2009/04/16

里心(Aya)

「ねぇ、5月21日、22日ってスウェーデン連休らしいけど、特に予定がないね。」

Ayaの発した一言にHide即答。

「日本帰るか?!」

会社のルールで、赴任後1年経過すると里帰り休暇取得の権利が発生する。これを利用しようというアイディア。“いつ里帰りしようか?”ネタについてはこれまでも何度か話題になっていたが、仕事や他の旅行の関係で日程をツメきれずにいた。

と、いうわけで、5月15日~24日の日程で急きょ日本に帰ることに決定。Youにとっては丸1年ぶりの故郷。最近は出張の機会も激減していて、AyaHide家の食糧庫は品薄状態になっている。買い物にもちょうどよいタイミングかもしれない。

幸せだな・・・・と思うのは、帰郷の機会を首を長くして待ってくれる家族がいること。このチャンスに “会いたい!!” と思う人、“集まろうよ!!” と言ってくれ人がたくさんいること。本当、身に余る光栄です。

改めてカレンダーを眺めると、今週末から7月末までの約3カ月で、出張も含めると7回の海外渡航が予定されている。

36歳目前にして、体力勝負の夏になるかも。

2009/04/14

北欧なリゾート(Aya)

3泊のÅre滞在期間中、AyaHide共に強く印象に残ったことがひとつ。

“なんか、周囲の視線が気にならない・・・・??”

珍しいのだろうか? 老若を問わず、AyaHideYouをチラッと(あるいはジッと)見る人々に頻繁に遭遇した。

確かに、滞在中私たち以外のアジア人家族を見ることはなかったし、会話から聞き取る限り、ほとんどの宿泊客はスウェーデン/ノルウェー/デンマークのいずれかの国の人だったと思う。

(聞くところによると、最近ではロシア人旅行客も急増しているらしい)。

でも、アジア系の顔なんて世界的に見ればそう珍しいもんでもないし、そぉ~んなに見なくてもいいのに・・・・と、少し居心地の悪さを感じたのも事実。

南スウェーデンに住み、日瑞Joint Ventureの会社で働いている限り、そんな経験をすることはきっとないのだろうけど、北方ではやはり珍しいのだろうか。でも、移民の国だしなぁ・・・。興味深い。

日本に住む外国人の気持ちが、少し分かった気がする。

2009/04/13

もうひとつのハジメテ(Aya)

休暇2日目。

晴天に恵まれ、気温は10℃ちかくまで上がった。よしよし、これぞ望んでいた春スキー。向かうはチビッ子向けと勧められた中腹のゲレンデ。

それにしても、チビッ子たちの「チビ」レベルが半端じゃない。まだオムツしてるような赤ん坊を含む、確実にYouより小さい、マメツブみたいな子どもたちが、小さなちいさなスキーを履いてスイスイ滑っているのには、初っ端から驚かされた。

「やっぱ、雪国の子どもたちは違うわ・・・。」

と思ったのもつかの間。子どもの能力を、安易に“土地柄”で結論付けるべきでないことを、直ぐに思い知らされることになる。

1時間のプライベートレッスンから戻ったYou。なんと、すでに“マメツブ”スキーヤーの仲間入りを果たしているではないか。AyaHide仰天。

初めてのスポーツを習うのに、いきなり見ず知らずのスウェーデン人男性と2人きりにさせられて平気だっただけでもスゴイのに。ちゃんと独りでリフトに乗り、板をややハの字に広げた姿勢でスーッと坂を滑り降りている。転んだら板の裏を谷側にそろえて立ち上がり、またスゥッと滑りだす。止まりなくなれば内側のエッジをかけてブレーキをかけている。

“Ayaチャン、みて、みて!!” と言いたげな、少し誇らしい笑みを浮かべながら、すべての動作を愉しんでいる。

この子が5歳で経験した数多くのハジメテに、この日、新たにスキーが加わった。 パチパチ。

かたやスノーボードは6年ぶりのAya・・・・次回から“趣味”の欄に“スノーボード”と記載するのは止めておこうと思うに至った。私のリストからは、項目が削除されるいっぽう。

寝台列車の旅(Aya)

イースター休暇を利用して出かけた、北緯63度のスキーリゾートÅre(オーレ)。ノルウェーとの国境に近く、スキーのワールドカップなんかも開催されるらしい。

今回の目玉のひとつは、片道13時間の寝台列車の旅。HideとYouは寝台列車初体験(Ayaはその昔、タイで一度経験している)。ちょっと奮発して予約したのは3人用のコンパートメント。

3畳ほどの空間に3段ベッドと洗面台、荷物やコートを掛けるスペースも工夫されて配置してあって、快適、快適。

乗り込むや否や、夕飯に準備したお弁当と、保冷剤と一緒にもってきたビールをあけて、ハイ、晩酌開始。Youもいたく気に入ったらしい。

往路は17時半Lund発で、翌朝8時着。揺れも騒音も想像以上に少なく、疲れの少ない旅になった。

宿泊はÅre Station直結のリゾートホテル。この辺りではいわゆる貸別荘(マンション)が主流なんだそうだが、このホテルには大きなプールやサウナなど、子連れ向き施設が充実していると聞き、楽をしてみた。

さぁ、現地3泊+車中2泊旅行の、はじまりはじまり。Youの初めてのスキー、Ayaの6年ぶりのスノーボードには、どんな展開が待ち受けるやら。