2008/05/24

シュウマツ(Aya)

渡瑞後初めての、家族3人の週末。相変わらず時差ぼけのYouは3時から起床。お蔭様(?)で7時には殆どの家事が終了した。せかすYouをなだめすかして何とか9時まで待って近くの公園へ。ブランコ好きは相変わらずのYouだが、周囲の同世代の子どもたちとは未だ絡もうとしない(じーっと観察する。多分言葉の違いを強く意識しているのだと思う。

ルンドには土曜の朝、盛大(?)な市場が立つ。公園の後は市場で夕飯の買出しをした。ヨーテボリからきているという魚屋さんでサバなどを購入。そう、Hide&Youの到着をまって一番にやりたかったBBQをするため!

午後は車のディーラー巡りとIKEAショッピング。日本で買ったYouの机&椅子セットと同じものが、こちらでは4割も安い値段で売っていた。物価そのものが日本の1.8倍くらいだということ考えると、IKEAの企業努力はすばらしいと改めて実感。

BBQを楽しんだ後、Hide&Youは、今夜も20時就寝。暫くは彼らの時差ぼけに付き合う毎日になりそうだ(ようやく、解消したばかりなのに)。

2008/05/23

リアクション(Aya)

感動の再開もつかの間、初日は疲れてスグ寝てしまったYou。Hide曰く、飛行機では1時間しか寝なかったらしい。終始そわそわして緊張した様子だったとか。散々話に聞いていた「スウェーデン」が一体どんな場所なのか、あれこれと想像していたに違いない。彼女の記憶が消える前に、どんなことを描いていたのが、聞いてみたい。

2日目は時差ボケのせいで午前3時からフルスロットル・・。でも、既に空が明るいから「まだ夜だよYouちゃん。」が通用しない。同じく時差ボケのHideはYouとともに起床、Ayaも仕方なく5時に起きて早朝出勤。 

家はたいそう気に入ったらしく、リラックスできているみたい(よかった)。今の関心事は「いつからスウェーデンの幼稚園に行く(行かなければらない)のか」のようで、しきりに聞いてくる。元々落ち着きのない傾向があるYouが、いつもにもましてソワソワした動きをみせるのは、やはり彼女の気持ちの揺れの表れなんだと思う。考えてみりゃ、それが自然。

2008/05/21

仮想独身さいごの夜(Aya)

明日のこの時間には、この家にHideとYouが到着している。きっと3人で食卓を囲んでいる。YouはおそらくAyaとお風呂に入りたいと言い、Ayaの隣で寝ると思う。こちらに来て16日、寂しいながらも独り暮らしに慣れてきたところだった。前夜になってみて改めて振り返ってみると、結構自由な時間を楽しんでいたのかも?!「家では何もすることがないから・・・」と、7時前から出勤したり、好きな時間に帰宅してキッチンドリンカーしながら栄養素無視のテキトーな夕飯作ったり・・・。こんなにマイペースな時間を過ごしたことはYouが生まれて以来なかった。それも今夜まで(チョット複雑)。

でも、やっぱりどう考えても、明日が待ち遠しい。
ただ、Youに会えなくなってしまうAyaの両親や妹には、チョット申し訳ない。

2008/05/20

Equality(Aya)

スウェーデンといえば、子育て先進国、男女平等などのイメージが強い。技術者を中心に構成されるAyaの会社における実態は・・・・(長くなるから)さておき、こんなところにも男女平等が。


写真は会社のお手洗。男女一緒。着任初日に"Where's the lady's room?"と聞いたら、"There isn't a lady's room! " といわれた。聞くところによると、近々スウェーデン全土で歩行者用信号のサインに「女性版(=歩く女性マーク)」も登場するとか。日常利用するものや目にするものを変えることで人々の意識の根底に影響を及ぼそうというアイディアか?! でも個人的にはこういう風にカタチから入るのもアリだと思う。

Ayaが赴任前に取り組んでいた、Gender Diversityや両立支援施策の仕事と、今回この国へ赴任することになったことには、きっと偶発的な関連性があるに違いないと、都合よく解釈している。トイレや信号のサインのような些細なことはもちろん、人々のマインドセットや社会システムなど、色々なことを肌身で吸収して、日本に戻ったときにフィードバックしたい。

Youが社会に出る頃、彼女がどんな課題や使命をもってチャレンジしていくのか、今はまだ想像もできないけど、私が今やっているようなことは「ああ、そんな時代もあってAyaチャンとトーチャンは苦労したよね~」などど笑い飛ばしてほしいものだ。

2008/05/19

International School (Aya)

Youが通う予定の学校。平屋建の校舎(写真)に2学年が入居する。園庭(写真)は広く、砂場、遊具はもちろんのこと昼寝をするスペースも、なんと、外。保育士(?)曰く、どんなに雨風の強い日でも、必ず外遊び(と外昼寝?)をするのだとか。

そういえば、スウェーデン人てどんなに寒くても雨が降っていても、結構平気な顔をして外を歩いている。きっと幼い頃からそういう教育を受けてきているからだろう。厳しい気候との付き合い方(特に冬の間に精神的安定を保つのは一定の訓練が要るだろう)や、自然を大切にする心は、きっとここに起源があるんだろうなぁ・・・と思う一方、毎日Youが泥んこになって帰ってくることを思うと、ややゾッとする。

学費は所得累進制とのこと。Maxでも、2万円/月くらい。税金が正しく使われているのを実感。

Youが通い始めるのは6月2日から。ナント、Ayaはこの日ロンドンに出張・・・。またもや、彼女の重要な一日に付き合ってやれない。懺悔。

2008/05/18

初めて(そして最後の?)庭のある生活(Aya)

Ayaがこれまでの30年超の人生の中で「地面」=一戸建に暮らした経験はかなり

限られている。幼い時に四国の祖父母の家で暮らした期間+アメリカに留学していた期間=2年くらい のみ。今回の赴任で、少なくとも更に2年の「地面」生活が加わることになった。


庭にはバラ(まもなく咲く季節。白らしい)やリンゴ、その他名前を知らない植物が10種類くらい植えられている。

今は未だ、何度破壊してもも翌朝には再建されているクモ君たちの巣や、ハチ君たちの窓からの侵入に、いちいちビクビクしているAyaだが、きっと2年後にはゴキブリを足で踏み潰すくらいの芸当を見につけているだろう。

 水やりと草むしりは、Youのおシゴトにしよう。剪定や枯れないためのケアはHideの任務(つまり、Ayaは何もしなくて良いってことか)。

そうだ。自家製スモークサーモンや庭BBQも、夏のうちに楽しみたい。

週末らしい週末(Aya)

こちらに来て2度目の土曜日。会社の同世代赴任者仲間(女性)が誘ってくれて、Ven島へサイクリングに出かける。


Ven島はスコーネ地方の西側、デンマークとの中間あたりに浮かぶ小さな島。のどかな風景、きれいな空気、ゆっくりと流れる時間を150%堪能。




HideとYouが到着次第、家族でも出かけたい場所。新入りの私を気に掛け、誘ってくれる人がいる環境に感謝。