自宅で作るのに苦労する・・・・という話も。

料理が好き・得意というJessie。その時の話題を覚えていてくれて、お手製の一品をわざわざ会社までもってきてくれた。牛の塊肉を色んなスパイスで煮込んだ(と思われる)一品は、香り高くて本当に美味。そこら辺の店は言うまでもなく、日本のソコソコの中華料理店レベルは余裕でクリアしている。

家庭料理でもこんなおいしいもの食べるんだぁ・・・。ホンモノの中華料理をいただけた想定外の夕飯に、大・大感激。

やっぱり、食は亜細亜。誰が何と言おうと。

2009/09/17

天高く(Aya)

異常気象の9月。朝は一桁に下がる気温も、日中は20℃近くまで上がる。まだ、マトモな外套を着て仕事に行く必要がない。

連日の晴天も、地元出身のスウェーデン人に言わせるとかなり特別なのだとか。嵐の前の静けさじゃないんだけど、ちょっとオソルオソル愉しむ感じ(浮かれポンチになりすぎると反動が怖い)。

今日の帰宅時に見上げた空(18:00)。ウロコ雲と呼ぶんだっけ。世界クラスのスウェーデンの空は、高く、健やかに、美しい秋を演出してくれていた。

仕事が変わって、現場(ライン)の人事の立場で周囲を見回すと、必ずしも健やかでない事象が驚くほど多いことに気づく。外様であることを活かしつつ、“べき論”ばかりを突き付けるのではないアプローチで、この会社が健康を取り戻すプロセスに少しでも貢献したい。

お天道さま、力をください。

2009/09/14

備えあれど憂い(Aya)

やたらと暖かな日が続いた9月。街行く人々の中には、未だ短パン半そでのツワモノもいるくらい。

が、日の長さは、秋分の日の12時間キッカリに向け着実に短くなっている。なんたって、就寝時刻と起床時刻にどちらも暗いんだから。

気温もそれなりにスウェーデンらしくなりつつあり、今朝は10℃。キリッと引き締まった晩秋の朝のような空気を、ここスウェーデンでは9月に味わうことができるってことを思い出させる朝だった。

さてこれからの季節、気がかりは病気。H1N1であろうが季節性インフルであろうが、コワさレベルは一緒。で、気休めかもしれないけど揃えたのはうがい薬と手指用の消毒ジェル。帰宅時のうがい&手洗いはYouにもしっかり叩き込んでおいた。毎日泥だらけで帰宅するYouにとっては、自宅よりもガッコウでの手洗いが大事なはずだけど、どの程度徹底されているのかは不明(少なくとも、泥が付いていないきれいな手で帰宅した日はほぼ皆無)。

昨年は一家でほぼ無病の冬を過ごすことができた。今年は2年目。気持ちのゆるみもあって一家でウィルス感染!! なんてありがちなストーリーに陥らないように、予防線張っていきたい。

スウェーデンでは全住民分のワクチンを揃えるとのこと。治験がかなり異なる特徴の人種に対して行われているワクチンだと思うと、ちょっとコワかったりもする。

2009/09/12

ご対面(Aya)

妹ができました~!!

・・・かのような表情のYou。実際は、同僚Tに先月生まれたMayaチャン。まもなく生後4週になる今日、待望のご対面を果たすことができた。

最初はMayaチャンを抱く私の隣に張り付き、興味津津&オソルオソル観察していたYou。クッションをうまく利用して独りで抱っこすることができて、たいそうご満悦。

単なるコントラストなんだろうけど、Youが巨大かつ大人びてみえる。

AyaHideもこんな小さな赤ちゃんに触れるのは久しぶり。柔らかさや温かさ、独特の匂い(乳くささ)などは、半分以上記憶から消え去りかけていた。

延々と続く睡眠不足の日々や、イミフメイの夜泣きにどうして良いかわからない夜、訳もなく涙ポロリになってしまう不安も、もう遠い過去のできごと。

単身赴任中の妊娠、出産(初産)、その後の育児に際して、全てではないにしても多くの時間を独りでこなしているTには脱帽。私なんて出産後1カ月近くも、実家の世話になってのんべんだらりとしていたような気がする(それでも充分つらかった)。

ここスウェーデンの小さな赴任者コミュニティで、フェーズこそ違えど、同じWorking Parentの経験を共有できる女性の同僚に恵まれるのも、とても幸運なこと。

2009/09/11

親密(Aya)

最近、週の後半に近づくと、毎週のように同じ会話が繰り返される。

「Fridayにさー、Amit(またはCandy)がYouのおうちにきたいっていってるんだけど、いい?」

あるいはその逆の「Amit(またはCandy)のいえにいってもいい?」

AmitとCandyはそれぞれイスラエル、ベトナムからきた仲良しのオトモダチ。いつもこの3人が学童のお迎え遅刻常習犯・・・そんなことで親同士も交流がある(イスラエル、ベトナム、日本が遅い = 労働観と文化が表れてるでしょ)。

先週末はAmitの家に数時間あずかってもらった。で、今週は彼女が我が家へ。2人で仲良くお風呂に入り、ご飯を食べて、DVD観賞・・・・その間甘えてマトワリついてくることがないので、独りのときよりむしろ楽。

赴任前、幼稚園に通い始めたころ、同じマンション内のおトモダチとお互いの家を行き来するのがちょっとしたブームになったのを思い出す。同じ棟内の家を行き来するのとは違って送迎という手間はかかるけど、ここスウェーデンでもそういう付き合いができる交友関係を築けたのは素晴らしいことだと思う。

“きょうは(Amitがいるんだから)トーチャンとAyaチャン、けんかしないでね”

それまでの会話はすべて英語だったのに、突如日本語で耳打ちしてくる6歳女児・・・・・。ハハハハ、そういえばこの1週間、何度か険悪ちっくな会話になったことがあったもんね。

ムスメの大切な客人のためにも、今夜は平和に和やかに過ごそうではないか。

2009/09/10

羨むべき脳(Aya)

Youの英語、急成長中。

3週間前に始まった小学校、早々に馴染んでくれたことにゆったりと胸をなでおろしている場合じゃなかった。

会話の中に現れる単語や表現、微妙な言い回しが著しく豊かになっていて、一日に何度も驚かされる。

だけではなく。いつの間にかソレナリの絵本が読めるようになっているではないか・・・・。字面と絵柄を見ながら、音で記憶している単語と結びつけ、文章として読むこと身につけていくプロセスは、ひらがなを学んだ時のそれとよく似ている。

『閉口=呆れる』という意味なのであれば、その逆は開口??!?! ニホンゴにもあまり自信がもてないハハ。

自分が日々の物忘れと戦う傍らで、伸びやかに将来への礎を築き続けるムスメ。希望を託せる存在があることも、アンチ・エイジングのひとつかもしれない。

2009/09/08

なによりの(Aya)

半分本気の冗談は、その真意が相手に伝わるだけに気をつけて言わなくてはならない。

昨晩から3泊の予定でLund出張の大先輩に、「何かお土産でほしいものがあれば・・・」と聞かれ、「新米を!(冗談です)」と答えた結果がコレ。

新米コシヒカリ、なんと、5kg!!!

あらららら、これは申し訳ないことをしたと思ったし、口にも出した(と思う)けど、顔はひたすらニヤけるばかり。他の何をいただくよりも、本当に嬉しいお土産でした。

Fさん、重たいものを本当にありがとうございます。明日からしばらくは、朝食にもご飯を食べることになると思う。

赴任時に引越し荷物で送った玄米はまだ少し残っている。任期延長が決まりが在庫が気になる一方、玄米で持ってきたのは大正解と、Hideの発案に座布団一枚。2年前の米でもかなり美味しい。

2009/09/07

A Weekend in Copenhagen (Aya)

1泊で隣国デンマークへ。

目的は2つ。ひとつは友人宅O家訪問。Sony Nordicに赴任中の若いご夫妻+3歳の娘さん。赴任当初からテニスを通じてお付き合いがあり、先般のテニス合宿でもご一緒した。カールスバーグ工場見学(見学というよりは、2杯無料で呑める方が主目的)、日本食レストランでの食事、そしてO家お泊まりコースでドヨウビをすごす。

もうひとつは、散髪 on ニチヨウビ。コペンハーゲンから20kmほど北に行った町に住むKazueさんは、デンマーク人男性と結婚してこちらに住む美容師さん。美容院探しに困る赴任者とその家族が彼女を頼って国境を越えて訪れる。とても素敵な女性だということと、“Ayaサンと気が合いそう” という噂は、度々耳にしていたんだけど、うんその通りでした。

伸びっぱなしになっていた髪を切ることができたのはもちろんのこと、Kazueさんとの会話や、散髪後のワイン+軽食がとても愉しかった。ご主人のJensもスゴク素敵な人。スウェーデンから遠路はるばる運転してでも通う人々の気持ちが、すんなり理解できた。

これまでは日本出張のタイミングで切っていた髪。出張機会激減して困っていけど、安心して任せられる人ができて、よかった。

おまけというかついでというか・・・Hideが(勝手に)購入したBMWも初体験。ハイ、クルマ好きにとってはタマラナイ系の自動車なのでしょう。その気持ち(だけ)は理解します。