2008/06/14

久々の公園 (Hide)

Youに行きたい場所は?と聞くと、公園!は相変わらず。Ayaが洗濯をする間に久々に行くことに。3週間前に最初に公園に来たときに会って、それから”学校”が始まるまで毎日のように会った親子も来ていた。早速、「Hej!」と声をかけてみる。会社どう?って、前に話したことを覚えてくれていて、親しく聞いてきき返してくれる。Youも学校のおかげもあり、日本語をしゃべらない友達にもだいぶ慣れてきていて声は出さないものの、子供流以心伝心・・・
大得意のブランコでしばらく遊んで、Vincent(1歳8ヶ月)と一緒にシーソー遊び。お父さんはPaternity leaveからそのまま夏のVacationに入り、9月から仕事復帰らしい。
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Youがどうしてもパソコンのキーボードを叩きたいというので、アルファベット入力モードにすると・・・
「MAKI YOU AYA HIDENORI 」

Saving Energy(Aya)


ゆっくり起きた土曜日、予報に反して良い天気の今日は、自宅周辺でのんびりと過ごす。
歩いて10分くらいのところにあり、時の鐘の音で毎日和ませてくれているルンド大聖堂へ散歩。大きいとは思っていたが中に入ると想像以上。近所にこんなステキな教会がある=今更ながらヨーロッパに住んでいることを実感。この大聖堂、どんな歴史があるのか興味が沸いてきた。
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昼からビールを飲み、帰宅して少し昼寝。夕飯は手巻き寿司にすることにした。マグロ、サーモン、ホタテなどは何とか手に入る。大の寿司好きのYouは大喜び。握りなら平気で10貫いけちゃう口。Ayaの倍は食べる。
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Aya&Hide&Youにはきわめて珍しい「のんびり」の一日。明日は友人との集い、月曜日は待ちに待った船便(1便目)の到着、来週末は3連休で夏至祭のストックホルム旅行と、明日からはまたせわしない日々が待っている。

2008/06/13

弱音(Aya)

今朝Youを学校に送った時のこと。「じゃあね~」と言って中に入っていくところまでは昨日までと同じだったのに、私がドアを出て小走りにくるまに戻ろうとしていると・・・“Ayaチャンまって~!!!涙涙涙”の叫び声が。

振り返ると、子どもが独りでは開けられないようになっているガラスドアに張り付いて大泣きのYouと、傍らで驚く先生の顔。慌てて戻り抱き上げる。くるまで待っていたHideも、気になったのか入ってきた。

記憶がフラッシュバック。最初にYouを保育園に入れた頃(0歳)、最初に二重保育(幼稚園&保育園)を始めた頃、似たような反応をみせていたのを覚えている(正確には、私は数回しかそんな場面に遭遇していないが、Hideが何度も経験している・・・らしい)。

暫く抱っこし、なだめ、励まし、最後にはHideのシャツを掴んで話さないYouを先生に引き剥がしてもらって学校を後にした。ドアを閉めてもなお聞こえてくるYouの金切り声(「待って~まだ行かないで~!!」)に、なみだ目のAya。Hideの顔は敢えて覗かなかったけど、きっと彼も似た心境だったと思う。「今日は金曜日で、Youも疲れてるんだよね」 「きっと今頃もう笑って遊んでるよ」と慰め合いながら会社に向かうも、言葉少なの夫婦。

何度経験しても、この時ばかりは「これで(=共働き)よかったんだろうか?」と大袈裟な気持ちになってしまう。

ドキドキしながら迎えに行ったのは17時。いつもの通り元気に遊んでいたYouにホッと胸をなでおろす。先生曰く、その後は終始ご機嫌だったとか。「愉しかった?」の問いには写真のポーズ。

帰宅&夕飯もほどほどに、今度はHideがソファーでzzz。まだ19時、外はピカピカの晴天。

初めてのこと尽くしだった一週間に、HideもYouも疲れ気味なのかもしれない。週末は沢山甘えさせてあげたい。私に気持ちの余裕があれば・・・ね。

2008/06/12

スウェーデンでの仕事の始まり、始まり・・・(Hide)

5月16日に日本での会社を退職し、6月9日からスウェーデンの会社に初出勤。その間、日本の家からの引越とダンボール3箱&スーツケース2個&4歳児をつれて渡航、こちらで自分とYouの時差ぼけ&日本語が通じない世界でのカルチャーショック対処、Youを”学校”に半日預けて慣らせてみたり、とまったく仕事とは関係ない時間(が忙しい時間)を過ごした。

ある意味このモラトリアムな時間は過ぎ、いよいよ出社。現地の人間とのコミュニケーションばかり(当然なのだけど)。うっ、これは辛いかも、が正直な感想。機密情報の書類を確認、サインして、社員証をつくるためのやり取りをし、人事と会って決まりごと等々を聞き、職場のアシスタントを紹介され仕事環境の準備について確認し、Mtgに出席しまったく内容についていけない話を聞き、最後には挨拶を求められ・・・ 出社1日目はほんとにクタクタ。

2、3日目と徐々に慣れてはいったものの、4日目にメンバーの壮行会でレストランへ・・・
みんなの話が半分程度しか聞き取れない。なんとかせねば・・・
予測はしていたが、大きな壁とそれを乗り越えないとならない自分の立場を改めて実感しながらのスタート。

Before-After 3(Aya)

Hideが会社のメンバーの送別会に出かけて不在の今夜、本当にほんとうに久しぶりにYouと2人きりの夜を過ごしている。なぜか昔から、Ayaと2人だと従順でいい子のYou。食事、お風呂、歯磨きを順調にこなし、20:30にご就寝。


気持と時間に余裕があった今夜は、抱っこで寝かしてあげた(すごく嬉しそうだったYou)。生まれたときからの定番子守唄は「大きな古時計」。今まで何回もなんかいも唄ってきただけあって、1フレーズ唄うと目がトロンとするよう条件付けができていて、あっというまに眠りに落ちていった(育児Tipsその1:子守唄を1曲に決めると、こういうメリットがあります)。


日曜日は彼女の5歳の誕生日。寝顔だけ比べると、やはりYouは赤ちゃんのYouのまま。

写真に残すことができない成長は絶大。

さてさて。このあと、推定16キロのYouを2階の寝室まで抱っこして上がるという大仕事が残っている。独り感慨にひたりながら飲むワインはほどほどにしておかなければ。

2008/06/11

Before-After 2 (Aya)

Pre-Schoolでの小事故から5日、かなり大きかったおデコの傷が、なんと、ほぼ完治してしまった。その皮膚、Ayaのと交換して欲しい・・・・私なら1ヶ月はかかるだろう。

もうひとつ、驚きのエピソード。

昨晩招かれた知人の家の庭でHideと遊んでいた時のこと、ボールを追いかけるYouの口から「Ready, Go!  ○#★@ゞ》・・・・」という掛け声が!!!単語は聞き取れなかったが明らかに英語のイントネーションで叫んでいる。一度は耳を疑ったが、やはり間違いなかった。本人はボール遊びに夢中で、特に意識していない様子。

すごい、すごい。

彼女にとってみれば、何語であるかはまったく関係がないのだろう。これまでと同様に、毎日の遊びの中で語彙を増やしているだけのことなんだろう。

自分はといえば、皮膚も脳もカチコチで、指をくわえてただ娘を羨むのみ。



2008/06/10

Before-After(Aya)


庭の花木の勢いが止まらない。バラは毎晩帰宅するたびに2桁の単位で新しい花を咲かせている。花が重くて頭を垂れたようになっている枝も。数週間前の写真と比較すると、花だけでなく緑も濃くなっているのがよくわかる。

こういう風に一気に夏が来て、一気に去っていき、寒く長い冬がくるのだろうなぁ、と、これから起こることを予測して早い時期からブルーになるのはAyaの悪い癖。

Youは登校前から鼻歌交じりで、今日を愉しんでいる。

2008/06/09

2週間の助走を経て(Aya)

最近のAyaは、Youの「初めての○○」をことごとくミスっている。呪われたように仕事のスケジュールが重なって悔しい思いや申し訳ない思いをする。今日は初めての延長保育だったが、やはり仕事で家から90キロ離れた町に出かけており、帰宅が18:30になってしまった。

そろそろYouに愛想尽かされる、「Ayaちゃん、なんでおムカエきてくれないの?!」と責められると思いながら、クルマをぶっ飛ばして帰宅し、玄関を開けると・・・・。そこには英語交じりの歌を機嫌よく歌うYouの姿が。気のせいか、会話の中にも英単語が混じっているように聞こえる。

Hide曰く、お迎えはYouが最後だったにも関わらず、とてもHappyな様子だったとのこと。その後3人で囲んだ夕食の間も終始ニコニコだったYouは、いつもより少し早く就寝。

仲良しのお友達ができたのかな?! 先生に思いを伝えることができたのかな?! 想像を膨らませると私まで愉しい気持ちになってくる。

Hideは無事に入社。さて、スウェーデン版両立生活のはじまり、はじまり。