2008/07/30

Ad hoc 休日(Aya)

急に決まった5連休の初日。前日の仕事帰りのテニス@屋外で少しダルいこともあって午前中はのんびり。掃除や洗濯など、いつもなら土曜日にやることをこなす。

並行して、木~日の行動計画を立て、昼には予約も完了。予定通りストックホルムにくるまで行くことにした(650km)。ただ、全日程を大都会で過ごすのはちょっと疲れるかな・・・とも思い、帰り道に1泊、スウェーデンの「ガラスの王国」を訪れることにした。いくつものガラス工房が集中するエリアで、最も有名なKostaの工房そばのホテルを予約。かつてはガラス職人の仕事後の楽しみだったという、工房内でのディナー(ヒットシル=ガラスを作製した炉”Hytt”の余熱を利用してニシン”Sill”を調理する伝統の夕食)も、バッチリ予約。

行動計画が立つと、とりあえずひと安心(立てなくても平気なHideとは違うんだな、これが)。

午後は、電車でぷらりコペンハーゲンへ。隣国とはいえ建物の様式や人種、町並みの雰囲気もかなり違う気がした。暑かった&夏休みシーズンで観光客が多かったこともあり、やや人酔い。路上喫煙する人がスウェーデンに比べてすごく多かったのが気になってしまった。お決まりの、ロイヤルコペンハーゲン本店は、冷やかしがてら入店、もちろん手ぶらで退店。

知人に紹介してもらった、おいしい焼肉店で、久し振りの日本の(ん?韓国っていうのかな?)焼肉に大満足。JSTV(衛星日本語放送)も楽しんだ。


どこに行っても、最大の楽しみは呑み食いですな。

2008/07/29

ビジター(Aya)

東京出張の機会を利用して、「引っ越しました葉書」を150枚くらい送った効果か、このところ沢山の方がBLOGに遊びに来てくれているようです。ありがたや。

今週は生身のお客さまも、ルンドくんだりの石川邸にご来訪。Ayaの前任でここに駐在していたA夫妻と、赴任2年を越えるルンド大先輩E。

Youは基本的にはお客さまが来るのが大好き。でも、妙にシャイな性格で中々打ち解けない時がある。最後まで押し黙っていたクセに、帰ってから「○○ちゃん、今度はいつ来るの?!」って次回を楽しみにしていたり。

「それじゃ相手に伝わらないよ・・」と思うんだけど、Hideに似てもAyaに似ても、きっとそういう性格になっただろうから責めらんない。

今回は珍しく、かなり早い時間に慣れたらしく、ボールや庭の花木で遊んだり、自分から話しかけたりする姿がみれた。しまいにゃ、薄暗い部屋で博打か?!と思いきや、これは「神経衰弱」対戦中。かつては大得意だったこのゲーム、AyaはもうYouには勝てなくなってきている。32歳の女子2名は互角な戦いだったらしいが、この3年の差が、でかいのだ。

大好きな「スウェーデンの黄色いおうち」に、これからも沢山のビジターが来てくれますように。

2008/07/28

強制休暇(Aya)

今日も素晴らしい晴天と28℃のルンド。1週間ぶりのオフィスでは、一部のメンバー(本当に極・ごく一部)が休暇から戻ってきていた。が、バケーションシーズンが始まって3週間目にして、まだ・まだ会社はし~ん・・・・。さすがのジャパニーズな私も「なんか、損してない?」という気分に。

上司のMichaelも、水曜日から2週間の休暇 in Spain。会社がリストラムードになって以来ずっと忙しそう&不機嫌だって彼もサスガに機嫌が良い。


彼が不在期間中の出張を承認してもらおうと話しかけた私に一言、「出張は承認してやる。その代りAyaも5日間(週末除く)休暇を取りなさい。でなければ、承認しない!」

顔は本気。Deal成立の握手を求められ、周囲の同僚も証人として立ち上がる。

うわ、ここはやはりスウェーデンなんだ・・・・。

とは言え、よく考えてみればナントモ贅沢な話。そして、上司同僚の配慮にも感謝すべき。結局戸惑いなく握手したは良いものの、肝心の休暇計画がまとまっていない。とりあえず、ストックホルムで開催予定のATP女子ツアー観戦にくるまで行くとするか(片道650km)。


あるいは、ビーチでこんな水平線を眺めているだけでもいいのかもしれない。

2008/07/27

猛暑?(Aya)

出張から帰国した週末は土日ともに快晴&気温が高い天気になった。普通に過ごしていて汗をかくことが珍しい南スウェーデンにとっては、これは猛暑の部類。だって、28℃もあるんだから、暑い暑い(日本の皆さまにとってみれば贅沢なハナシだと思うけど)。日差しの強さはむしろ日本より強く感じる。高い緯度のせいで、陽の角度は低く目を突き刺すよう。

でも、こういう天気に見舞われると、同時に「これも長く続く筈がない」「いつ終わっちゃうんだろう」という、焦りとも諦めともいえぬ思いに駆られてしまうのも事実。

出張疲れに気付かない振りをして、早々にドライブに出た。買ったばかりの自転車キャリアに3台積んで、ドライブ30分ほどの湖畔へ。

抜けるような青空と色づき始めた小麦畑のコントラストが、本当に美しい。時折、風車なんかもあったりして、田舎風景が大好きなAyaHideにとっては、タマラナイ。スウェーデン人になりたいと思う瞬間。半年後(冬)に同じことを言っているかどうかはわからない。

Youは冷たい水に唇を紫にしながら、湖でひと泳ぎ。その後、湖畔の農道を短いサイクリングに出た(Youにとっては初めての公道?走行)。


補助輪が取れたことをこんなに何度も報告するな!って感じですが、砂利道を上手に走る娘の姿が誇らしい。