2008/07/18

セットアップ完了報告(Aya)

船便の2便目(=航空便2便も合わせると合計4便の内の最後の荷物)が到着。前回同様、きわめて手際が良く気が利くお兄さんたちにも助けられ、パパッと片付いた。4便合計で、ざっと150箱といったところ。輸送費と引越作業員の人件費のの合計と、運ばれてきたモノたちの価値の合計を比べたら、一体どっちが高いのだろう・・・・。

ま、使い慣れたものたちやお気に入りの家具、こちらでは絶対変えないAyaサイズの服や靴をもって来れたのだから、セコい金勘定は止めておこう。

お待ちかね、Youの自転車も到着。補助輪なしで乗れるようになった姿を早くみてみたい。

今回の目玉商商品?!は、合計80kgの米。これまでに到着していた約40kgに加え、今回は玄米を中心に大量仕入でござい。精米機は義理の姉から譲ってもらった。写真は30kgの玄米が入った袋。こんな大きな米のカタマリ、初めて見た。


客用布団も到着。ソファーベッドも含めると4人位は宿泊可能な家になった。

さぁ皆さん、スウェーデンの美味しい空気と大自然を感じる旅はいかがですか?ゲストルームを空けてお待ちしていますよ~。

え~食糧庫にもまだ幾分の空きスペースがございます。ご参考まで!

2008/07/17

こどもと向き合う(Aya)

今朝、Hideと2人で受講した異文化研修で、たいへん重要な情報を得た。

「スウェーデンでは、公の場で子ども(我が子)を叩くのは犯罪

ギョギョ。これは想像以上。確かに、親が子を叩くあるいは叱る姿を目にすることは、まずない。基本的には子どもの意思と自由を尊重する(≒やりたいようにやらす)か、本当に困った子チャンな状況に陥った場合も、

(1) しゃがむ(=子どもの目線に降りる)
(2) 静かに語りかける
(3) 「駄目でしょ」などと諭すのではなく、「なぜそういう状況に陥ったのか」本人の弁明を聴く

のだそうだ・・・・。その背景には、


(a) 親子であっても権力に格差なし。対等。
(b) 子どもは社会の資産。子育ては親の私的事業ではなく、子どもは社会で育てるもの。親であっても我が子に手を上げるのは許されない。

という価値観があるのだという。

いやいや~美しい。素晴らしい考え方じゃないの!!しかーし、残念ながら、Ayaには無理。できません。そんな忍耐力はありませーん。

幸いにして(笑)まだ、公の場でYouを叱りつけたり叩いたりしたことはない。ニコニコ笑顔を保ちながら、穏やかな口調を保ちながら、グサッとくるような言葉(日本語限定)で叱る術を身に着けなければ。

そんな母の企みも知らず、Youは今日も帰宅の車でzzzz。この時ばかりは100%天使。

2008/07/16

ことば(Aya)

昨晩は平日から友人招いて庭でBBQ。(またも)呑み過ぎた。ドイツとベルギーのビールはやっぱり旨いなぁ。文句言いながらもTypical Swedish Summerを愉しんでいるAyaHide。

さて。

Youの英語は日に日に上達しているように思う。本人は「家では日本語」と決めているし、私たちの前では「恥ずかしい」からと言って英語を発することは殆どないのだけど、ときどき、「○○ってエーゴでなんていうの?」と聞いてきてドキっとさせられることも。

今はまだ「センセー、トイレットペーパーがありませーん」などの簡単なフレーズばかりなんだけど、そのうち「ごめん・・・・アタシも分かんない(悔)」って返答しなくちゃならないようなことを聞いてくるのだろうか。

一方、日本語はどうしたら良いのだろう?何せ、これまでYouの知的教育はほとんどが自宅外(保育園・幼稚園)で施されていた。HideもAyaも、ちゃんと彼女に言葉を教えた経験がないのだ。

とりあえず、バァバからもらった日本の昔話を時々読んで聞かせているが、シリーズ全冊を丸暗記する日も近そう。時々、日本の幼稚園や小学校でどうやって言葉を教えているのか、気になったりもする。でも、あんまり敏感になっても仕方ないとも、思う。

ところで、Hideの微妙~に広島弁イントネーションが混じった読み聞かせは聞いていて面白い。が、そのうちYou に発音を正される日がくることうけあい。

2008/07/13

世界レベル(Aya)

レゴランドに行く筈だった朝、キャンセルしたし・・・とダラダラ8時ごろまで寝ていたら、Hideだけ様子が違う。独り先に起きて食事も済ませ、なんとなくソワソワしている。

半分気付かないふりをしつつ、彼がSwedish Open決勝を観戦に行きたいと思っていることはわかっていた。何せAyaHideYouが住むLundから車なら1時間のところでやっているとのことだし、先日飛行機で一緒になったJonas Bjorkmanがダブルスで出ているのだから。

前売りチケットは完売であることを知りつつ、「きっと入れる」と信じて止まないHideを55%くらい信じて、午前10時出発。Youの熱はすっかり下がって元気いっぱいだった(チッ、レゴランド行けたジャン)。
開催地Bastadは小さな町だけど、会場近辺は多くの車でにぎわっていた。ほら、入れる訳ないジャン・・・と思ったが。

こういう時のHideの予感は本当に当たることが多い。予想に反し、当日券は難なく入手。海辺のスタジアムに入場するや、やや引き気味だったAyaのテンションも一気に上昇。

久しぶりに生で観るテニスの試合、しかもWimbledonのファイナリストぺア。超・超・超格好いい!!

今大会、スウェーデン人で決勝に残ったのはBjorkmanのみ。しかも、彼は今年で引退することを表明しているとのこと。かつてシングルでATPランキング一桁台だったころのことは覚えているが、こんなかたちでその後の活躍が続いていたことは知らなかった。Ayaはもちろんのこと、Hideは大・大感動の様子。

楽勝で優勝を決めた時、スタンドはスタンディングオベーション。この瞬間(スウェーデンオープンでスウェーデン人選手が優勝した瞬間)に、このスタジアムにいることができたのが、とても幸せに思えた。

シングルの優勝はスペインのRobreroが優勝。準決勝でATP4位のFerrerを破っての優勝。サッカーにしてもテニスにしても、最近のスペインは熱い。