2009/06/25

Wish List(Aya)

ロンドン滞在中にお世話になったK夫妻の家には、1歳のジャック・ラッセル・テリアがいる。

その名も、ナダル(Rafael Nadalにちなんだんだそうで・・・でも、オンナノコ)。

Youは旅行のずっと前から、このワンコに会うのをとても楽しみにしていた。そして、出会ってすぐに恋に落ちてしまった。

やんちゃでイタズラのナダルと内弁慶で甘えん坊のYou。姉妹のように遊ぶ2人(1匹+1人)の共通点は“チビっこい”こと。お姉さんぶろうとするYouに対し、同じ目線で(あるいはやや上から目線で)対応するナダルのやりとりは、なかなか面白い。

“You、きょうはおうちにいて、SZちゃん(=K夫人)とナダルとあそぶ!! ”・・・・・SZとは初対面に近いのに、両親不在でも平気だと言いだす始末。そしてそのまま半日以上、SZとナダルの3人で過ごした。

犬が欲しい!! の要求が強くなるだろうなぁ・・という予想に反し、“ううん、いまはいいの” と拍子抜けの反応。よくよく聞いてみると・・・。

“ナダルがシンガポールからイギリスにきたときに、ひこうきで、おにもつのおへやにいれられて、おなかがいたくなっちゃったんだって。SZちゃんがいってたの。だからね、Youがスウェーデンでいぬをかったらにほんにつれてかえれなくなるから、いまはいいの”

SZ、アドバイスありがと。 でも、日本に帰ってからが恐ろしいんですけど。

2009/06/24

遊園地的四大大会(Aya)

UK旅行の目玉、Wimbledon Day2観戦。

チケットの抽選申し込みをしたのが昨年12月だから、半年がかりの計画がついに実現というわけ。

しかも、Wimbledonといえばつきもので、ある意味覚悟もできていた雨は一滴も降らず。逆に強い日差しが照りつける快晴のいちにちになった。

なんという、幸運。

会場内の雰囲気(の良さ)はAyaの想像をはるかに超え、大会テーマカラー(?・・とにかく緑と紫)の花で美しく彩られた敷地に一歩踏み入れると、まるで遊園地にでも来たかのような興奮を感じた。

Order of Playを見ながら、何番コートにどの選手が何時に登場するかを確認し、“まずは7番、次は16番・・・”とアトラクションを巡るかのような感覚でいちにちの観戦計画を立てる。

そっか~Grand Slam観戦の面白さって、ココにあるのかもしれない。

これまで観てきた大会は皆、1面~数面展開の規模。会場では常に同じ席に座り、同じ角度から、せいぜい数試合(って、それでも充分贅沢なんですけどね)を観るだけだった。広大な敷地をウロウロしながら、大小さまざまの観戦スタンドを巡回する経験が加わるだけで、愉しさ数倍増。

で、今回観戦できたのは・・・・。Jelena Dokic(負)、杉山・Hantuchova組(勝)、Andy Roddick(勝)、Andy Murray(勝)、中村藍子(負)など。HideYouお得意のサインボール獲得作戦は、6-0、6-1で快勝した杉山・Hantuchovaの2人で実行。大成功でした。

名物のイチゴ+クリームも、しっかり賞味。レストラン施設やショップが充実していたり、従業員や警備員の接客態度が場合によっては日本並みにキチンとしているのには驚かされた。

混雑した会場だったけど、Youのような小さな子どもを連れているのは私たち以外に余り見かけなかったけど、係員とのやりとりで嫌な思いをすることは一切なかった。いや、さすが伝統と格式を重んじる大会。

世界の一流プレーヤーを集め、数えきれない観客に感動の思い出を残すスポーツ大会開催に、地域や国を挙げて取り組むことができるのって、素敵だなぁと思う。

単なるカネ勘定の域を超え、主催者・スポンサー・協会・地域住民などの関係者が、その大会を心から愛していなければ、そうやすやすと実現できるモンじゃないだろう。

“選手にもAudienceにも、世界一の大会を経験してもらいたい。” 関係者のそんな真摯なキモチがじわっと伝わってくる、素晴らしい一日だった。

2009/06/22

Security First(Aya)

チビのくせに飛行機旅行はすでに慣れっこのYou。

なぜか、シートポケットに入っている "安全上のしおり" やスクリーンで上映されるSecurity Instructionを見るのが大好き。

乗り慣れたスカンジナビア航空では、"しおり" を見ながら "Dos and Don'ts" を(英語で)説明できるようになってきた

※ 毎度同じことやられると飽きてくるのは、ホンモノのInstruction映像もYouの説明も一緒・・・。

初めて乗ったeasy jet。席に座るなり食い入るように読み始める彼女。「ねー、これどういういみ~?!」 とひとつひとつに説明を求められたおかげで、Ayaも “easy式 非常時対処法” を勉強することができました。

2009/06/21

Stonehenge Solstice(Aya)

UK 旅行の初日は想定外だらけ。

生まれて初めて乗ったローコストキャリアの easy jet。1~2時間の遅れは覚悟しろと言われていたので、チェックインカウンターの長蛇の列までは許せた。、その割に搭乗時間は予定通り。おっ、やるじゃんと思った私が甘かった。

「当機にご登場のお客様の人数が、チェックインシステムで登録されている人数と合わないため、安全上の理由で出発できません」

ハァ?!

なんで、どうやったら、そういうことが起こるわけ?! と思いながら待つこと1時間。結局単なる事務的ミスで1人数え違えていただけらしい。

ったく。

お世話になったY夫妻の家に立ち寄ってから向かったのは世界遺産のStonehenge。夏至の昨日は1年に1度、柵が取り払われて石碑の中まで入れるという日らしい。それは面白い。スウェーデンの夏至祭を逃したぶんをUKで取り戻すのも悪くないと思って出かけてみた。

ものの、

同じ目的でStonehengeに向かう車列にハマり、到着したのは深夜すぎ。浮かれポンチのイギリス人にまみれ歌い笑う余力も無いまま、乱れた世界遺産の見学だけは済ませ、午前2時過ぎに帰宅。Youもよく頑張った。

だからと言ってすぐには寝ない呑んべー夫婦のAyaHide+Y夫妻。そこから始まった宴はなんと、朝の6時まで続いた。

時差1時間のUKで、完全に時差ぼけ状態の、休暇のはじまりはじまり。