2009/08/29

M3 (Hide)

やってしまいました...

社会人になってクルマを初めて買う時に一度検討したM3。6月からインターネットのぶつぶつ交換サイト(すべての国民情報がほぼオープンのスウェーデンでは日常的に使われている)blocket.seで必死に探していました。

スウェーデンでの中古車販売現状、その信頼度、市場価格、知らないスウェーデン人に飛び込みでのアポとり、駐車場状況などがおおよそ分かってきたところで、飛び込んできた情報でした。早速金曜の晩に連絡し、土曜日見に行ってみました。そこは自動車修理専門店。そしてそこに努めているJ氏のクルマ。自分の兄がクルマ屋で働いていて毎日きれいな状態に保っていたのと同等の質。

この型の価格下落はほぼストップしており、質を落とさなければ同等で売れる。日本だったら3~5割高は間違いない、ということも考慮した上、土曜、日曜にAyaとじっくり話し、まだ同意はないものの理解はしてくれ、決断しました。Youもビーエムダブルカッコイイ、とご満悦。小学校の後、洗脳しておきました。

夏のバケーションで買い込んだお酒も早くも尽きてきたので、早速週末ドイツ旅行を組みたいと思います。

2009/08/27

スタートダッシュ(Aya)

Youがすごく元気。

入学早々、“Youシフト(朝は一番に登校し夕方は最後にお迎え)” を開始しつつ、そうは言ってもしょっぱなからじゃ可哀想かな・・・と思っていたのだが。

18時ちょっと前に迎える時、帰宅して日本語のドリルをする時間、お風呂、食事・・・エネルギーレベルが落ちない。その日にあったことを愉しそうに話ながら機嫌良く過ごしている。

“気力にあふれている”感じ。

で、8時を回ったころ、急速に電池が切れてzzzzz...... 親にとってはベストパターン。

新しい学校が気に入ったんだろう。毎日先生やともだちと上手くやれているんだろう。よかった、よかった。

今日は左脚のスネに大きな擦り傷を作って帰ってきた。休み時間に遊んでいる時、友だちが持ち上げた大きな石の尖った角でスパッとやったらしい。

その内、疲れを出す時がくるのかもしれない。外面の好いこの子のことだから、今は周り中にいい顔振りまいているのだろう。

でも、新入生としては合格。良い環境を提供してくれている先生や学童スタッフにも感謝。

2009/08/25

ハハも次の一歩(Aya)

厳密に数えると3回目。でも今回のは割と大きな変化です。異動します。たぶん、来週あたりから(この辺りのユルさのせいで、実感湧かないんですけどね)。

コーポレート(本社)人事で、基幹人材発掘・育成まわりの企画業務をしてきたのが、これまで。こんどからはセールス & マーケティング組織で、ライン組織をサポートする人事(HR Business Partnerと呼ぶ)の仕事がメインになる。つまり、現場系。直接、ラインマネジメントや社員個人との接点をもつことになる。

希望が叶っての異動だし、これに伴ってスウェーデンでの任期も延長になると思われる(2010年末まで)。家族にとっても良いニュース。

唯一のビックリは、『これまでの業務も継続(兼務)してね』のボスのひと言。ええええっ!! それって単純計算で2人分の仕事。昨今のビジネス環境もあってか、Dual Assignment(兼務)は人事の中でブームになりつつある。

“アンタならできる” と思ってもらえてるんだろう、とか、必要な試練なんだろう、とか、前向きに捉えていますケド。

Youチャン、臆病者のハハにも次の一歩がやってきたようです。アナタのようにスグに打ち解けて、バンバン結果を出していけるよう頑張るから、応援してね。

2009/08/23

A Perfect Weekend (Aya)

『完璧な週末だったね。』。

お昼が遅かったので簡単に済ませた夕飯を挟み、Hideとこんな会話を交わしたニチヨウビの夜。

この週末は待ちに待った、“Tennis Camp in Båstad” だった。Båstadは南スウェーデン有数のリゾート地。海辺の軽井沢のような場所。

親しいテニス仲間と週末を過ごしテニスをする(& 酒を呑む)だけでも相当のイベント性なんだけど、今回はなんと、先月Robin Soderlingが感動的な優勝を果たしたSwedish OpenのCenter Courtが予約できてしまった!!!のだ。

しかも、ここのところ不安定で予報がほぼ当てにならない天気が続いていたにもかかわらず、土・日とも快晴。風もおだやか。コレ、この地方では快挙に近い幸運。

一般コートで2時間ウォームアップの後、センター・コートに移動してからはそれぞれ持参のカメラで記念撮影しつつ、スタンド(観客席)があることによるボール音の反響とか、公式試合をするコート故の細かい設備の違いに妙に感動しながらの2時間を過ごした。

このコート、2年前はNadalが優勝してるんだよなぁ・・・(ちなみに、利用料金は一般コートと同じ160SEK/時)。

テニス後は美しい夕日を眺めながらビーチでシーフードBBQ。贅沢じゃぁないの。で、ホテルに戻ってからは、当然2次会(“呑み部屋”はAyaHideYouの部屋を提供)。

渡瑞前、春はテニスクラブの仲間と、秋はHideの大学時代の仲間と、恒例のようにテニス合宿をやっていた。それをこの地スウェーデンでもやってみたいと思い入れていたHideの希望がひとつ、かなった日。

合宿そのものはもちろん、そういう活動が一緒にできるような距離感で付き合えるメンバーと出会い、コミュニティを作ることができたことに心から感謝。みなさん改めてありがとうございます。

2日目、チェックアウト後は近くの港から30分ほど沖あいの島でのんびりとすごす。自然保護区になっているとのことで特段なぁにもない島なんだけど、手つかず的な自然が美しくて、静かで、心洗われるひとときになった。

『これで、夏が終わっても思い残すことはありません。』 とまでは言わないけど、夏の終盤にこの経験ができたのは本当に幸運でした。

こういうのを、Rechargeっていうんだろうな(先般もドイツでしっかりRechargeしてきたところなんですが)。