2010/05/28

歯と髪(Aya)

“歯医者と美容院って、なんか変えられないのよね~。これが変えられたら、本物のローカルになれるんだと思うんだけど。”

 
日・瑞を問わず、こんな会話を女性のトモダチとしたりする。少なくとも、大反対意見を食らったことはない。何が嫌ってわけじゃないんだけど、どうしても変えることに抵抗感があるのが、歯医者と美容院なんだよな・・。

歯医者は同じ先生に15年お世話になっている。美容院は、担当の美容師さんこそ変われど、同じところに15歳の時から通っている。これだけの年数通っていればその間いろんな変化があって、学生から社会人になったし、独身から妻にも、母にもなったし、交友関係も、仕事も、果てには住む国まで変わったのに、出張や一時帰国を利用しては、まだ同じところに通っている。

何か変だけどね。

ちなみに先般の一時帰国では、当然、歯医者も美容院も行ってきた。歯はさておき、髪についてはスウェーデンに戻ってから色んな人に気付いてもらえる。
  • 日本で切ってきたでしょ~、見たらすぐわかるよ(日本人赴任者仲間)
  • すごく似合う~(スウェーデン人同僚)
  •  どこで切ったの、教えて!!私も切りたくて仕方ないの(中国から赴任中の同僚)
スウェーデンの散髪環境を物語っている・・・。特に髪質の異なるアジア人は苦労しているのです。でも久しぶりに短く切ってスッキリ。私も今の髪型はとても気に入っている。

2010/05/27

後ろ姿の重要性(Aya)

家が決まったら、その次はどのように内装を作っていくかが大切。殊、中古物件だけにあらかじめ妥協しなくちゃならないところはたくさんあるわけで・・。

なかでも一番気を(お金も)遣うのはやっぱりリビングだよなぁ。幸い結構な広さもある。

ということで、AyaHide家では初めてのソファ購入が実現しそう。インテリアショップに出かけても、これまでは素通りしていたソファのコーナーを、念入りに見て回ったりしている。

Hideのこだわりは、“後ろ姿の美しさ”。ハァ、私はそんな視点でソファを眺めたことがなかったけど、後ろ姿ねぇ。

その心はというと、ダイニングとリビングの間仕切り的に配置するため、ソファ背面が露わになるから。ボテッとしたつくりではなく、スッキリと、理想的には木目の美しいフレームが背面にも施されているものが良いのだそうだ。

その他にも、低めの天井に対応して座面が低いこと、すでに持っているダイニングテーブルとの相性が良いこと、など、条件は様々。

北欧家具に、そういうのがあるといいなぁ。できればこっちで購入して引越し荷物に紛れ込ます魂胆なんだけども。

2010/05/26

健診(Aya)


帰国後のガッコウから提出を求められている健康診断票をもらいに、近所の高校を訪問。ここのSchool Doctorが、Youの通うインターナショナルスクールも担当してくれているみたい。

問診票に従って、簡単な健診をしてくれる先生。ちょっと前にガッコウで右受けた内容と似ているのもあって、“また同じことの繰り返しか” と余裕の表情で対応するYou。

が、さすがにこれは初めてだった。血圧測定。ちょっとドキドキの表情。

“ハイ、上が120で下が75。異常ナシね。脈が100あるけど、緊張したのかしら?!” 

数字にも表れてました。 

所定の書式に結果を記入してくれている間、少し周りを見回すと、あら、先生の机の上にはこんなものが。もちろんキャンディーではない。この横には “使えよ~” 的なことが書いてあると思われる啓発ブックレットもおいてあった。

へぇ、さすが性教育先進国。

と思ったけど、高校生にある保健室だから、これくらいあっても当然か。

Youに、“これなぁ~に?” と聞かれずに、ちょっと安心だったハハ。

2010/05/25

オトコノコ(Aya)

Youのオトコノコ好きが顕著になってきている気がする。

男好きというと聞こえが悪いから、異性への関心、とでも言っておくか。

“○○はステキ” クラスメイトの名前を挙げての批評はカラカラと朗らか。一時帰国時に通った公文の教室では、後ろの席に座る“端正な顔立ち”の少年を凝視していたとか(その教室の先生をするAya母が目撃)。

恥じらいがないところが、まだ幼くて可愛い。

広島に帰省した時もそうだったな。オトコノコの従姉妹2人と交流する時のYouは、声と表情がちょっと違っていた。

(従姉妹というのは血のつながりもあって、純粋なオトコノコへの興味とはまた別の要素もあるんだろうけど)。

2010/05/24

大きなショッピング(Aya)


決めてしまいました、帰国後の家。中古マンション購入。一時帰国を利用して契約までトントンと進めてしまった。

急きょ “トウキョウに帰ってくれ” と言い渡されたのが3月中旬。住む場所とYouのガッコウに関しては、直ぐに動き始めたのが功を奏したとでも言おうか。

Ayaの実家近くに住みたい(短期的には主にYouの放課後問題のため。長期的にはその他諸々、私は長子だし。)という考えの下、最寄駅限定で探した割には、かなり良い物件に巡りあえ、満足度も上々なり。

Hideと結婚してから5軒目の家、Youが生まれてからは3軒目。

赴任前に住んでいた保土ヶ谷のマンションは、手放すことになるかもしれない。ご近所の皆さんとの愉しいお付き合いがあったコミュニティに戻れないのが、唯一残念ではある。

銀行はOKしてくれたものの、“分相応”と呼べる上限くらいの物件を購入するに当たっては、当然夫婦共働きが前提。Youのガッコウがどこに決まるか次第では、それでもかなり背伸びをする生活になる。

『俺らはもう、たいそうな未来を夢みて今を我慢する世代じゃない。今、この瞬間を120%愉しまなくて、いつ愉しむんだ。』

今年40歳を迎える夫の言葉には、とても説得力がありました。数年おきにやってくる家族プロジェクト、今回もがんばりますよ。

チケット(Aya)

2週間をこえる出張+里帰りから帰国。南スウェーデンでは緑の色がグンと濃くなり、菜の花が満開の、最も美しいシーズンに突入していた。今年もこの、鮮やかで目の覚めるような黄色の絨毯をみることができて幸せ。

郵便受けには、期待していたとおりWimbledonのチケットが届いていた。昨年は一番後ろから2列目という、座席的にはちょっと残念なクジ運だったんだけど(センターコートが当たっただけラッキーではある)、チケットに記された今年の座席は “Gangway 112, Row A・・・・”。これだけじゃよくわからない。

Wimbledon公式サイトで調べてみる。なんと、少なくとも昨年の座席レイアウトによれば、Gangway112とは、一番前のブロックでネットポストのすぐ脇くらいに位置している!!  しかも常識で考えればRow Aって前の方じゃない?!!

ちょっとこれは期待大。Hideの40歳を祝うのにはこの上ない条件。