2009/10/30

謎の根菜(Aya)

明日はハロウィン。スウェーデンでは、アメリカのTrick or Treat!! 的なイベントというより、日本のお盆的な行事であることを知った。魂がこの世に戻ってくる日だから、先祖の墓を家族で訪れてロウソクや花を奉げるのだとか。

今週はガッコウが秋休みのYou(一学期は2カ月で終了。休み明けは1ヶ月半でクリスマス休暇・・・。休みが多いのはガッコウもカイシャも一緒・・)。いちにち中学童で過ごし、遠足に出たり、ミュージアムに社会科見学に行ったりと、ソレナリに充実した日々を過ごしたみたい。

今日はミュージアムで作ったというランプを持って帰ってきた。あら、カボチャじゃないのね・・・。

イモともカブともとれるような形状をした根菜。なにやら“砂糖の原料”だとか。ん?! 砂糖の原料の根菜・・・確か昔の社会科/地理で勉強したような・・・・南国のサトウキビの対抗馬で、寒冷地でも栽培可能なアレ。

考えても出てきゃしないからスグにGoogle検索。

そうそう、テンサイ。

2009/10/29

現場の声(Aya)

 
初のデュッセルドルフ出張。でもたぶん、最初で最後。


デュッセルドルフといえばメジャーな日本企業がドイツ(または欧州)拠点を構える都市で、文部科学省制定の日本人学校があるくらい日本馴染みの都市らしい。が、我が社についてはドイツ・スイス・オーストリア・オランダを担当する販売会社があるのみ(欧州拠点はミュンヘン)。総勢75名のセールス・マーケティングメンバーが在籍する。

当然ながら、社員はほぼ全員ドイツ人(&一部オランダ人)。“でもここは日本人がたくさん住んでるから、Aya(の顔)は何ら珍しくないよ!” と、励ましとも同情ともとれる不思議なコメントをもらった。

販売の現場で起きていることとは・・・。強烈なコストカット&人員削減のプレッシャーで、頭数を最低限に絞られていること、また、“近隣諸国” 複数をひとまとめに扱う体制になったことにより、一夜にして異文化と対峙する環境に置かれた苦しさ etc. を直接聞く興味深いいちにちだった。隣国≒経済・文化的に近しい という判断は時に浅はかで、それは日本とその隣国の関係を取っても容易に頷ける。

コストカット≒人員削減は今に始まったことではなく、また販売の現場に限られたことでもない。再生のためには必要不可欠であることは充分承知しているし、私が担当することになった組織に与えられた(削減)目標は必ずや達成しようと思う。

いっぽうで、将来に対する投資、有望な人材をどのように育てていくか、リストラの後に残った社員の心身エネルギーをどのように維持向上していくかなどの視点も失ってはならない。

前任者が産休に入り、明日から260名の組織を独りで担当することになる。兼務(主務?)であるコーポレートの仕事も重要な時期にある。帰りの飛行機で美しい雲海を眺めながら、ちょっと背筋を伸ばしてみた。

いま、私に与えられた挑戦は、きっとすごく重要なんだと思う。

2009/10/26

美食週末(Aya)

ストックホルムに家族で訪れる度にでかけるのがRestaurant East。Asian Fusionとでもいいましょうか、日・韓・タイ・中 etc. の料理がちょっとずつ愉しめる。人気店らしく土曜のディナーともなれば、広い店内も満席。立地もいいしね。

寿司カウンターが設置されているだけあって、寿司は美味しい ← いつも来る理由。

寿司が大好物のYouには、いつもこの一皿をオーダーしてあげる → 殆ど平らげる。

私はここのceviche(セビチェ)が大好き。ceviche=中南米の魚介のマリネ=なぜAsian Fusion店に?!という疑問はあるけど、美味しいから許す。ペルー出張したときに食べたのにも引けを取りません。

大都会Stockholm、きっとここ以外にも美味しいお店があるんだろうけど、いつも1泊とか2泊で来るもんだから、他を探索するヒマがない。

が、今回はランチで行ったイタリアンも美味しかった(Ristorante Capri - ありがちな名前だけども)。Youが “おなかがへった!!” と大騒ぎするから、行き当たりばったりで入って、即ち味には期待していなかったんだけど、嬉しい期待はずれだった。

外食に恵まれない生活をしているだけに、昼・夜ともに美味しい店に行けた今回の旅行は満足度倍増。合間のテニス観戦もスバラシかったし。

翌朝のホテル朝食でふたたび、スウェーデン食事情の現実に引き戻されたのは言うまでもない。

ことし最後のATP観戦(Aya)

10月17日~25日で開催されたStockholm Open(男子/ATP 250)。

24・25日の1泊で準決勝 & 決勝観戦にのりこんだ(このためだけに1泊ストックホルム旅行した)。

昨年は、錦織が準決勝進出を果たすも、怪我 & 風邪でSoderlingにコテンパンにやられてしまった思い出深い大会。げげ、つまりもう1年経ってしまったのか・・。

会場の規模(こぢんまり)や雰囲気(和やか)がたいそう気に入ったこともあって、ことしはチケット発売日に購入。準決勝の土曜日は選手入退場口のすぐ脇、日曜日の決勝は1列目ど真ん中(選手のベンチの真うしろ)を確保することができた。

いわずもがな。準決勝はサインボール獲得、決勝は試合を間近で観ることにフォーカスしたというわけ。

Soderling v.s. Baghdatis が予定されていた準決勝はSoderling の怪我による棄権で中止となりちょっと残念だったけど、最前列で観る試合の迫力はPriceless。今年はたくさんの試合を観に出かけたけれど、ボールの動きに合わせて首を左・右・左・右に振らなければならない位置での観戦は初めてだった。

右図はダブルス優勝ペアのK. Ullyett & B. Soaresとパチリで、ご満悦のYou。Kevin Ullyettは昨年Jonas Bjorkmanと優勝を果たしたベテラン37歳。年末の引退を直前に、ダブルス通算500勝を達成。あっぱれ。

Hideはというと・・・Olivier Rochus (ベルギー/86位)のテニスに惚れ込んだらしい。今大会ではHaasの棄権もあって?! 決勝進出を果たしたベテラン28歳。身長168cmという驚異的低さながら自己ベスト24位の経験があり、WimbledonジュニアダブルスではR. Federerと組んで優勝した人らしい。あとはHide自身のレポートを待とっと。