2010/07/22

本格化(Aya)

さて、本格的に帰任準備開始。

不要物の処分。使える物については知人に譲り、煮ても焼いても食えないものは捨てる。ものすごい量の不要物の中で生活してきたことに気づかされる作業。ゴミ集積場はAyaHide家のものであふれている。

書類・事務手続がらみ。別送品リスト作成、公共サービスの契約終了手続、税金まわりなど。加えて帰国後の家を購入してあるのでその手続も侮れない。これはHideの苦手領域なので、ほぼAyaが担当する。

家財類の分類。家具付きの家だったので、この家のものが間違って日本に送られないよう、事前の仕訳を行う。2年もすると記憶があいまいで・・・。

掃除。2年間生活するといろんなところに汚れが。最終的にはクリーニング会社を雇ってはいるが、自分たちでもできるところはやっておく。写真はテーブルのヤスリがけ。無垢材のテーブルには、この2年間で幾度とな行われたAyaHide家でのパーティーの痕跡(シミ)。1000SEKで購入した電動ヤスリが大活躍。

幸い毎日晴れ。作業を進めやすい環境に恵まれている。愉しかった2年少々の生活を振り返り、精算している感じ。

でも、ずっと作業ばかりではつまらない。夕方にはテニスに出かけたり、同僚・友人宅にディナーに呼ばれたり。ちゃんと遊びも取り入れている。

あとは、来週配送される家具(ソファやコーヒーテーブル)の到着をまって、本格的な引越作業、か。

その前に、『数泊でもどこかに旅行したい』と、隣で呟くHide。この天気だし、気持はわかる。

2010/07/18

ここで始まったツアー生活(Aya)

・・・・なんていうと引退したプロ選手のようなんですが。

3年連続3度目の観戦に訪れたのは、Båstadで開催されるSwedish Open決勝戦。連日の熱波はひと段落して、高原の夏のような陽気に恵まれた7月18日、今回はご近所同僚のT家を誘って5人でやってきた。

昨年の夏、Lundテニス部で合宿で利用したセンターコートはすっかり商業仕様に。(いやむしろ、このコートがガラガラの状態で、一般市民のクセにテニス合宿に利用することのほうがおかしいんだって)。

男子シングルスは、地元のヒーローRobin Soderling  v.s. スペインのNicolas Almagro。順位はもちろん、スタンド全体を味方につけるんだから当然Robinの2連勝でしょう、と決めてかかっていたのだけど、結果はフルセットでAlmagroの勝利。ATP250の比較的小規模な大会とはいえRobinにとっては地元。それはそれは悔しそう・・・。が、観る側からすれば、見どころの多い良い試合だった。会場全体の雰囲気も含め、Swedish Openは観る側にも心地よい大会だと思う。

思えばAyaHideの2年にわたるテニス観戦ツアーは、ここBåstadで始まった。2008年のSwedish Openに感動したのをきっかけに、その後、ストックホルム、バーゼル、モンテカルロ、ハンブルグ、Wimbledonなど、観戦したツアーは10大会を超える。

そうか、つまり今日の観戦をもって、ATPツアーめぐりもひと段落。締めくくりなわけだ。

色んなことに “さいごの” の枕ことばがついてくる。