2009/06/24

遊園地的四大大会(Aya)

UK旅行の目玉、Wimbledon Day2観戦。

チケットの抽選申し込みをしたのが昨年12月だから、半年がかりの計画がついに実現というわけ。

しかも、Wimbledonといえばつきもので、ある意味覚悟もできていた雨は一滴も降らず。逆に強い日差しが照りつける快晴のいちにちになった。

なんという、幸運。

会場内の雰囲気(の良さ)はAyaの想像をはるかに超え、大会テーマカラー(?・・とにかく緑と紫)の花で美しく彩られた敷地に一歩踏み入れると、まるで遊園地にでも来たかのような興奮を感じた。

Order of Playを見ながら、何番コートにどの選手が何時に登場するかを確認し、“まずは7番、次は16番・・・”とアトラクションを巡るかのような感覚でいちにちの観戦計画を立てる。

そっか~Grand Slam観戦の面白さって、ココにあるのかもしれない。

これまで観てきた大会は皆、1面~数面展開の規模。会場では常に同じ席に座り、同じ角度から、せいぜい数試合(って、それでも充分贅沢なんですけどね)を観るだけだった。広大な敷地をウロウロしながら、大小さまざまの観戦スタンドを巡回する経験が加わるだけで、愉しさ数倍増。

で、今回観戦できたのは・・・・。Jelena Dokic(負)、杉山・Hantuchova組(勝)、Andy Roddick(勝)、Andy Murray(勝)、中村藍子(負)など。HideYouお得意のサインボール獲得作戦は、6-0、6-1で快勝した杉山・Hantuchovaの2人で実行。大成功でした。

名物のイチゴ+クリームも、しっかり賞味。レストラン施設やショップが充実していたり、従業員や警備員の接客態度が場合によっては日本並みにキチンとしているのには驚かされた。

混雑した会場だったけど、Youのような小さな子どもを連れているのは私たち以外に余り見かけなかったけど、係員とのやりとりで嫌な思いをすることは一切なかった。いや、さすが伝統と格式を重んじる大会。

世界の一流プレーヤーを集め、数えきれない観客に感動の思い出を残すスポーツ大会開催に、地域や国を挙げて取り組むことができるのって、素敵だなぁと思う。

単なるカネ勘定の域を超え、主催者・スポンサー・協会・地域住民などの関係者が、その大会を心から愛していなければ、そうやすやすと実現できるモンじゃないだろう。

“選手にもAudienceにも、世界一の大会を経験してもらいたい。” 関係者のそんな真摯なキモチがじわっと伝わってくる、素晴らしい一日だった。

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