最新鋭 ? のビデオ会議システム、その名も“Telepresence”を利用した会議に参加。Lundのオフィスには、3室ほどこの設備をそなえた会議室がある。
Techy(技術的)なことはよく知らない。が、大型スクリーンと何だか高精細っぽいカメラ(ソニー製)が4台備わったテーブルの前に座ると、本当にあたかも向かい合っているかと思わせるほど鮮やかな映像でもって、相手方の姿が映し出される。
音声にもほとんどDelayがない。これまで利用した経験のあるVieo Conferenceシステムは、動きと声に僅かなタイムラグがあって、“普通に会話している状況” からは程遠かったんだけど、このシステムではその種のフラストレーションは驚くほど少ない。
唯一の難点はやはり規模の大きな設備に起因する操作性の悪さと、機器が発する熱による空調。“出張しなくて済むことにより発生する時間とお金の余裕を、機器操作とエアコン代にまわそうぜ・・・”てなところなんでしょうか。
「人事としてはちょっと困るんだよね・・・」などという思いも。機器に依存する→出張機会が減る→Face to Faceの機会がなくなる。経済的には大変素晴らしい方向だとおもいつつ、人や組織を理解するには、同じ場と空気を共有する物理的な対面が必要なんだ、という考えからの脱却は難しい。
出張機会は減る一方。明日からは3カ月ぶりに、(でも、ほんの隣国の) UK予定。
遠隔(Tele)と存在(Presence)の共存が、高い品質で可能になってきている世の中。人事もFace to Faceに固執することなく、遠隔からでも働く個人に寄り添いサポートし、Employee Experienceを最大化ことができる能力が求められているのかも・・・しれない・・(でもまだ完全には納得していない)。
2009/08/31
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