2009/12/29

テネリフェ島のリゾート(Aya)

降り立ったテネリフェ島南空港の気温は23℃。眩しいほどのお天道様に思わず手を合わせたくなる。湿度が適度にあるのもなんだか嬉しい。

数多くあるビーチリゾートの中から選択したのは、空港から15分ほど、島の南西に位置するPlaya de las Americas。ホテルは敢えて旅行代理店を通さずBooking.comで予約した(なんとなく、スウェーデン人御一行様とは別の場所に泊まりたかったのサ)。

Mare Nostrum Resortは5つのホテルで構成される巨大リゾートホテル。ビーチが目の前だということや、Playa de las Americasの街のまんなかに位置することなどから、子連れの怠け者旅行者にはぴったり(この選択もやはりT家のウケウリ)。部屋が少々狭いのが残念だったけど、それ以外には文句なし。街を歩いてみた感じでは、アパートメントタイプのホテルから格安の宿まで、ホテルの選択肢は幅広くあるらしい。

火山をバックに青い海を臨むビーチリゾート・・・・やっぱハワイじゃん!!! ひとつ大きく異なる印象を与えるのが、日本人(アジア人)旅行客の数。滞在中、みかけたのはたったの2人(日中韓の区別は不明)。

Youは海とプールに大興奮。水温は泳ぐには少々・・・というか寒がりのAyaには入水完全不可の温度なんだけど、彼女はお構いなし。哀れHide、『冷たい、冷たい』と言いながら彼女との遊びにお付き合いとなった。

2009/12/27

テネリフェ島へ出発(Aya)

カナリヤ諸島への年末年始旅行は、赴任者仲間のT家の経験を参考にさせていただいて(というか、そのまま真似て)計画した。

ちなみにカナリヤ諸島。名前が印象的だから耳覚えはあったんだけど、実際どこにあって何があるのか、知識は皆無に近かった。スペイン領ってくらいだから、地中海のどっかに浮かんでるのかと思っていた(恥)。

実際は地図の通り、大西洋のモロッコ沖にあってかなり南。7つの島を総称してカナリヤ諸島。時代を遡ること15世紀、血気盛んなスペイン人たちがアフリカ大陸や南アメリカへの足がかりとしてこの島々を制圧し、原住民を蹴散らしたのだとか。

現在は、欧州(特にスペイン、イギリス、ドイツ、スウェーデン、ロシア)人に人気のリゾートとのこと。

今回訪れたのは7島の中でも最大のテネリフェ島で、自宅最寄のMalmo空港から5時間少々の直行チャーター便が出ている。

出発の機内は、バケーション気分のスウェーデン人で満席。スウェーデンの旅行代理店のパッケージだからか、機内アナウンスがスウェーデン語ONLYなのには少々驚いた。いまどき、日本の国内線だって日英アナウンスすると思うんだけど。

日本人旅行客には馴染みのない土地だけに、旅行者向けの情報が日本語で紹介されているサイトは皆無に等しい。イギリス人向けのサイトで最低限の情報収集をしながら想像したのは、"ヨーロッパのハワイ"。年間温度差がとても小さい、火山島のビーチリゾート。おまけにスペイン領ときたら、きっと食事はハワイより美味しいのだろう。

期待大の休暇のはじまり。

2009/12/25

400ポスト記念(Aya)

どうやら、これが本Blog 400本目の投稿らしい。ちょうど年の瀬と重なったので、400ポスト記念としてAyaHideYouが過ごした2009年を振り返る写真たちを掲載。

昨年は"I'm Yours" (Jason Mraz) だったテーマ曲、ことしは"Hula Girls" (Jake Shimabukuro feat. Miho Teruya) となりました。夏の旅行中、クルマでヘビー・ローテーションだったお気に入りの曲。

まとめて振り返ると改めて、Youの笑顔はカクベツと気づく。来年もこの子がたくさん笑っていられますよう。

2009/12/23

年女のReflection(Aya)

今日で2009年仕事おさめ。

朝からガラガラのオフィスでは、電話は鳴らないしメールも殆どこない。後回しになっていた雑用を片付けたり、新年初出社から数日間の行動計画を立てたり(←我ながら、こういうトコロがAyaっぽい!!!)してゆったりと過ごした。

特に秋以降、ドタバタで気張った時期が続いたから、いちにちくらいこういう日を頂戴してもよろしいかと(新春発売予定の製品の遅れにより、年末年始返上でマキをかけている皆さまには申し訳ないんだけど)。

人生4回目の丑年は本当にほんとうに瞬く間に過ぎてしまった。年女を嘆いている暇は皆無。年のせいか、いつ何をやったか等の記憶も曖昧。が、おおざっぱに振り返ってみると、心身ともにこれほど健康に過ごせのは、近年まれにみる幸運だったと思う。むしろ若返った感じさえする(自己満足)。

1回目の丑年は呼吸するのが精いっぱいだった。世界を変えてやると身の丈以上の野望を抱いていたのは2回目。Hideというパートナーを得て世界で一番シアワセだと浮かれていた3回目・・・・。じゃあ4回目を総括すると何なんだろう。

自分のコトバを覚え始めた4回目、かな。エーゴのことでは、ない。私がどこから来てどこに向かうのか、何者なのか、可能性も限界も踏まえたうえで自分のコトバで語れるようになり始めた気がする。簡単にいうと自己認識、でしょうか。

そして、5回目に向けて・・・・・。限界を言い訳にすることなく、可能性を精一杯テコにして、直接間接にかかわる人々の役に立ち続けていたい、なぁ、と思う。

48歳になる自分は、とても想像できないけど。

2009/12/22

日本のTVドラマ(Aya)

帰任する方にDVDを沢山いただいて、夜な夜な日本のTVドラマを愉しんでいる。今のトコロ観たのは、

  • チーム・バチスタの栄光
  • 電車男
  • ごくせん(シリーズ1)

子どもが生まれてからというもののTVドラマなんぞ観ている余裕がない生活をしていたので(それほど関心がなかったのも事実)、“いまさらそんなの観てんの?!” 的なものもあるかもしれないけど。

でも、なかなか面白い。DVDになっているとコマーシャルや主題歌の部分をみなくて良いので、せっかちのAyaHideの性にも合っている。

昨晩はHideが(珍しく)吞み会だったので、私が(珍しく)Youの相手をしながら「ごくせん」を観ていた。女性教師(仲間由紀恵)が悪党に “アマったれるんじゃねぇッ!!” と啖呵をきるお決まりのシーンの最中、TV画面と私の顔を交互にジッとみるYou。

『ネェ、Ayaチャンて “ごくせん” なの? わかいとき、かみのけながくてメガネしてたの?』

イマイチ意味がわからない質問だけど、若い女優に似てるって言われてるのか?! なら、悪くはない。と、流しかけてふと気付く。

啖呵きるシーン = 言葉づかいが悪い = Aya

ナルホドね。

2009/12/20

雪国のスコーネ(Aya)

ちょっとこれは予想以上の展開。

ヨーロッパに訪れた寒波は、南スウェーデンにも珍しく大雪をもたらした。

土曜の夜からひと晩の降雪は推測40cm。ニチヨウビは出かけようと思ったもののクルマが埋まって出せず、Hideはご近所のご主人たちとともに朝から除雪作業に追われた。

気温マイナス5~6℃で風は弱い。時折薄日が差したりもする天気はコドモの雪遊びには悪くない。膝まで埋まる新雪を歩いたり、雨どいから下がる大きなツララを取ってはしゃぐYouに便乗して、“おおおおおぉぉ~、北海道に住んでいるみたい!!” と、浮かれるAyaHide。

赴任時に購入したスノーブーツが、初めてちゃんと役に立った。

零下なので服や靴についた雪は解けることがなく、冷たく感じない。一方で、湿気が足りないのか気温が微妙に低すぎるのか、小さなボールを作って転がしても雪が付着せず、雪だるまをつくることはできない(ちょっと残念)。

スキーには抜群の雪なんだろうけど、ここスコーネ地方は平地つづき。街にはクロスカントリースキーを(移動手段として利用?)する人がパラパラ目につく程度。

でも、南スコーネの代名詞でもある “雨 & 風” より、こうして雪が降ってくれる方がうんと愉しい。白く染まった街は、太陽のないこの季節にせめてもの光をもたらしてくれる。

せっかくだし、このままクリスマスまで解けずに、正真正銘のホワイトクリスマスになってくれればいいのに。

余談ですが、Hideの愛車BMW M3は運転席の扉が凍りついて開かなくなり、駐車場に佇む展示車になり下がってしまった。FR、かつ車高が低いこと以外にも、“クーペ=扉が大きくて凍るとなかなか開かない” のも、寒冷地に向かない仕様のひとつらしい。

2009/12/19

White Holiday(Aya)


3日連続の降雪。昨日の金曜日はオフィスのアチコチで“良いお年を!!(とは言わないけど)”の挨拶がかわされ、クッキーやチョコレートの匂いが充満していた。

そっか、21(月)~23(水)を休んでしまえばクリスマス休日だし、28(月)以降は名ばかりの稼働日だから、ついでに休んじまえ、ってことか。長い人では、1月10日(日)まで連続休暇・・・・“夏休みはスウェーデン人にとって生命線!!” と豪語していた人が、この時期は “クリスマスは家族にとって一番大切な時期だ” とのたまう。

そんな我々も24日~4日までは休暇を頂戴いたします。27日からはカナリヤ諸島(テネリフェ島)への7泊8日バケーションを予定。

昨年は極寒のKirunaに行ったので、今年は暖かお正月。

2009/12/16

ようやく、白く(Aya)


降りました。ようやく、雪。11月の出張中にも降ったらしいけど、見てないものはカウントしないので、これが初雪。

橋を挟んで向こう岸では“COP15” 開催中。地球温暖化を争う(???)にはおあつらえ向きの暖冬で、もしかしたら年内に雪は見れないかとも思ったんだけど。

でも気温が高い(0℃くらい)のですぐにとけてしまうのがイマイチ。とけると、翌朝凍って厄介だしね。

通勤の運転はおっかなびっくりのAya。“雪が降った日の運転はHideがするもの” と相場は決まっていたので、日本では雪道運転の経験はゼロに等しい。冬用タイヤを履いているので滑ったりはしないけど、Hideの指示を忠実に守って、“車間確保”、“ブレーキは注意して”・・・・慎重な性格が出てる感じ。

ツカえる夫をもつと、妻の自立はなかなか実現しないのでアル。

2009/12/13

風物詩(Aya)

テニス仲間との忘年会(3時間テニス→中華レストラン→AyaHide家でカラオケ、の3部構成)で夜中まで騒いだ翌日。

ようやく冬らしい気温になり雪がチラつくニチヨウビの活動開始は昼近くになった。

Youをクラスメイトのお誕生日パーティーに送り届けてから向かったのは、Lundの北にあるクリスマスツリー市場。今週末から、街中でも路上販売が始まったんだけど、Hide(の同僚)曰くこちらの方が安く手に入るとのこと。

何10本も並ぶツリーたちの中から1本を選ぶと、店員のお兄さんが根元の樹皮を電ノコで剥いでくれる。水あげを良くするするためと思われる。

今から1月の中旬まで1ヵ月弱、水だけで生きてもらわなくちゃならないしね。

根元の調製がすんだら、巨大なネットに包んでお持ち帰り準備完了。店員のお兄さんと“Merry Christmas!” のあいさつを交わし、常緑樹の良い香りでいっぱいになったクルマでの帰途、にわかに年の瀬を実感させられてしまった。

あと半月か。

リビングのど真ん中に飾られたツリー。家の中だとデカい!! 買うときはあまり考えなかったけど、2メートル位ある代物だったらしい。

田舎暮らしならでは、じゃぁないの。

(Lundの真ん中に住んでいながら田舎暮らしなどといったらこっちの人には怒られちゃうかもしれないけど)

2009/12/12

6歳の覚醒(Aya)

就寝は8時半、起床は6時半。

保育園児だったからこのリズムは比較的早くから確立されていたYou。が、ここのところちょっとおかしい。

ベッドに行くのは概ねいつも通りの時間なんだけど、なぜか数時間すると起きてくる。ちょうどAyaHideが寝ようとするころ、のそぉ~っと起き出し、「ねむれない(おなかがいたい 等)」といって添い寝を求める。

(もちろんこのような頼みごとをするときのYouは、Hideしか見ない。Ayaが聞き入れるわけないのを知ってて)。

1度や2度なら偶然かと思うけど、その後も続くので、何か原因があるんだろうなと思い始めている。

昨晩はガッコウの仲良しAmit(イスラエル)の家に泊まりに出かけた彼女。2度目のお泊りだし何の心配もしていなかった。が、真夜中過ぎにAmitのママからTEL。

(このTELですらHideにかかってきた。まさかYouが彼女に “call daddy!” って言ったんじゃ・・・)。

やはり8時半過ぎに一度寝て、しばらくしたら起きだして、“かえりたい”と泣きだしたらしい。

単なる甘えん坊なのか、成長の過程で彼女の脳で何か起こってるのか、ハハとの接触時間が短くてストレスになっているのか・・・。

3番目ではないだろうケド。

2009/12/09

Another Tough Day(Aya)

きょうは、スウェーデン語ができないことがとても残念に思ういちにちだった。

構造改革プラン実行Part 2。30名の社員に “残念だけど来年以降この組織にあなたの仕事はない” と伝達。直接言い渡すのはもちろん私自身ではなく、職場の上司なんだけど。

労働者保護の強いこの国では、仕事がない=解雇 というわけにはいかない。雇用者にはアレコレと義務が課されている上に、労働組合の承認がなければ雇用条件のいかなる変更も基本的には許されない。今日悪い知らせを受けた社員は、向こう数週間~数カ月のあいだ、“社内職探し@人事預かり” プロセスを経ることになる。

が、結局のところ、『解雇じゃないけど、解雇みたいなモン』 と受け取る人々が大半。会社が危機的状況にあることは誰もが知るところで、“社内職探し” の有効性も、みんな疑っている。

泣きだす人、状況をのみ込み切れずにいる人、“やっぱりね”と静かに受け止める人・・・。

こういうとき人事は、会社側に立ちつつも、一人ひとりの話の聞き役として立ち回るわけなんだけど、今回はそうもいかない。ひとつは言語のせい。こればかりは、どうしようもありませんな。

聞くところによると、『スウェーデン人は仕事とアイデンティティを強く結びつける傾向があるから、仕事を失うということは個人にとって想像以上に大きな出来事なんだ』 とか。

ここの人々のワークライフバランスのとり方からして、このコメントには首をかしげる部分もなくもない。が、私が立ち入ってどうのこうのと判断するべき領域はない。

影響を受けるすべての人々に心からの敬意をもって、できる限りの支援をしようと思う。

2009/12/06

コノヤロゥ(Aya)

先週のある朝、玄関を出てびっくり。

壁にスプレーで落書きされてしまった。黄色い壁に赤字で“EHG”。さらにもう1か所、黒の土台部分にシルバーでイミフメイのアルファベット羅列。

ご丁寧に壁の色に合わせてスプレーの色を変えてある。

「リストラの腹いせか?!?!」 ・・・瞬時に浮かんだ空想はちょっと日本のTVドラマ的だったみたい。ご近所の壁にも同様の落書きがあったのをみて、不謹慎にも少しホッとしてしまった。

ウチだけじゃないのね。

そうはいっても腹立たしい。道徳心の強いスウェーデン人社会、特にこの静かなLundに生活して1年半とちょっと。心が平和ボケしているとはいえ、1800年代に建ったこの可愛らしい家にいたずら書きをする悪党は許し難い。

お隣で同じ被害を受けた家からスチールブラシを借りて(Hideが)一生懸命こすったものの、未だうっすら残ってしまっている。

上から黄色を塗りなおしたら、消えてくれると良いんだけど。

2009/12/02

いちばん長い日_その1(Aya)

長い一日だった。

担当組織の構造改革がようやく実行フェーズの第一歩を踏み出し、今日はなんにんかの管理職に“合意の上での退職”をオファーするための会議で、半日を過ごした。

これに先立って昨日行われた労働組合との交渉は順調に進み、異動直後から構造改革チームであたためてきた計画の一端が日の目をみるに至ったというわけ。

反応は様々。会社がオファーするパッケージがかなり手厚いため、笑顔で会議室を去る人もいれば、なぜ自分がこんな目に会うのか!??!とショックを受ける人、“もう分かってたよ” と薄笑いを浮かべて静かに受けとめる人、などなど。これらの反応に文化的違いはないのかもしれない。

今日のこれは、スタートでしかない。

午後に開催した全社員会同では、年末までに実行予定の人員削減プランが発表された。ここLundは、スウェーデンの労働者保護的法規制もあって、これまで業績が厳しくてもなかなか人員削減に手を出せていなかった。が、私の担当組織では今回Lundに直に影響がある。

Q&Aセッションでは静かな彼ら。聞くところによると、私の入り得ないスウェーデン語の会話ではそれなりの騒ぎになっているらしい。騒ぎになるのは当たり前。誰だって職を失いたくないし、同僚が去っていく姿を見送りたいわけじゃない。

が、生き残りのために不可避な活動なのであれば、できるだけスピーディーに、できるだけスムーズに進めるよりほかない。

もっと長いいちにちは、恐らく来週やってくる。

2009/11/29

count down (Aya)

クリスマスまで4週間となった今週末、正式にクリスマス月間が始まった(らしい)。

天気がよかったこともあり、普段は静かなLundの街も買い物客で賑わった。広場にはツリーが立ち、マーケットではクリスマス用品を出す店が目立つ。

“せーの”と言わんばかりに近所の家々が飾り付けを始め、赤・グリーン・白の色とともに、温かい色合いの電飾が窓辺を演出する。

心待ちにしていたこの季節を、街をあげて歓んでいる感じ。

我が家でも今年はリースを準備し玄関のドアに飾ってみた。

クリスマスまでの4週間、週に1本ずつ点灯するカウントダウン・ロウソクもかわいいのを発見。もともと、こういうのには関心とセンスがないAyaも、なんとなく今年は周囲の雰囲気に乗ってみようかなぁという気になっている。

クリスマスツリーは生きたモミの木を飾る予定。来週末の計画のひとつ。

2009年はたぶん、36年の人生でいちばん速く過ぎたいちねんだったと思う。でも恐らく来年はもっと速く感じるのではないかとも思う。2010年の今頃はきっと、引越準備でクリスマスどころじゃないだろうから、ことしが最後のクリスマス in スウェーデンなんだろうなぁ。

2009/11/28

Saying is One Thing, Doing is Another (Aya)

専用の部屋を用意してから、Youはひとりで寝るのが原則になっている。ラブリーな布団とか専用の目覚まし時計とか、彼女のモチベーションになるようなものは一通り買いそろえた。

でも朝までちゃんと寝てくれるのは週に1~2回だけ。明け方になると、ヒタヒタヒタ・・・と足音が迫り、AyaHideの部屋にソロ~っと忍び込んでくる。
  • こわいゆめをみたの・・・(Ayaの幼少時代もこれが常套手段だった)
  • おなかがいたいの・・・(なら、トイレ行けよ)
  • さむいの・・・(布団かけないからじゃん)
“きょうはどんな理由にしようかナ”と作戦を練ってから来るんだろうなぁと思うと、ちょっと可笑しい。

ま、大抵の場合私が彼女の来訪に目覚めることはない(気付かない)。迷惑を被ってるのはHideなんだけどね。

“ちゃんとひとりで朝まで寝ようよ”と諭したら、右図のようなサインを描いてAyaHide室のドアに貼りつけていた。

気概、気合いは認める。でも結果が伴ってないんだよね。

2009/11/27

階段(Aya)

久しぶりにお迎えに間に合った(とはいってもその後カイシャに連れて戻ったんだけど)。

学童の2階で遊んでいる声が聞こえたので呼びかけると、なんともワイルドに降りてきたじゃぁないの。きっと年上のおトモダチにいろいろ教えてもらってるんだろう。

面白いのでもう一度上がらせて撮影。

2009/11/26

懺悔(Aya)

11月の末ともなると、起床時刻はまだ暗闇。朝ごはんを暗闇の中で食べてもなかなか身体は目覚めない。Youのような小児はより自然に近いのか、冬の朝の目覚めは夏に比べて格段悪くなる。

5:45の起床時間は変えていない。効率が悪い人間じゃない(はず)。でも、このところ、時間をかけても追いつかない。長時間労働はまったく趣味じゃないんだけど。

通勤時間が10分なのと、不気味なくらい気温が高いのが、せめてもの救い。この時間で(22:30)まだ7℃あるんだから、ちょっとした天変地異?!?!

Work-Life Balanceは私のお家芸のはず。Work側に崩れている状況がとても悔しい。し、家族に申し訳ない。今週はまだYouの送り・迎えを一度もやっていない。それどころか彼女の就寝にも間に合わない。

ちょっと、失格じゃない?? 私。

2009/11/22

ロングラリー(Aya)

Youのテニスは少しずつ上達し、今日はエンドラインからの長いラリーも結構続いていた。1時間予約したコートでは、Ayaは徹底して球拾いに専念。HideがYouと1対1でみっちり練習する。周辺のコートでも似たような光景(父と子)が広がっているが、Youが飛びぬけて小さいからか、アジア人だからか、結構スウェーデン人から注目されたりもする。

何よりも、Youがやる気と向上心をもちつつ、愉しんで練習しているのが観ていて嬉しい。先週までは、上手くいかないときに悔しがって涙する姿も見受けられたが、どうやらHideと父娘の約束をしたらしい。『泣くのが一番悪い』、と。

そうそう、アナタの名前はEnjoy(愉) Life(生)。

各界で成功している若き才能たちは、幼少時代、多分に親の影響を受けて(親の意思で)その能力を伸ばし花開かせているという話も聞く。今朝のCNNでたまたま観た、中国人ピアニストLang Langのストーリーでは、同じくミュージシャンだった父親の意思で2歳からピアノを始め、9歳では故郷を離れ北京に移り住んだ彼の幼少時代が紹介されていた。

まさかウチの子が、そんな可能性を秘めているわけがない・・・。と、蓋をしてしまうのは容易。蓋をすることで結果に対する言い逃れもしやすくなる。

でも、こんな風に頑張ってる姿に目を細める以外、何をどうしていいのやら。親業はむずかしい。

2009/11/21

Christma‐sushi な 土曜日(Aya)

寝るに寝たり、9時間。
昨晩は久しぶりに、仕事の夢をみずに一晩をすごすことができた。

しかし!! 起きてみると予想以上の青い空。気温もここ数日同様、異常値といえるほど高い(10℃)。

『これはどこかに行かねばならない・・・ 』AyaHide間の言外の合意は起きぬけ早々に形成される。

すぐに思い当たったのはコペンハーゲンのチボリ公園。冬季休園ながら確かクリスマス前の1ヵ月は営業していたはず。Web確認により、昨日から開園していることを確認 & 目的地決定。

どうせだから、とコースに加えたのは兼ねてから行きたいと思っていた寿司屋“Selfish”。客席数席ながら、日本人経営の美味しいお店だという話だけは聞いていた。ランチに頂いたのは、マグロづくしの一皿。毎度ながらバキューム作戦に出るYouに、“注文が足りなかったかもね” と遠慮がちに箸をもて余すAyaHide。

オーナー(日本人)との会話の流れで、なんとイカの塩辛を山ほど頂いてしまった。なぜ私たちが酒呑みだと分かったのでしょう。

チボリは1年ぶり。Youの成長により今年は乗ることができるアトラクションも増えた。なかでも大好きな回転ブランコ(?!)は今回Hideが同伴にチャレンジ。“もぅ父さん、いいよ~~~” 1回転するごとに顔色が曇る高所恐怖症夫を、地上から観察するのも、またいとおかし。

園内はどこもクリスマス一色。この遊園地は乗り物以外の愉しみがとても充実していて、入場券だけでブラブラ歩きまわるだけでも充分(だからか、年配の来場者がとても多い)。園内レストランがこれだけ充実している遊園地も、そうそうないと思う。

ブランコの他にも、フリーフォール、ローラーコースター(いずれもYouが乗車OK)に乗り、ぐるっと散歩して数時間を過ごした。私たちが退園するころが入場のピークだったのか、入園ゲートには長蛇の列。閉園は23時。イルミネーションを愉しみながら夕飯をとり、夜が更けるまで遊ぶのが王道なのかもしれない。

AyaHide家はというと、そそくさと帰宅し家で鍋ディナー。クルマで出かけると、何かと不便なのよね。そう、単に酒が呑めないってだけですけど。

2009/11/18

嵐よこい(Aya)

日本にも冬到来?!

気象情報に示された気温、Lundより横浜が低い。こちらが異常に高いってのもあるのかもしれないけど。

嵐吹き荒れる午後、久しぶりに開催されたAll Employee Meetingでは、構造改革プランが発表された。厳しい状況を打破するためであれば、痛みを伴っても構わない(だから変化を!)と思っていた社員も少なくないはず。

新社長のスピーチは、簡潔、明瞭、ストレートでありながらユーモアや配慮も交えた人間味のある内容で、かなり厳しい内容であるにも関わらずストンと腑に落ちていった。

この変革に非力ながら携わることができる機会を幸運に思う。一方で“失われた10年”に社会人となり、その後マトモに好景気を味わった経験がない者としては、来年(再来年?)こそはその蜜を吸ってみたいと、欲も見え隠れ。

仕事の処理能力がおいつかず、家族に迷惑をかけがちな今日この頃。ごめんなさい。

2009/11/16

視界良好?! (Aya)

出勤時も、ヘッドライトの光が心もとなく感じるようになってきた。

会社に着くのはだいたい7:45頃。ボケッとしてたら横断歩道の歩行者を見過ごしてしまいそうなので、朝っぱらから緊張感のあるドライブ。Hideがくるまを購入してからは、別々に通勤だしね。

さらに今朝はひどい霧で視界が悪かった・・・。風がなくて気温がソレナリに高いからって喜べない。

理由はアレコレとあるんだけど、月曜日からドタバタ忙しい。昼食時間が取れないのはもちろんのこと、トイレに行く時間(タイミング)も逃しがち。なんだか、日本人みたい(笑)。効率が悪い人ではない(と思う)んだけど、どうしても7:45~17:15では片づけられず、HideにYouの迎えを頼んでしまう今日この頃。

それでも19時までには帰宅して家族で食事が愉しめるんだから、ありがたや、有難や。

年内にはこのイレギュラーな忙しさがひと段落して、バランスのとれたワークライフに戻りたいもんだが・・・。仕事の行く末も霧の中。

2009/11/15

欲はなくとも、秋(Aya)

昨年の今頃も、このBlogでは食べ物ネタが増えた記憶がある。日本でいう『食欲の秋』のあらわれ、ではない(残念ながら)。

暗くなり始めて屋外レクリエーションが減り、別のことに使う時間が増える & 何かココロと身体に刺激になることを求める ≒ 食 に至るのだと読んでいる。

今週末は初めてマス(らしき)を購入。塩焼きにした。こちらで買う丸魚は割とどれも脂がのっているんだけど、マス(らしき魚)はあっさり淡泊。

また、夏に長期出張でLundに来ていた人にお願いして持ってきてもらった黒豆を煮た。初めてにしては上等。砂糖の量は料理本に示されているのの半分でちょうどいい。

5時から(家族3人だけで)予約していたテニスコートに向かう道中で、既に空は濃紺色。“まだあと1時間は(日が)短くなるんだよねぇ・・・・” と、ドライブ中の会話もなんだか浮かない。

なんか、イベント企画しなくちゃですなっ。充電の土曜日を経て疲れが取れた途端に、反省も活かさず次の活動を計画する性懲りもない私。

Cook Book(Aya)

国民性やデザインのみならず、食材もシンプルかつ合理的なスウェーデン。スーパーに並ぶ野菜・肉・魚介類の種類は、たぶん日本の半分以下。大げさじゃなくて、目をつぶっても買い物できちゃうと思えるくらい、毎度まいど同じ品ぞろえでやや退屈。

農産物それぞれは(特にスウェーデン産のものは)美味しいから良いんだけどね・・。

この時期冷蔵庫の定番は白菜。スウェーデンでも売ってます。“サラダキャベツ”と、ちょっとアイデンティティに欠ける名付けをされているのが可哀想だけど、味はマル。出張中、本屋で見かけて即購入したのは『白菜を食べつくす』と銘打った料理本。へぇ、色んな食べ方を考え付く人がいるもんだ・・・。

パワー充電に徹した土曜日、時間がたくさんあったのでHideの提案で初めての豚まんづくりに挑戦してみた。粉モノはYouもコネたり広げたりできるので愉しい。

上手くいかなくてもいーや、くらいの気持で挑んだが、出来てみるとフンワリ仕上がっていてかなり美味。しかも想像以上に簡単で驚いた。初めての割には包み方もソレナリ?!。

料理本の購入はかなり久しぶりだったけど、おかげで初めて作るものづくしの愉しい夕飯になった。何でもインターネットで調べられる時代とはいえ、ページをパラパラめくってメニューを考える愉しみはやはり本ならでは。

2009/11/14

疲れた(Aya)

出張の疲れか、新しい仕事を始めて2カ月になるからか、妙に疲れが取れない土曜日。

週末といえば朝から張り切ってアレコレと活動するのが習慣なのに、7時半まで寝入った後は開きっぱなしのスーツケースを片づけるのがやっと。

来週からは再び重労働が見えてるので、週末のうちに治しておかなくちゃ。

疲労回復メニューを作ろう!! と、Web検索。しかし出てくるのは日本食材が使われた複雑そうな品々ばかり。手の込んだものを作ったらますます疲れるしなぁ。

クエン酸とビタミンBが良いらしい。ミカン食べて、これ→→飲んでおきますか。

2009/11/10

方向感覚(Aya)

1週間の出張から無事に帰国。半年ぶりの日本だからって張り切り過ぎたのか、スーツケース2本合計で50kg! Gold会員に認められた40kgの枠を超えてしまった・・・・。

“え、50kg・・・” と、計量しながら半ば絶句するグラウンドスタッフのお姉さん。確かに私のようなチッポケな日本人が、出国便のくせに超重量級の荷物をチェックインしようとすればヘンテコに見えても仕方ない。超過料金を請求せず目をつぶってくれて感謝感謝でした。

コペンハーゲン空港にはHideYouが迎えにきてくれて大助かり。50kgを電車に乗せて帰る自信はまったくなかった。

中味はというと。食品(大量)、本、化粧品、ビール、衣類など。Hideには“PSP Go”も。実家に泊るとこれらのものも事前に通販で手配しておけるので、買い物の手間も省ける・・・という訳で、遊びに行ったのではなくあくまで出張であり、キチンと仕事したことを念のためアピール。

そういえば、アサヒ・ザ・マスター(ドイツビールPILS風)、美味しかったなぁ。

機内でうたた寝をしてふと目覚めた瞬間、“家に帰っている” という感覚はハッキリとあるのに、東西どっちに向かって飛んでいるのか分からないという不思議な感覚に見舞われた。日本とスウェーデン、両方が同様にHOMEだと感じている、ということだろうか。

2009/11/08

暑っ(Aya)

日本出張時はいつも実家に泊る。

オフィスまでの通勤時間(と満員電車)を除けば、何かと楽ちんだし家族も愉しみにしてくれている。おまけに、アゲ膳スエ膳。布団の上げ下ろしも不要のフルサービス付。

コストセーブにもなるしね。

今回は週末を挟んだので時間に少し余裕があり、食材などの買い物もすることができた。

しかし、暖かい(というか暑い)。昨日は立冬だったにもかかわらず、気温は20℃を超える。持参したダウンジャケットどころか、上着なるもの一切不要。

普通にしてて汗をかくなんて経験は久しぶり。ズバリ不快。

街行く人の多さや商店に並ぶ商品数に興奮するのもつかの間、やがて余りの数に圧倒され、疲れてしまった・・。ちょっとスウェーデン(田舎)慣れしすぎだわ、私。

2009/11/04

初北京(Aya)

久しぶり(10か月ぶり)の長距離出張 & 初めての北京。

最初に驚いたのは、晴れているのに曇った空。右図はこちらの定義では快晴&ブルースカイ。確かに雲ひとつない。が、空全体が白~い。高層ビルは天辺がかすんでいる。

これがかの有名な工場排気か。

タクシーの窓から覗く北京は、パワー溢れる印象。交通渋滞、違反スレスレの運転、満員のバス、マスクをして自転車にのる人・人・人。ショッピングモールには海外ブランドの看板がずらり並び、綺麗にオシャレした若者たちは、日本人のそれらとよく似ている。

48時間滞在だったし、独りなので出歩く時間も勇気もなかったけど、チョロっと雰囲気だけは感じ取れた、かな。

あ、もちろん仕事もキチンとしましたよ。社員1600名。巨大拠点の北京は、社員が若くて活気あり、“一生懸命”とか“チームスピリット”という言葉がよく似合う。
Lundとはかなり違う、かも。

残念だったのは、せっかくの北京だったのに食事に出る機会がなかったこと。ホテルのルームサービスも悪くはなかったんです
けどね。

中華そばに青島ビール。スウェーデンではなかなか食べられない味。


2009/11/03

お姉さん気分 (Hide)

前後しますが、土曜日、夏にベイビーが誕生したI家が遊びに来てくれました。余談ですが、旦那さんも好きということで、一緒にM3 projectも盛り込みました。





YouはMayaちゃん(2か月半)を抱っこしたり、あやしたり、お姉さん気分を存分に味わったようです。比較してみると、Youは思いの外デ・カ・イ!

2009/11/02

ピザとポニョな日曜日 (Hide)



週末、Swedenに来て初めてのピザに挑戦。当てずっぽうでイースト菌をスーパーで購入。家に帰ってGoogle翻訳で確認するとベーキングパウダーが混ざっていることが判明。パン用のイースト菌でした。
断念したらYouが残念がると思い、寒い中だけど買いに走る・・・。

生地をこねる作業は、Youにとってはまるで粘土遊び。楽しげ。

でも、乾燥しているためか、強力粉の種類が違うのか、日本にいた時のようにはうまくこねられず(写真にはないけど、)Hideの努力がかなり必要だった。

それでもいい生地に仕上がらず。最後は諦めて、強引に薄く延ばして具を載せて、オーブンへ・・・。

・・・心配をよそに結果オーライ。自分が貢献したピザの出来栄えに大満足のYou。ピザを食べながらポニョ鑑賞。暗く寒い冬の楽しみはこういうのもありですね。

人面魚的映画(Aya)

『崖の上のポニョ』を観た。

7月の発売と同時に実家の母経由でDVDを入手して以来、「寒く暗い冬の夜を有意義にすごすためのコンテンツ」として温存してあった。

Youの“はやくみせて~”攻撃に対しては、YouTubeでトレーラーを見せたりして誤魔化してきたんだけど、本当に暗く寒い冬が始まってしまったから、もはや言い訳できなくなったというワケ。

キャラクターがかわいいのは言うまでもないが、ストーリー展開の速さとか、ちょっと飛躍しちゃいないかい?! 的な流れが、かえって観る側に背景や行間を読むスペースを与えてくれて面白い。

単に子供向けの映画ではないだろうと思っていたけど、やはりね。

Aya的には、子どもに名前で呼ばれる母、リサを自分と重ねてみたりして・・。Hide曰く、船乗りである夫の帰港が延期になったことに対して全身で怒るリサはAyaそっくり。台風吹き荒れる中、波で崩れた橋を周囲の反対をおしてでも渡り切る勇敢なリサはAyaと正反対、なんだそうな。

純粋な子ども向けコンテンツとして鑑賞したYou。ポニョのピンチに大粒の涙こぼす姿はまだ幼児。『Youは心が優しいから泣いちゃうんだねぇ~』 by Hide。私が映画に涙しても“バカか、あんたは?” って顔してるくせに。

2009/11/01

ようやく (Hide)



110cm越え(でもちょっとだけヒールのある靴はいてるんですけどね。)。こんなに食べてるのに、なかなか大きくならんなぁ~。でも、168cmの男子テニスプレーヤーが頑張って世界ランク24位までなれるのだから、大丈夫、Youの可能性は無限大だよ。

さいごの秋(Aya)



冷え込んだニチヨウビ。今日から11月。

ここ南スウェーデンでは2月と並んで “サイアクの月” と評される。暗く、寒く、特段イベントもなく、祝日もなく・・・だからだろう。12月に入ればクリスマスが射程圏に入るので、ふたたび気持ちが高揚するらしい。

公園に最後の秋を観賞しに出かけた。紅葉のピークはとうに過ぎているけど、黄色く色づいた葉が絨毯みたいできれい。樹木の種類なのかな、赤やオレンジはあまり見かけず黄色が中心。

しかし、寒い。小一時間も歩いたらもう充分だった。

火曜日から1週間出張予定。帰るころにはぜんぶ散ってしまっているかもしれない?!

2009/10/30

謎の根菜(Aya)

明日はハロウィン。スウェーデンでは、アメリカのTrick or Treat!! 的なイベントというより、日本のお盆的な行事であることを知った。魂がこの世に戻ってくる日だから、先祖の墓を家族で訪れてロウソクや花を奉げるのだとか。

今週はガッコウが秋休みのYou(一学期は2カ月で終了。休み明けは1ヶ月半でクリスマス休暇・・・。休みが多いのはガッコウもカイシャも一緒・・)。いちにち中学童で過ごし、遠足に出たり、ミュージアムに社会科見学に行ったりと、ソレナリに充実した日々を過ごしたみたい。

今日はミュージアムで作ったというランプを持って帰ってきた。あら、カボチャじゃないのね・・・。

イモともカブともとれるような形状をした根菜。なにやら“砂糖の原料”だとか。ん?! 砂糖の原料の根菜・・・確か昔の社会科/地理で勉強したような・・・・南国のサトウキビの対抗馬で、寒冷地でも栽培可能なアレ。

考えても出てきゃしないからスグにGoogle検索。

そうそう、テンサイ。

2009/10/29

現場の声(Aya)

 
初のデュッセルドルフ出張。でもたぶん、最初で最後。


デュッセルドルフといえばメジャーな日本企業がドイツ(または欧州)拠点を構える都市で、文部科学省制定の日本人学校があるくらい日本馴染みの都市らしい。が、我が社についてはドイツ・スイス・オーストリア・オランダを担当する販売会社があるのみ(欧州拠点はミュンヘン)。総勢75名のセールス・マーケティングメンバーが在籍する。

当然ながら、社員はほぼ全員ドイツ人(&一部オランダ人)。“でもここは日本人がたくさん住んでるから、Aya(の顔)は何ら珍しくないよ!” と、励ましとも同情ともとれる不思議なコメントをもらった。

販売の現場で起きていることとは・・・。強烈なコストカット&人員削減のプレッシャーで、頭数を最低限に絞られていること、また、“近隣諸国” 複数をひとまとめに扱う体制になったことにより、一夜にして異文化と対峙する環境に置かれた苦しさ etc. を直接聞く興味深いいちにちだった。隣国≒経済・文化的に近しい という判断は時に浅はかで、それは日本とその隣国の関係を取っても容易に頷ける。

コストカット≒人員削減は今に始まったことではなく、また販売の現場に限られたことでもない。再生のためには必要不可欠であることは充分承知しているし、私が担当することになった組織に与えられた(削減)目標は必ずや達成しようと思う。

いっぽうで、将来に対する投資、有望な人材をどのように育てていくか、リストラの後に残った社員の心身エネルギーをどのように維持向上していくかなどの視点も失ってはならない。

前任者が産休に入り、明日から260名の組織を独りで担当することになる。兼務(主務?)であるコーポレートの仕事も重要な時期にある。帰りの飛行機で美しい雲海を眺めながら、ちょっと背筋を伸ばしてみた。

いま、私に与えられた挑戦は、きっとすごく重要なんだと思う。

2009/10/26

美食週末(Aya)

ストックホルムに家族で訪れる度にでかけるのがRestaurant East。Asian Fusionとでもいいましょうか、日・韓・タイ・中 etc. の料理がちょっとずつ愉しめる。人気店らしく土曜のディナーともなれば、広い店内も満席。立地もいいしね。

寿司カウンターが設置されているだけあって、寿司は美味しい ← いつも来る理由。

寿司が大好物のYouには、いつもこの一皿をオーダーしてあげる → 殆ど平らげる。

私はここのceviche(セビチェ)が大好き。ceviche=中南米の魚介のマリネ=なぜAsian Fusion店に?!という疑問はあるけど、美味しいから許す。ペルー出張したときに食べたのにも引けを取りません。

大都会Stockholm、きっとここ以外にも美味しいお店があるんだろうけど、いつも1泊とか2泊で来るもんだから、他を探索するヒマがない。

が、今回はランチで行ったイタリアンも美味しかった(Ristorante Capri - ありがちな名前だけども)。Youが “おなかがへった!!” と大騒ぎするから、行き当たりばったりで入って、即ち味には期待していなかったんだけど、嬉しい期待はずれだった。

外食に恵まれない生活をしているだけに、昼・夜ともに美味しい店に行けた今回の旅行は満足度倍増。合間のテニス観戦もスバラシかったし。

翌朝のホテル朝食でふたたび、スウェーデン食事情の現実に引き戻されたのは言うまでもない。

ことし最後のATP観戦(Aya)

10月17日~25日で開催されたStockholm Open(男子/ATP 250)。

24・25日の1泊で準決勝 & 決勝観戦にのりこんだ(このためだけに1泊ストックホルム旅行した)。

昨年は、錦織が準決勝進出を果たすも、怪我 & 風邪でSoderlingにコテンパンにやられてしまった思い出深い大会。げげ、つまりもう1年経ってしまったのか・・。

会場の規模(こぢんまり)や雰囲気(和やか)がたいそう気に入ったこともあって、ことしはチケット発売日に購入。準決勝の土曜日は選手入退場口のすぐ脇、日曜日の決勝は1列目ど真ん中(選手のベンチの真うしろ)を確保することができた。

いわずもがな。準決勝はサインボール獲得、決勝は試合を間近で観ることにフォーカスしたというわけ。

Soderling v.s. Baghdatis が予定されていた準決勝はSoderling の怪我による棄権で中止となりちょっと残念だったけど、最前列で観る試合の迫力はPriceless。今年はたくさんの試合を観に出かけたけれど、ボールの動きに合わせて首を左・右・左・右に振らなければならない位置での観戦は初めてだった。

右図はダブルス優勝ペアのK. Ullyett & B. Soaresとパチリで、ご満悦のYou。Kevin Ullyettは昨年Jonas Bjorkmanと優勝を果たしたベテラン37歳。年末の引退を直前に、ダブルス通算500勝を達成。あっぱれ。

Hideはというと・・・Olivier Rochus (ベルギー/86位)のテニスに惚れ込んだらしい。今大会ではHaasの棄権もあって?! 決勝進出を果たしたベテラン28歳。身長168cmという驚異的低さながら自己ベスト24位の経験があり、WimbledonジュニアダブルスではR. Federerと組んで優勝した人らしい。あとはHide自身のレポートを待とっと。

2009/10/22

Drive in the Dark(Aya)

"遅い" 会議で、会社を出るのが18時半過ぎになった。

駐車場から車を出して、すでに空が真っ暗であることに気づく。加えて、フロントガラスからの眺める風景にすごい違和感。なんだろか、これは。

ロータリーを2つ超え、高速に乗って(っても、1kmだけだけど)も、引き続き居心地が悪~い状況が続く。

高速出口を出て赤信号で止まったあたりで、『そういえば!!』。

夜道を運転するのが超・超久しぶりなんだった。夏の間は3時台から23時近くまで明るかった。酒飲みのAyaHideは“夜遊び”にはクルマを利用しない。つまり、クルマはお天道様の出ている時間の乗り物になっていたらしい。違和感の原因は暗いが故の視野の狭さに依るもの、というわけ。

ま、今日は単なる始まりでしかなく、向こう半年ちかくは、いつも暗闇運転になるわけなんですが。

2009/10/21

メディア(Aya)

ロンドンの同僚がお土産でもってきてくれたワイン。彼が購読している朝日新聞(国際版)に包まれていた。

ワインに大喜びなのは言うまでもないけど(すでに完飲)、この新聞も、シワを広げてマジマジと読み込んでしまった。

普段なら読まないような読者投稿欄や、左下のほうにチンマリとレイアウトされているコラムまでじっくりと・・。

日本語メディア、なければないで生活に支障はないけど、大都市に赴任してて国際版新聞が手に入る人々は羨ましいなぁ、と思う。

私たちの場合、言語の壁があってローカル(スウェーデン)のニュースに触れることもままならないから、ニュースソースはCNNとWebだけ。