2009/12/20

雪国のスコーネ(Aya)

ちょっとこれは予想以上の展開。

ヨーロッパに訪れた寒波は、南スウェーデンにも珍しく大雪をもたらした。

土曜の夜からひと晩の降雪は推測40cm。ニチヨウビは出かけようと思ったもののクルマが埋まって出せず、Hideはご近所のご主人たちとともに朝から除雪作業に追われた。

気温マイナス5~6℃で風は弱い。時折薄日が差したりもする天気はコドモの雪遊びには悪くない。膝まで埋まる新雪を歩いたり、雨どいから下がる大きなツララを取ってはしゃぐYouに便乗して、“おおおおおぉぉ~、北海道に住んでいるみたい!!” と、浮かれるAyaHide。

赴任時に購入したスノーブーツが、初めてちゃんと役に立った。

零下なので服や靴についた雪は解けることがなく、冷たく感じない。一方で、湿気が足りないのか気温が微妙に低すぎるのか、小さなボールを作って転がしても雪が付着せず、雪だるまをつくることはできない(ちょっと残念)。

スキーには抜群の雪なんだろうけど、ここスコーネ地方は平地つづき。街にはクロスカントリースキーを(移動手段として利用?)する人がパラパラ目につく程度。

でも、南スコーネの代名詞でもある “雨 & 風” より、こうして雪が降ってくれる方がうんと愉しい。白く染まった街は、太陽のないこの季節にせめてもの光をもたらしてくれる。

せっかくだし、このままクリスマスまで解けずに、正真正銘のホワイトクリスマスになってくれればいいのに。

余談ですが、Hideの愛車BMW M3は運転席の扉が凍りついて開かなくなり、駐車場に佇む展示車になり下がってしまった。FR、かつ車高が低いこと以外にも、“クーペ=扉が大きくて凍るとなかなか開かない” のも、寒冷地に向かない仕様のひとつらしい。

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