2009/10/10

さいごの(Aya)

赴任時に引越し荷物でもってきた醤油、コレでさいごの一本。確か6本持ってきたから、1年5カ月で5リットル消費したってことか。一般的な3人家族の消費量と比べてどうなんだろ。

料理酒はもう数滴しか残っていない。これからは1本1000円以上する日本酒を買うことになる。手に入るだけヨシとしなくては。

今年は寒くなるのが遅かったせいか、秋が短い気がする。野菜を美味しく効率よく温かく摂る手段としての鍋はすでに週1のルーティーンに盛り込まれている。帰任した同僚から譲り受けた電動ミートスライサーにより、しゃぶしゃぶが何時でも食べれるようにもなった。

醤油も料理酒も、量・質ともに不可欠。

・・・ここまで書いて気づく。鍋=複数で愉しむ料理が平日のルーティーンに入るなんてことは、横浜での日々にはあり得なかった。よほどの事情がない限りは家族3人で夕飯を囲むことができる日常は、質・量ともにこの上なく充実している。

2009/10/09

落陽(Aya)

2泊3日のロンドン出張。

でも、ずーっとホテルの会議室に缶詰め。8:30~21:00まで会議。スウェーデン企業に勤めてるとは思えない時間割!!でも、ちょっとジャパニーズサラリーマンの血が騒いだりして。

外に出たのは2日目のディナーの時のみ。これじゃロンドンでもルンドでも一緒じゃあないの・・。

3日目にようやく晴れ、空港への道すがら電車の窓から紅葉を少しだけ眺めることもできた。帰りの飛行機では美しい落陽を背に、すでに真っ暗闇の我が家へ。

2度目の秋とは言え、一挙に日が短くなるスピードには驚く。通勤経路が、往路復路とも真っ暗になる日も遠くない。

2009/10/06

Engine Stop (Hide)

Aya、自分とも早く帰れそうな月曜日。BMWで二人で出社。少し余裕があると思っていた割に結局帰りがけはドタバタと片づけて、ぎりぎりの時間にYouをPickUpに向かう。そして車の中で夕飯何にするかを相談していた。

うっ?ABS、DSC、パンクの警告灯が点灯。その後、スピードメーター、タコメーターともに、正常な位置にこない。。。エンジンの音が不安定に・・・。一旦、停車して様子をみようと路肩に寄せて、エンジン停車。電気系統のトラブルと推測して、キーを一旦抜いて、もう一度キーを入れて再スタートを・・・・・・

・・・

しかし、エンジンが全くかからない。このままだと、Youの迎えに間に合わないので、Ayaに歩いて向かってもらう事に。「だから言ったでしょ」という言葉は心にしまってくれたんだろう。一方、さぁ、どうしようかと思案していると近くを通りがかったスウェーデン人の学生がヘルプを申し出てくれた。

お互いエンジニア同士、症状と現状を照らし合わせて推測の方向性が一致。途中現状確認の際に、指に切り傷まで作ったのに、急いで自身の車を取りに行ってくれ、解決のために頑張ってくれた。推測した通りに事は運び、エンジン再始動。本当に本当にこの親切には何度感謝しても足りない思いです。

別れ際に、実は今日は彼女と付き合い初めて2周年でシスボラ(スウェーデンの酒専売店)でワインを買うために急いでいたのだそうだ。ちなみにシスボラが閉店するとお酒を買う事はこの国ではできない・・・。間に合ったことを祈るのみです。ありがとう!Martin!

2009/10/04

伝統の一品(Aya)

今や日本でも珍しくない一品かもしれませんが。

実は初めて食べました、IKEAのミートボール。IKEAに買い物に行くことはあっても、食事までしている時間/興味はなく、これまで機会を逸していた。

Swedish meatballとはいうけれど、ミートボールなんて世界中どこの国でも、挽肉を丸めたもの以上でも以下でもない訳で・・・。何がSwedishかといえばLingonberry(コケモモ)ソースがかかっていること位?! Lingonberryは、夏の終わりごろに大量に出回っているのを市場やスーパーで見かけた。甘酸っぱくておいしい。一方で、たとえばThanksgivingで食べる七面鳥にクランベリーソースがかかっているのと、コンセプト的には一緒。

まぁ、スウェーデンが誇る企業が提供する、スウェーデンNo.1伝統(?)料理ですから。

味は悪くなかった。安いのも魅力的。会社の社員食堂よりうんと安い。買い物客に安価で食事する場所を提供するんだという経営者の強い意志は充分に伝わった。

この日の買い物はシャワーカーテンのみ。いつもなら店内を“順路”通りに歩くうちに、あれやこれやと必要・不必要にかかわらずカートに品物がたまっていくんだけど。