2010/02/14

数えきれない週末(Aya)

Karlstadにラリー観戦に行くはずだった週末は、都合により、普通の静かな土日となりました。ドヨウビ、午前中仕事でHideは留守にしている間、Ayaは(いつものように)洗濯を3回。買い物で来週分のビールを1ケース買い込んだ後、午後は3時間テニスに大汗。

ところでテニス、さすがに毎週やってるからか、万年ド下手のAyaも僅かに道が拓けた感じがしている。いや、傍から見たらきっと分からないくらいの、小さな、ちいさな変化なんだけど。それこそ、前より一歩速く足が動いているとか、そんなモン。でも30代も後半に入って、何かに進歩を感じることができる瞬間は極小にちかくなっているので、嬉しい。

昨日2月13日は、Hideと入籍してから12年のちょっとした記念日だった。名字が公式に変わってから12年、ひとまわり。結婚記念日そのものは挙式の4月18日なので大したお祝いではないけど、毎年なんとなく忘れずにいる日付ではある。

12年という数字は、十二支や還暦など、旧暦を使う日本人にとってはなんとなく馴染みがある。そういえば結婚した年も寅年だったなぁ、なんて風に考えたりする。

12年目の1年は、AyaHide史上最も"家族らしい" 1年だったんじゃないかな。

バレンタインデーも重なったので、"よし、コレあけるか!!" とHideが引っ張り出してきたのは1996年産の十勝ワイン。彼が2008年の春に退職したときに、上司同僚のみなさんからプレゼントして頂いた貴重な1本。ボトルに向かって彼が呟く。

"コイツが14年間ねむってる間に、俺たちには色んなことがあったね"。・・・うん。

1996年は、私たち2人が社会に出て偶然にも同じ会社に勤め始めた年。そうか、4月がくれば社会人15年目に突入するんだ。なんかちょっと化石になった気持ち。日本のメディアを賑やかしている、オリンピックスノーボード選手の素行に関する(付加価値の高くない)報道に触れ、少し枠からはみ出た者に対する頭ごなしの集団心理は今も15年前も変わらないんだなぁ(むしろエスカレートしてる?)と思わされたり。

日本のシステムに乗っていれば4月から小学生になるムスメYouに、会社からランドセルが届いた。AyaHideが勤める会社の親会社では、社員2世の小学校進学を"ランドセル贈呈式" で祝う素敵な習慣がある。式への出席が叶わなかったのは残念だったけど、頂戴したランドセルは大切に使わせていただこうと思う。

色んな数字が脳裏をよぎって、過去を振り返ったり未来に思い馳せたり。時間がゆったりと流れる週末だからこそできる過ごし方だったんだろう。

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