2010/06/24

Lund一望の空中散歩(Aya)

6月23日(水)。一年越しの望みが叶い、ついに熱気球飛行が実現。

きっかけは昨年のHideの誕生日。お祝いに空の散歩をプレゼントしようと思ってチケットを購入したのが、長いストーリーの始まりだった。

前払い制で、購入決済してからフライトの予約が可能になるシステム。“すぐに乗れるんだろう”なんてタカくくって、結構なお値段にもかかわらず気軽に買ったのだが・・・・。その後予約を繰り返すこと10回超。毎度まいど悪天候でキャンセルとなってしまっていた。

考えが甘かったのは事実。だってココはスウェーデン、1年の半分は冬じゃないの(気球の運航期間は5月から9月のみ)。しかもココはスコーネ地方。雨が多くてと風が強い地域だってのは重々承知だったはず。

そりゃ、キャンセルにもなるわ・・・。

それでも最後の望みを託して、Ayaの短いスウェーデン滞在期間中に予約を入れた23日、有効期間1年間のチケットが期限切れになる1週間前になって、飛ぶことに!!!

感動もヒトシオ。

Lund市内の小さな公園に集合した後、飛行準備を手伝う作業からイベントはスタートする。

バルーンを広げて、バスケットに接続し、





巨大扇風機である程度空気を送り込んだ後、バーナー(巨大!)で空気を熱すると、徐々にバルーンが浮かび始める。

この間、浮かび上がりそうなバスケットをスタッフが押さえる中、乗客は素早く乗り込む。







バーナーの熱と轟音は、想像以上。










飛行ルートはその日の風向きで違うのだとか。出発地点も、着地地点も、その都度決めるらしい。

今回はLund市上空。2年ちょっと住んだ我が町を、帰国直前のこのタイミングで、上から一望する機会に恵まれるとは。

さらに感動。


着陸はLund市郊外の草むらで(パイロット曰く、“着陸地点はテキトーに決める。ちょっとしたスペースがあればどこにでも降りれるからね”)。





バルーンをたたんで片づける作業を手伝って、シャンパンで(無事を)祝って全行程終了。

ちょうど、夕日がきれいな午後9時でした・・。

もう飛べないんだろうと諦めていたのもあって、これは想定外の嬉しいイベントになった。これまでキャンセル続きだったにも関わらず、Lundを離れる直前になって飛べたのは、

『単なる偶然じゃなくて、何か意味があるみたいだよね・・・・。』

帰宅後の簡単な夕飯を挟みながら、ちょっと温かな気持ちになったAyaHide。

2010/06/23

サマー?スクール(Aya)

気温は15℃足らずでも、夏休み。Youは、先週今週とテニスのサマースクールに通っている。

月曜~木曜の朝9:00から11:30、爽やかな青空の下たっぷりと運動できるのがうらやましい。児童数20人余りに対して、コートは4~5面使用。なんという贅沢。

コートからオフィスはクルマで5分とかからないので、9:00に送り届けた後出勤し、11:30にピックアップして学童まで送り届けて、またオフィスに戻ることができる。

両親が働いていても、これが可能な環境なのは、田舎町ならでは。

相変わらずダントツで低身長のYou。頭ひとつ分もふたつ分も大きな子どもたちに囲まれて、でも、たくましく練習しているらしい。靴やラケットのグリップは、アンツーカーの土で日に日に赤く染まっていく。まじりっけなしの太陽光を浴びて、顔が浅黒くなってきた(注:日焼け止めは塗ってるのですが)。

こういう毎日を愉しんでいる一方、残された日数が僅かだと思うと、ちょっと切ない気持にもなる。

クヨクヨしても何もはじまらない。帰国後だって、工夫次第でYouに豊かな学習環境を用意することはできるはず。

おセンチは程々にして、前に、前に進むのみっ。