2010/03/13

北欧アレンジ?(Aya)


Youの最近のお気に入りは、スモークサーモンごはん。

なんのことはない、白いご飯にスモークサーモンをのせて食べるだけなんだけど、少なくとも日本ではこんな食べ方しなかったかな。

私はちょっと遠慮したい味。

サーモンに限らず、こっちのスモークは美味しい。サバ、エビ、ウナギなど、魚屋にいくと生魚よりもたくさんスモークが置いてあったりする。お家芸だもんね。

でも、あーんまり頻繁に食べるもんでもないよな、スモークって。

今朝はめずらしく、おかわりもしてました。2杯目は梅干し。

この子の味覚は相変わらず渋い。

2010/03/10

あたたかな記憶(Aya)

歳をとると短期記憶があやしくなる。

あ、別に私の老いに関する暗い話題ではない。最近のことは忘れがちな一方で、若いころの記憶は簡単に蘇るんだなぁ・・・という話。

旧友(高校)と、数年ぶりに連絡を取り合った。キッカケは彼女がこのBlogを覗いてくれたこと。濃密?なセイシュンを過ごしたのは1990年前後。20年近く経った今、お互い母親になっていたりして。

懐かしいなぁ、元気でよかった・・・などと思いながら、浮かぶのは当時の面白おかしい思い出の数々。

授業サボってカラオケ(1曲100円のカラオケボックス)行ったのなんか序の口。高校生を暗黙で受け入れてくれる居酒屋で、XXサワーみたいなヤワな酒に酔っ払ってみたり、文化祭の準備で必要以上に遅くまで教室に残って遊んだり、くだらないこと(即ち主に恋愛ばなし)で深夜まで電話したり、失恋して思い出の品を公園で燃やして見回りの人に怒られたり・・・・私のアメリカ留学中に数えきれないほどの手紙(手書き!!!!)を交換したりもした。当時流行していたドリカムの曲たちをそのまま実生活にしたような毎日をすごしていた。

それらみんなが未だに鮮明。愉しかったことも、甘い記憶も、苦いエピソードも。

私の幸運は(多分Hideも同じ)、とても良い高校・大学生活をおくることができたこと。その後の人生で、今に至るまで、あの頃の経験や人間関係がどれだけ助けになっただろう。

わが子Youもぜひ、ハハが経験した以上のかけがえのない青春時代を過ごし、あたたかな温度のある思い出と記憶をたくさん残してほしいと思う。

デジタルがどれだけ高精細な映像を容易に扱ったり製作したりするようになったとしても、こればっかりは人工不可だもんな。

2010/03/07

妖精来たる(Aya)

陽がさして、少なくとも見た目には暖かな日曜日の午後(実際はかろうじて零下ではない、程度)。

“ちょっと来てごらん!!” というHideの誘いに、何か月ぶりでしょう、庭に足を踏み出してみた。足下を指さす彼、そこには思わず顔がほころぶ光景が。

スイセンの芽!! 枯葉の下に、いくつもいくつも生えてきている。

春ですよ、春。このスイセンが生えてくるのは紛れもない春のサイン。去年の今ごろ目の当たりにした光景はまだ記憶にあたらしい。ここから一気に、せきを切ったように植物が成長し、灰色の冬(今年の場合は、白い冬だった)をあっという間にカラフルに模様替えしてくれるはず。

ディズニー映画 “Tinker Bell” の最後のシーン、離島で着々と準備を進めてきていた妖精たちが、ある日を境に舞い降りて春をもたらす・・・あれって本当なんじゃないかと思わせるくらい。

季節が変わる程度でこんなに感動できるのも、これまでの冬があったおかげ?! それにしても、あの寒さ暗さはちょっと厳しすぎると思うんだけどね。