2008/10/14

自然児(Aya)

紅葉がピークの南スウェーデン。微妙な中間色も含めたら、いったい幾つの色が定義できるんだろう。木の本数はもちろん、一本いっぽんの大きさが桁違いなので、日本の都会でみる紅葉とは雰囲気が全然違う。

黄色が鮮やかな一本は青空と相まってスウェーデン国旗のよう。

この時期のルンドの町は、Youにとっておもちゃの宝庫となるようだ。ちょっと散策に出ても、アッチの木の葉やコッチの木の実に興味がコロコロと移り変わり、横に移動するばかり。中々、目的地に向かって前に進めない。

(こういうとき、構わずズンズン前進したいAyaと、一緒になって遊んであげちゃうHideとの間で、方針が定まらないんだよね・・・)。


まぁ、「となりのトトロ」に出てくるメイちゃんが "理想の子ども" の私たちにとっては、良い子育て環境を与えてもらっているのだろう。

葉っぱや木の実を拾ってはポケットにしまいこむ(=ポケットの内側が酷く汚れる)のには、ようやく慣れて寛容に対応できるようになった。

しかし、敵は何枚も上手。

「あのネ~、今日はSnailを入れてあるんだ~」

「へぇ~! Snai・・・ え”っ!!! それってカタツムリのこと?! うそ、マジで?! ちょっと出しなさい!! 早く出して! んもう、嫌だな~。生きてるの死んでるの?」 

「なんでぇ~、小さくて可愛いよ★」

は、昨晩の会話。

息絶えたカタツムリが洗濯後の洗濯機から発見される日は、遠くないかもしれない。

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