2009/01/09

教育ハハ(Aya)

これまでは全く関心がなかったんだけど、最近、ムスメに習い事をさせたいと、初めて、強くつよく思っている。ただし、テニス限定。きっかけは冬休み中に毎日のように通ったテニスクラブ。
  1. Youがイイ感じで上達をみせている。球出しからであればちゃんと返球できるようになった。
  2. かなり愉しんで練習している。体力もついたのか、1時間近く練習し続けてもケロリとしている。
  3. まわりのスウェーデン人、特に子ども達をみていると、トテツモナク上手い子が多い。
1980~90年代は主要な大会の上位をか多くのスウェーデン人選手が占め、国別対抗戦であるデビスカップも幾度となく優勝を果たしたスウェーデン。人口は日本の13分の1しかいないのに・・・・・。今は目立った選手こそ少ないが、「テニス王国」と呼ばれただけあって、きっと選手の育て方が違うのだと思う。

そこら辺の草大会を見物していても、層の厚さと裾野の広さが桁違いなのを感じる(こんなチッポケなルンドの町でさえも)。

だから、そのスウェーデン式テニス選手養成システムに乗っけてみたくなった、というわけ。本人に訊いてみたところ「うん、テニス習いたい!! スウェーデン語でもいいよ。」とのことなので、目下5歳児OKのクラスを検索中。

花開けば、AyaのヒーローStefan Edbergや、先シーズンで引退したJonas Bjorkmanに師事する機会もあるかも?!?!

いや、別に、将来はムスメの賞金で遊んで暮らそうなんてヨコシマ & 身の程知らずな野望をもっているわけじゃぁないんですけどね。

世知辛く悲しい出来事ばかりの今日この頃、愉しい空想でもして気持を盛り上げていかないと。

2009/01/07

えぇい、2本おマケだよっ!!(Aya)

AyaHide家で月に2回は夕飯の食卓にのぼっていた、たこ焼き。


渡瑞以来、スーパーや魚屋でタコにお目にかかることがなく、封印を余儀なくされてきた。

が、最近冷凍のイカ(姿)が入手できることが分かり、足が2本多いけどきっと似たような味が再現できるハズと期待して作ってみることに。


これが、大成功。美味。ついでに作ってみた“チーズ焼き”もヒット。晴れて再び夕飯ローテーションに加わることになりそう。

山芋(粉末)、天かす、紅しょうが、こんにゃく、あおのり、かつお節などの保存がきく材料は、日本から持ってきた。なかでも“どろソース”はAyaHideの必須調味料。香辛料がきいたコレと、甘味の強い“おたふくソース”の組み合わせは絶妙。

次回の東京出張の買出しリストに加えておかなくては。

相変わらず、タコには出会えない。こればかりは東京で買出しするわけにもいかず・・・・・・その辺の海にも泳いでいるだろうに、需要がないのだから仕方がないか。

2009/01/05

♪~ 西から上ったお日様が東に沈む・・・(Hide)

Kirunaからの帰りの飛行機の中で昔懐かしい天才バカボンの主題歌が頭に浮かぶ出来事に遭遇した。

Kirunaは、北緯68度に位置し、いわゆる北極圏にある街である。つまり、地軸の傾き23.5°(90° - 23.5° = 66.5°)よりも北極側にあるので冬至近くは太陽が全く昇らなくなる。昼間は太陽が水平線近くまでくるので、明るくなるものの日の出がないのである。

そんな4日間を過ごしたのち、昼過ぎに楽しかったKirunaを後にした。飛行機にのって外を見ていると、な、な、なんと太陽が昇り始めるという現象を目撃。(KirunaからStockholmはほぼ真南の方向で、太陽が飛行機の右前方にみえたので) しかも西(正確には南南西)から太陽が昇ったのである。

考えてみれば、Stochholmは北緯59°に位置しているので、この時期でも低いながらも日は昇る。68°から59°(約1000Km)をジェット機のスピード(毎時700km程度)で進めばありえる現象、と悟った。

天才バカボンの主題を聞いて、地球が逆さまに回りでもしなきゃ、西から太陽は昇らないとえらそうに考えて、アホな歌だと思っていたが、なかなか奥が深い。仕事の中で常識と思っていることでも、発想を変え、見方を変え、特定の状況やタイミングで実行すれば、全く新しい可能性が広がっているものなのかもしれない、と真摯に感じる。横柄に考えず、謙虚な気持ちで新しいことを考えていこう。


こうして、2009年の初日の出は、なんと西から上ったお日様に今年1年の祈願をすることになりました。

2009/01/04

乗り物づくし(Aya)

今回のKiruna旅行は、宿泊先のCamp Ripan提供の“New Year Package” を利用。宿泊、食事、各種アクティビティがすべて含まれる楽チンパッケージだった。

ちなみにこのCamp Ripan。食事が美味くて(塩辛くない!!)満足度数倍増。初めてのシカやトナカイ肉はもちろん、どうも苦手意識が抜けないニシンでさえも、味付けが良かったのでペロリといけてしまった。

酒が進んだのは、言うまでもない。もちろん、ウコン持参。


アクティビティはというと・・・思い返せばほとんどが乗り物系。先ずは手ごろなところからKick Sled。文字通り、自分で蹴って進むソリのこと。遊び道具というよりはこっちの住人の移動手段らしい。町ゆく人(特にシニア層)が普通に使っていた。


2日目はスノーモービルでとなり町にあるICE HOTEL見学へ。あいにくの吹雪で寒さには閉口したが、常緑樹の林や凍った湖を走り抜ける経験は快感。AyaHideYouの3人乗りでほとんどの道のりをAyaが運転(運転している方が寒くないから)。


大物ぶり発揮のYou。適度な揺れに気持ちよくなったのか途中でZzzzzz・・・。零下15℃で眠ったらキケンなんじゃないかと、AyaHideはヤキモキ。


3日目の犬ぞりは今回のメインイベント。前日寒さに凍えた経験から、この日は超がつくほどの厚着で臨むYou。ヒートテック下着+セーター2枚+スノースーツ(自前)+スノースーツ(レンタル)+帽子2枚+マフラー2枚・・・・。着膨れて誰だかわかりません。

よくトレーニングされたハスキー犬5頭に轢いてもらう犬ぞりの運転はちょっと難しく、Hideにお任せ。しょっぱなからフリップして振り落とされたにもかかわらず、へこたれることなく愉しんだYou。犬たちともすっかり仲良くなった。

『Youチャン犬が飼いたい~!!』・・・・あぁあ言い出すと思っタ。


“犬が走りながらフンをする → 後続の犬がそのフンを蹴り上げる → 飛んでくる → ○★¢Д£§!!! ことがあるから注意”という話を聞いたことがあったのだが、かなり警戒して挑んだ甲斐あって、2度ほど訪れた危機も上手くかわすことができた。


って、単に飛んできそうになったら顔を覆って口を閉じるだけなんですが・・・。

さいごのイベントはSnow Cat。Cat=キャタピラーのことなんだろうけど、“ねこ(Cat)バス”と名づけておいた。コレに乗ってオーロラを観に行くのが主旨だったのだが、残念ながらお目にかかれず。頃合い良く晴れていたんだけどナァ。


そして、乗り物といえば飛行機も。出発のKiruna空港はよく晴れてきれいだった。午後1時半にして既に夕方の暗さ&お月さま。

ほんとうにあっという間の5日間。久し振りに家族3人だけでベッタリと過ごすことができたのも貴重。

AyaYouの言い争いが何回勃発したのかは、もう忘れてしまった。