歳をとると短期記憶があやしくなる。
あ、別に私の老いに関する暗い話題ではない。最近のことは忘れがちな一方で、若いころの記憶は簡単に蘇るんだなぁ・・・という話。
旧友(高校)と、数年ぶりに連絡を取り合った。キッカケは彼女がこのBlogを覗いてくれたこと。濃密?なセイシュンを過ごしたのは1990年前後。20年近く経った今、お互い母親になっていたりして。
懐かしいなぁ、元気でよかった・・・などと思いながら、浮かぶのは当時の面白おかしい思い出の数々。
授業サボってカラオケ(1曲100円のカラオケボックス)行ったのなんか序の口。高校生を暗黙で受け入れてくれる居酒屋で、XXサワーみたいなヤワな酒に酔っ払ってみたり、文化祭の準備で必要以上に遅くまで教室に残って遊んだり、くだらないこと(即ち主に恋愛ばなし)で深夜まで電話したり、失恋して思い出の品を公園で燃やして見回りの人に怒られたり・・・・私のアメリカ留学中に数えきれないほどの手紙(手書き!!!!)を交換したりもした。当時流行していたドリカムの曲たちをそのまま実生活にしたような毎日をすごしていた。
それらみんなが未だに鮮明。愉しかったことも、甘い記憶も、苦いエピソードも。
私の幸運は(多分Hideも同じ)、とても良い高校・大学生活をおくることができたこと。その後の人生で、今に至るまで、あの頃の経験や人間関係がどれだけ助けになっただろう。
わが子Youもぜひ、ハハが経験した以上のかけがえのない青春時代を過ごし、あたたかな温度のある思い出と記憶をたくさん残してほしいと思う。
デジタルがどれだけ高精細な映像を容易に扱ったり製作したりするようになったとしても、こればっかりは人工不可だもんな。
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