2010/01/30

太陽よりも強い寒波(Aya)

地吹雪の翌朝は晴れ。

首を寝違えて動けない? Hideに代わって、めずらしく私がYouの公園遊びに付き合うことにした。

太陽が出てるし、ソリ遊びをしてれば寒く感じることもないだろうと、浅はかにも・・・。がしかし。

晴れる、つまり気温は下がるんだった。

一面の雪景色に、(一見)暖かな太陽の光。写真におさめると画になるんだけど、とにかく寒い。

ソリあそびは約20分続いたが、痛いほどの寒さに2人同時に "かえろっか"。いつもなら帰るのを嫌がるYouなのに、さすがの彼女にも寒すぎたみたい。

帰って気温をみてナットク。-10℃では外遊びは難しいだろ。

そういえば、周りにスウェーデン人はだれもいなかった。普段ならたくさんの家族連れがいる公園なのに、そりゃ静かなわけだ。

でもこの雪、嫌いじゃないな。23年ぶりの寒さと聞けば尚のこと、経験できてラッキー! くらいに思う。

2010/01/29

臆病者の小さな手ごたえ(Aya)

金曜日なのに、仕事で帰宅が21時をまわってしまった。

外は再び雪で(23年ぶりの寒い1月だったそうな)、高速では地吹雪に立ち向かいながらの運転だった。

雪道の運転は男(夫)の仕事と決めていた頃が懐かしい。

前任者から今の仕事を引き継いで3カ月強、240人組織を190~180まで減らす活動がようやくひと段落し、"じゃ次どうするの" にまつわるテーマに取り組み始めることができるようになった今日この頃。

全社からみれば小さくて、影響力を誇示しにくい組織が、とても大切に思えるようになってきた。誰が何と言おうと、この組織には貴重な役割とそれを支える重要な人物が存在すると思う。

私がこの組織を支援するためにできるのは、約束をまもること、一生懸命であること、先回りして考えること、正しいことを貫くこと、ヒトに対する尊敬と信頼。

ちょっとリラックスした金曜の夜の会議で、参加者の口が滑らかだったからか、"よくやってくれてる"、"人事に対する見方が変わった"、"帰任せずにずっとココにいて" などのコメントを一気に浴び、どう反応していいかわからなくなってしまった。

自画自賛するつもりは毛頭ない。まだオソルオソルの側面がたくさんある。当たり前のことをやっているだけで、本当はもっと出来なくてはならないことがあるとも思う。一方で、自分が真摯にとりくんでいることが(文化を超えて)認知されていると知るのは、とてもうれしいこと。

やっぱり人事の仕事は辞められない。

2010/01/27

上納金(Aya)

間もなく確定申告の時期(家賃収入)。

昨年は、初めてだったことや、年のまんなかで赴任したことなど、色んな要素がからんでやたら手間取った。

中途半端に完璧を目指すAyaの性格も、こういう場面では反作用しかしない(Hide的には、Ayaの言うとおりやればラクでいいやと思ってるだろうけど)。

一方で、その時に学習したことを全て記録しておいたので、気持ち的には準備万端。オンライン申請書作成ツールも使いなれたモン。でも今年も、ちっぽけなマンション所有してても、大した儲けにならないことを実感させられるんだろうなぁ。

かといって手放す気には全然ならない。

2000年12月に入居したから、今年の年末で10年。ってことは、初の大規模修繕の日も近い?! ピカピカの新築のころのイメージはまだ色濃いのに。

修繕に当たっては、これまで積み立ててきた額で足りることを祈りつつ・・・。

2010/01/25

厳しく、明るく(Aya)

再び冷え込んだLund。今日は‐8℃まで下がった。週末の天気が比較的良かったから、きっと放射冷却がおこったんだろう。

『寒いのが良いの、それとも晴れるのが良いの?!』

究極の質問。でも、心身にこたえる寒さであってもやっぱり晴れて見通しが良いのがいい。暗く澱んだ空は、雲による保温効果が(多少)あったとしても気持ちを明るくしてくれない。

リストラ計画に微塵の妥協も許さない姿勢の新社長。“もうこれ以上できないよ・・・”と弱腰気味の現場。個人的には、今がとても苦しくても今回の計画を好機と捉え、将来を見据えてできる限りの膿を出し切ってしまった方が良いと思う。

などと独り考えていた午後。すくなくとも夕日は私に賛同してくれているように思えた。