2009/08/14

ソノ気にさえなれば(Aya)

スウェーデンのつかの間の夏。もう、終わってしまったと言っても過言ではない夏。

Lundの自宅から10kmの海岸沿いでは、こんなビーチ風景も存在したりする。昨年は叶わなかった海水浴、ことし遂に実現に至った。

とはいえ、たまたまこの海岸が遠浅で、水が温まりやすいから可能だったまで。しかも温まりやすいからって決して温かいわけではない。

小一時間遊んだYouは、やっぱりクチビル真っ青になっていた。

Ayaは海水嫌い、太陽アレルギー、寒いのも嫌、砂で汚れなくない、のイヤイヤづくし。長ズボンに帽子を目深にかぶり、ごろ寝で読書にふけった(そんないでたちでも暑くないのだから、そりゃ真っ青にもなるわ)。

Youは遂に水着を新調。前のはもうパツパツだったもんね。

2009/08/10

Youテニスキャンプ (Hide)


水泳教室につづき、今日からテニス教室に通うYou今週月曜日から木曜日、朝9時~11時半までの2時間半。6歳以上の子供が25人集まる。コートは赤土で6面ほどあり、コーチが5人。料金もとても良心的で350SEK(およそ4000円)
9時前にYouをコートへ連れて行く。ぞろぞろ集まってきた子供たち。10歳くらいまでの子供が対象のようで、同学年でも小さいYouは彼らと比べるとさらにちいこい。(前列ピンクのウィンドブレーカーを着ているのがYou)
彼らに交じってランニングからスタート。まぁ、何とかなるだろうと、高をくくってAyaHideは会社へ。
11時半前に迎えにいった時には2人のお姉さんの友達と手をつないで楽しそうに戻ってきた。(あとで聞くと8歳と10歳だそうな。Youの後ろの彼女たち) 親がいないところで友達を作るのが超得意。(一緒にいると親に甘えて友達と遊ぼうとしない・・・)。ちなみに、彼女たちは英語をしゃべってくれるそうだ。ありがたいっ。
You、コーチの話を総合すると、一度、説明が判らずにクラブハウスの中に一人取り残されてしまって泣いたらしいが、彼女たちが迎えに来てくれて、また一緒にテニスの練習もできたとのこと。テニスの練習の内容は結局見ずじまいだったのでどんなレベルなのか不明だけど、友達ができて愉しかったというYou。よかった、よかった。
朝の送り迎えは、仕事中に抜けなければならないので多少支障アリなのだが、会社、テニスコート、ガッコウは半径2Km程度の距離。最短30分あればこなせる。こじんまり纏まったLundに住んで働いていることに感謝。また、仕事環境に、テニスの環境、言語環境にも感謝感激の日だった。
Youとラリーができるようになる日を夢見るばか親ぶり。あと3日間存分に発揮します!

2009/08/09

ドイツ国境 水際作戦(Aya)

Hamburgで夜行列車を降り、いよいよ帰路についた最終日。デンマーク行きフェリーが出港するPuttgardenで、運航会社経営の“Border Shop”を訪れた。

事前に入手したチラシによれば、この店、驚くほど低価格で酒類を販売しているらしい。Youに買った自転車のせいで既に満載に近いトランクの残り容量を気にしつつ、“乗っかるだけ買おうぜ” とのりこむ。

倉庫のような巨大店舗では、1階ビール、2階ワイン、3階スピリッツと酒類でフロア分けされていて、どこを見渡しても酒・酒・酒。ケースに詰められた酒類たちは、フォークリフトで運びこまれ所狭しと並べられている。

ここにも、パラダイスあり。

値段をみて更に驚く。通貨の違いがあって正確には分からないけど、軽く5割は安い気がする。ビール4ケース(ドイツ/チェコ/ベルギー)、ワイン10本ほど購入して、€190(≒2000SEK)。自宅近くの酒専売所では、この半分も買えない。

ものすごく、盛り上がった。

Hideはともかく、Youまでもが満面の笑みでボトルを抱える・・。将来有望だわ。

さて、愉しいたのしい2週間の夏休みもこれでおしまい。相変わらず、4~5週間休むスウェーデン人たちのことは理解しがたいけど、季節の良い時期にまとまった休みをとって心身をリフレッシュすることの意義は再認識。

クリスマス休暇まで4カ月、頑張るぞ。

Youは来週、小学校にお入学★

世界一への挑戦(Aya)

ドイツの隠れた(?)世界一、Ulm(ウルム)の大聖堂。

大聖堂といえばKöln(ケルン)を思い浮かべるのが通常かもしれないが、実は高さにおいてはこのUlm大聖堂が世界一なんだとか。

高いところがめっぽう好きなAya。今回の旅程にシッカリUlmを組み込み、登頂する気マンマン。一方のHide、かなりの高所恐怖症。何事にも前向きでチャレンジ好きな彼も、このときばかりはかなりの及び腰。
“なんでおカネ払ってまで高いところに行かなきゃならないの?”
だの、
“ダメだと思ったら途中で引き返すから”
だの言いながら、それでも最後にはヤル気を見せるところがオトコマエ。
で、登りました。768段のらせん階段を、141mの展望台まで!! 展望台から望むドナウ川の風景は一見の価値あり。

トーチャンの分も頑張ろうと思ったのか、Youはこの時文句も言わず長いながい階段を登り切った。むしろ、愉しんでいるようにも見てとれた。もしかしたら、Ayaに似て高いところ好き。
この日彼女が学んだ新しいニホンゴは、『膝が笑う』。1500段強の階段を上り下りした後は、くすぐったい位膝がカクカクしていた。身をもって学習した言葉だから、きっと忘れることはないだろう。