2008/10/03

里心?(Aya)

今週末、Youがかつて通っていた幼稚園の運動会があるという話をしていたら;

『いいなぁ~Youチャンも運動会に行きたい』

とボソリ。これまでも時折出ていた、小さな弱音シリーズ第?弾か。

『毎日全身泥だらけで遊ぶことができるのだから毎日が運動会みたいなもんじゃない!』
『日本の幼稚園だったら、牧場に遠足に行って馬や牛やにわとりと遊ぶチャンスはないんだよ!』

と、言いたいところをチョット我慢して、耳を傾ける。

よくよく聞けば、

『誰々と踊った』 とか 『誰々とお弁当食べた』 とか、人の名前がたくさんでてくる。
そう、運動会は単なる媒介でしかなくて、おトモダチに会いたいのだ。100%理解できる言語で、思い切り遊びたいのだろう。

HideAyaにもよ~くわかるよ、そのキモチ。時々そんな寂しい思いしながらも、毎日のガッコウをしっかり愉しんで、心も身体も大きくなっている我が娘をとても誇りに思う。

・・・ということで、リオくん、ツバちゃん、ユウキくん、スーちゃん、リョウちゃん、シュンちゃん、リサちゃん、カホちゃん、ケンちゃん、アンナちゃん etc etc 

ご来瑞、心よりお待ちもうしあげております!

2008/10/01

用心に越したことはなし(Aya)

今日も最高気温10℃前後のルンド。無理してはいたミニスカート(もちろん、with タイツ&ブーツ)は、それでも車通勤だからこそ可能な代物。

ただ、家の中は全館暖房。しかもリビング&ダイニング&バスルームは床暖房もついているので、一歩家に入れば、半袖でもOKのポカポカ環境。これ、ニッポンの家とは違います。

そうは言っても、乾燥やら風邪ウィルスが気になるのは事実。今日から10月という節目もあって(無関係だけど)、帰宅時のうがい薬によるガラガラペーを開始。

いざという時のために、東京出張では会社の診療所で事情を説明のうえ、抗生物質などの薬も処方してもらってきた。(産業医の先生曰く、「へぇ、スウェーデンは医療環境も進んでいるのかと思ってたけどね。」・・・・医師ですらそのレベルの認識&情報量なのか、とちょっとガッカリ)

Youには、布団をはぐという得意技があり、何度掛け直してもぜぇっっっったいにはいでしまう。そこで登場するはキティちゃんの着ぐるみ。ずいぶんお腹のあたりがデップリしたキティですが、親の目には可愛くしか映りません。全館暖房&着ぐるみのおかげで、鼻水の量は日本に居たときよりグッっと減った。やはり、身体は暖めておくのが良いのだろう。

ちなみに、キャラものは下着 OR 家の中で使うものONLYというポリシーは変わっていません。

そういえばアメリカ留学時に住んでいたND州では、この時期には初雪だったような記憶がある。
葉が色づく期間があるだけでも、感謝かんしゃ。

ハジメテな話(2) (Hide)

グルジア出身のテニスプレーヤAlexと知り合うことができた。ジュニア時代は、国代表だったらしい。普段はテニスコーチをやっている28歳、まだまだ現役。ものすごいスピード走って、どんなボールでも拾ってくれる。

ある金曜日、コートがあるものの自分と一緒にプレーしてくれる仲間が揃わない。Ayaも出張でいない。コートをキャンセルするのももったいない。

ということで、Alexに連絡してみると、自分とOneByOneでもOK。さらに、一度あったことのあるYouが邪魔してもOK。ということで、You含めて3人でやることに。

Youは縄跳び、塗り絵そしておやつなど、家からもってきたもので遊んでいたが、30分もすると飽きてくる。そして、コートに入ってきた。自分もその頃にはもうへとへと。10歳の年の差とそもそもテニスレベルが違うので、あっという間足が動かない状態に。

ちょうどいいや、と思ってYouのレッスンをお願いしてみる。Youはスウェーデンにきてからの毎日のワイルドな生活で徐々に動くボールに反応できるようになってきていたが、まだラケットに当てるのが精いっぱいだと思っていた。

しかし、な、な、なんと、いきなりネット越しでラリーになった。しかも、Alexの英語での指示にちゃんと従いながら・・・

初めてのラリーの映像です。

ご出勤(Aya)

今朝の出勤時、家の前で撮った1枚。嵐が到来中の北ヨーロッパは、ものすごい風雨が来たと思えば急に晴れたりを繰り返している。

この、薄暗くて霞がかかっててシーンと静かな雰囲気と、石畳や古い建物の光景、

『ヨーロッパっぽい』 ← ボキャ貧なんだけど。

北欧を旅するなら夏!という思い込みがあったが、この季節・秋もかなりおススメ。 紅葉はもっぱら黄葉。街は黄金色に染まります。

ただし、秋はすごく短いと思われるので日程選びがとても難しいけど。

2008/09/29

市民であること(Aya)

東京出張初日。15歳から20年間(!!!)通っている美容院の美容師Sさんからいただいたプレゼント。今シーズンで51年間の歴史に幕を閉じる広島市民球場の特集が組まれた週刊誌。

超・ツボです。

私のカープとのつきあいは、10年=結婚してから。それまでは野球観戦にそれほど強い関心はなかったのだけど、すっかりHide色に染められてしまい・・・・照。

じゃなくて!

確かにきっかけはHideだったのだけど、カープの球団としての有り様はAyaの琴線に妙に触れるのでアル。有り様=市民球団。コミュニティの一部に球団があって、選手とファンが近い存在で、お金は持ってないけどみんなで盛り上げて・・・。ビジネスの匂いがしなさ過ぎるところもあるけれども。


大きな街で育って、自分の地元に『ジモト』という意識がないのも一因か、なんとなく憧憬。

グローバル企業に勤めて、海外経験をして・・・というのも良いけど、いつかもう少し大人になったら、ひとりの人間として、自分が根を下ろすコミュニティに貢献し、愛すべきジモトを盛り上げていくという暮らしも、してみたい。


クライマックスシリーズをかけたカープの頑張りは続く。Webニュースを眺めては、Hideと2人、一喜一憂する毎日。


カープの選手の皆さん、広島市民の皆さん、遠くの空から精一杯応援しています。

ハジメテな話(1) (Hide)

夏が終わって漸く語学スクールが始まり、先週から通い始めた。が、AYAは出張。あっ、行けないじゃん。

そこでぇ~、Aya が渡航後すぐにコンタクトしていたルンド大学に来ている日本人にハジメテ、ベビーシッターをお願いすることに。

学生さんなので子供を面倒みることにどれだけ慣れているか判らない。さすがに出かけるときは、YOUが言うことを聞かず、嫌になってシッター(Ayumi)さんが帰っちゃったり、などの最悪ケースを想像したりして少々不安な気持ちがなくはなかった。でも、保育園に預けたりなど、初めて親から離すときはいつも自分がやってきた。ここは思い切りが必要。Youなら旨くやるはず、と信じて別れる。

2時間後、家に帰ってみると。。。Youは湯船につかり、Ayumiさんはその横にすわって楽しそうに話していた。杞憂だった。我々の想像よりもうわてなYouは軽くハジメテを超え、それどころかすっかりAyumiさんと仲良しになっていました。

今回も

事前段取り=Aya
現場担当=Hide

でハジメテを成し遂げました。

2008/09/28

ちいさい秋(Aya)

晴れのルンド、放射冷却なのかキリリと寒い。早くもUNIQLOの「ヒートテック」下着を着るAya。Hideも防寒インナーを購入した。先週の東京出張では、じっとしていても吹き出る汗・汗だったのに。

もう、この変化に耐えられるような若さはアリマセン。肌の乾きがヤタラと気になる私。

町のあちらこちらで、「秋」を観察する。我が家のすぐそばにある大きな公園でも、木々がきれいに紅葉しはじめていた。この勢いでは、ウカウカしているとすぐにすべての葉が散ってしまうのだろう。


それにしても1本1本の木がやたらとデカい。『垣根のかきねの曲がり角~たき火だたき火だ落ち葉焚き~♪』 落ちゆく葉の量を想像して自然に浮かぶ旋律。

でも、こっちには日本と同じサツマイモがないからなぁ・・・・・。食欲はどこに住んでいても同じ。

一週間のもつ意味(Aya)

スーツケース3個+ハンドバッグ1個合計50kg余りを提げて、無事帰国。どう考えても腕の本数と鞄の数の計算が合わないから、HideYouはピカピカに洗車したJonas号でコペンハーゲン空港まで迎えに来てくれた。
7泊8日=1週間のわずかな時間だが、自宅までの風景がかなり変化しているのに気づく。そう、すっかり紅葉のシーズンに入っているのだ。写真は隣家の壁。我が家の庭も落ち葉が目立つようになってきた。
大好きなスウェーデンの空。こちらは相変わらず高く、広く、美しい。
空港からの帰路、助手席でこれらを眺め「ホウッ」と息をしながら、「あぁ、家に帰ってきたな~」と自然に感じる。

Youの成長も急ピッチ。縄跳びが、10回→29回まで上達。口笛が吹けるように。テニスのラリーができるようになった(らしい)。シッターのAyumiさんとも仲良くできているみたい。イミフメイのギャグを連発するのは、Hideとベッタリ過ごした(悪)影響。
将来は、テニス選手かワハハ本舗か・・・・。
広島では、愛すべきカープが市民球場最後の試合でヤクルトに勝利(6-3)。CS出場の暁には「ワシはぜったいに日本に帰るけぇ!」と意気込むHide。