2009/12/12

6歳の覚醒(Aya)

就寝は8時半、起床は6時半。

保育園児だったからこのリズムは比較的早くから確立されていたYou。が、ここのところちょっとおかしい。

ベッドに行くのは概ねいつも通りの時間なんだけど、なぜか数時間すると起きてくる。ちょうどAyaHideが寝ようとするころ、のそぉ~っと起き出し、「ねむれない(おなかがいたい 等)」といって添い寝を求める。

(もちろんこのような頼みごとをするときのYouは、Hideしか見ない。Ayaが聞き入れるわけないのを知ってて)。

1度や2度なら偶然かと思うけど、その後も続くので、何か原因があるんだろうなと思い始めている。

昨晩はガッコウの仲良しAmit(イスラエル)の家に泊まりに出かけた彼女。2度目のお泊りだし何の心配もしていなかった。が、真夜中過ぎにAmitのママからTEL。

(このTELですらHideにかかってきた。まさかYouが彼女に “call daddy!” って言ったんじゃ・・・)。

やはり8時半過ぎに一度寝て、しばらくしたら起きだして、“かえりたい”と泣きだしたらしい。

単なる甘えん坊なのか、成長の過程で彼女の脳で何か起こってるのか、ハハとの接触時間が短くてストレスになっているのか・・・。

3番目ではないだろうケド。

2009/12/09

Another Tough Day(Aya)

きょうは、スウェーデン語ができないことがとても残念に思ういちにちだった。

構造改革プラン実行Part 2。30名の社員に “残念だけど来年以降この組織にあなたの仕事はない” と伝達。直接言い渡すのはもちろん私自身ではなく、職場の上司なんだけど。

労働者保護の強いこの国では、仕事がない=解雇 というわけにはいかない。雇用者にはアレコレと義務が課されている上に、労働組合の承認がなければ雇用条件のいかなる変更も基本的には許されない。今日悪い知らせを受けた社員は、向こう数週間~数カ月のあいだ、“社内職探し@人事預かり” プロセスを経ることになる。

が、結局のところ、『解雇じゃないけど、解雇みたいなモン』 と受け取る人々が大半。会社が危機的状況にあることは誰もが知るところで、“社内職探し” の有効性も、みんな疑っている。

泣きだす人、状況をのみ込み切れずにいる人、“やっぱりね”と静かに受け止める人・・・。

こういうとき人事は、会社側に立ちつつも、一人ひとりの話の聞き役として立ち回るわけなんだけど、今回はそうもいかない。ひとつは言語のせい。こればかりは、どうしようもありませんな。

聞くところによると、『スウェーデン人は仕事とアイデンティティを強く結びつける傾向があるから、仕事を失うということは個人にとって想像以上に大きな出来事なんだ』 とか。

ここの人々のワークライフバランスのとり方からして、このコメントには首をかしげる部分もなくもない。が、私が立ち入ってどうのこうのと判断するべき領域はない。

影響を受けるすべての人々に心からの敬意をもって、できる限りの支援をしようと思う。

2009/12/06

コノヤロゥ(Aya)

先週のある朝、玄関を出てびっくり。

壁にスプレーで落書きされてしまった。黄色い壁に赤字で“EHG”。さらにもう1か所、黒の土台部分にシルバーでイミフメイのアルファベット羅列。

ご丁寧に壁の色に合わせてスプレーの色を変えてある。

「リストラの腹いせか?!?!」 ・・・瞬時に浮かんだ空想はちょっと日本のTVドラマ的だったみたい。ご近所の壁にも同様の落書きがあったのをみて、不謹慎にも少しホッとしてしまった。

ウチだけじゃないのね。

そうはいっても腹立たしい。道徳心の強いスウェーデン人社会、特にこの静かなLundに生活して1年半とちょっと。心が平和ボケしているとはいえ、1800年代に建ったこの可愛らしい家にいたずら書きをする悪党は許し難い。

お隣で同じ被害を受けた家からスチールブラシを借りて(Hideが)一生懸命こすったものの、未だうっすら残ってしまっている。

上から黄色を塗りなおしたら、消えてくれると良いんだけど。