長い一日だった。
担当組織の構造改革がようやく実行フェーズの第一歩を踏み出し、今日はなんにんかの管理職に“合意の上での退職”をオファーするための会議で、半日を過ごした。
これに先立って昨日行われた労働組合との交渉は順調に進み、異動直後から構造改革チームであたためてきた計画の一端が日の目をみるに至ったというわけ。
反応は様々。会社がオファーするパッケージがかなり手厚いため、笑顔で会議室を去る人もいれば、なぜ自分がこんな目に会うのか!??!とショックを受ける人、“もう分かってたよ” と薄笑いを浮かべて静かに受けとめる人、などなど。これらの反応に文化的違いはないのかもしれない。
今日のこれは、スタートでしかない。
午後に開催した全社員会同では、年末までに実行予定の人員削減プランが発表された。ここLundは、スウェーデンの労働者保護的法規制もあって、これまで業績が厳しくてもなかなか人員削減に手を出せていなかった。が、私の担当組織では今回Lundに直に影響がある。
Q&Aセッションでは静かな彼ら。聞くところによると、私の入り得ないスウェーデン語の会話ではそれなりの騒ぎになっているらしい。騒ぎになるのは当たり前。誰だって職を失いたくないし、同僚が去っていく姿を見送りたいわけじゃない。
が、生き残りのために不可避な活動なのであれば、できるだけスピーディーに、できるだけスムーズに進めるよりほかない。
もっと長いいちにちは、恐らく来週やってくる。
0 件のコメント:
コメントを投稿