2009/07/09

幸運の絆(Aya)

22時半に暗くなり始める空を見上げ、既に秋を感じ暗い気持ちになる瑞人的今日この頃。

長いながいスウェーデンの夏休み期間が始まった。今年も(会社が倒れそうな時に・・・ってのは日本人的な発想なのかもしれないけど)周囲の同僚たちは、押し並べて4~5週間の休みを取って、ウキウキとオフィスを去っていく。

いや、批判は禁物なんですけどね。

一方でメリットもある。スウェーデンに限らずだけど夏季休業‐ishな状況で全てがスローになるこの時期、ふだんは多忙を極める上司と会話をする機会ができるのでアル。

“ところで、私のNext Stepなんだけどね・・”と切り出した私に、上司Mはかなり機敏な反応。時期を同じくして、考えていてくれたらしい。

ここスウェーデンでの契約は2010年の4月末まで。まだ10か月あるというのに、人並み外れて気が早い私よりも先んじて、“コイツを次にどうやって使ってやろうか”と思いを馳せていてくれたことには、かなり驚いたし感心した。そこから始まったディスカッションは、かなり前向きで、私の(& Hideの)希望にも沿うもので、これまでの努力(と微々たる成果)が報われる内容だった。

上司に恵まれた環境に、心底感謝。

今回のスウェーデン赴任を後押ししてくれた前職の上司。“もっとグローバルな環境でやれる!!”と励ましてくれる今の上司。彼らに出会えたのも、元をただせば、両親と夫の後ろ盾の下、小さな挑戦を積み重ね『ココ以外の環境でやってみたい』と思い至ることができたからだと、思う。

幼少から、日本以外の国があることを経験をもって教えてくれた両親。“もっと高く翔べ。小さく留まるな。”と、臆病な私に発破掛け続けてくれた夫。本当に幸運。

私はハハとして、Youがこういう幸運に巡るり合えるようなサポートを(直接、間接的に)してあげることができるのだろうか。

2009/07/08

不穏なネットサーフィン(Aya)

Hideの動きが怪しい。

夜な夜なコンピュータに張り付いては真剣なまなざしでなにかしている。

  • 39歳、いまさらポルノ映像?! なわけないし。
  • スウェーデン語ができないから、出会い系でもないだろうし。
  • 不倫相手?! 家族と過ごす時間がこれだけ長い環境で、作れるもんなら作ってみろ。だし。
いくつかの痕跡から、答えはクルマであることが判明。中古市場が結構充実していて日本に比べたら値段が格段に安いことに気づいた彼、“いつか乗りたいクルマ” たちを検索しては、70%くらい本気レベルの購入意欲がわいているらしい。

右図のBMW M3 Cabriolet。2001年モノ、走行距離6000km弱で250,000SEK(≒300万円)だそうで。すぐに売れちゃったらしく、ホンキで残念がってるのがなんだか可笑しいというか、あきれちゃうというか・・・。

テニスとクルマ。一貫して変わらない少年のココロをもつ、弱中年のHide。イチガイに小バカにできないなぁ。むしろ愛すべき夫、と呼んでもいいかな・・。

が、買うかどうかはまた別問題。そこは現実路線で。

2009/07/06

夏休みの・・(Aya)


一転して気温19度。夏も終わりだろうか?!

今日からYouは3週間のスイミングスクールに通い始めた。小雨もパラつく中、プールサイドではしっかり上着で装備したAyaHide。Youはといえば寒さもなんのソノ。集合がかかって以降、親のことを振り返りもせず、ピャーッっとグループに入り込んで行ってしまった。

“すみません、この子、実はスウェーデン語ができなくて、英語しか分からないんです・・・”

冒頭、インストラクターに英語での補佐を頼みながら、“英語で理解できるだけでスゴイじゃん”とか、“言葉の通じない子どもたちの輪に入って行こうとする勇気がエライじゃん”とか、親バカな感動を噛みしめるワンパターン夫婦。ハハハ。

面白いのは、こちらでは先ず平泳ぎを教えること。一部の子どもはまだ水に顔をつけることもできないのに、いきなりカエル足。Ayaは高学年で初めてマスターしたんだけどなぁ。

思い返せば自分の小学生時代も、学校の長期休暇の度になんだかんだとスクールに通わせてもらっていた。水泳だったり、アイススケートだったり、乗馬も1度あったかな。

自分のアジェンダはさておき、子どもに相当のフォーカスをおいていなければ、あれこれ新しい経験をさせてやることなんてそう易々とは出来ないことだと、今更ながら気付く。

むしろ、仕事してればそれができないことの理由(言い訳)になって、専業Parentより楽なのかもしれない・・・などと、ちょっとした悪魔がココロの中でささやいているような、気がしたりして。

真夏の遊園地(Aya)

水ぼうそうのせいで延期になっていた、You's 6th Birthday Party @ 遊園地。 今年一番の暑さとなった4日(土)、ようやく決行のはこびに。

ガッコウで一番仲良しのCandy(ベトナム)一家も参加してくれ、Youにとっては最高のいちにちになった。

前回来たのがちょうど一年前(2008年6月末)。あの時は乗り物に乗せる度に“ダイジョブかしら・・?”とちょっと心配もしたんだけど、やはり幼児にとっての1年はおおきい。

こんどはコレ!、次はアレ!と、勝手にあれこれとアトラクションを巡り、AyaHideの同伴なしで乗ったローラーコースター(小型)でも余裕の“バンザイ”ポーズ。

絶叫マシン好きはAya似だわ。

毎度まいどのことながら、“最低身長未達”により、乗れなかったアトラクションがひとつ。『こんどくるときにはおおきくなってるからダイジョウブ!!』と張り切るYou。『来年の今頃はどこにいるのかしら・・?』と、任期が1年を切っていることが気になり始めたAya。