2007年に世界遺産登録されたスペイン領最高峰、Teide(テイデ山)はここテネリフェ島にある。高さ3718メートルといえば富士山並み! 2300メートルまではクルマで、そこから3500メートルまではロープウェーがあると聞き、元旦登山(?)に挑んだ。
正確には現地時間の12月31日だったんだけど、日本なら元旦だし、せっかくだからオメデタいほうのタイムゾーンを採択。
2300メートル地点まではPlaya de las Americasから1時間少々。クネクネとした山道を登ると、標高2000メートルあたりで巨大なカルデラ(盆地)に到着する。1909年の噴火以来は活動を休止しているとはいえ、かつて盛んに活動していた時代から残された溶岩流の跡が生々しい。国立公園としてこれらの自然美を保護する努力にも脱帽。地獄とも天国とも解釈できそうな神秘的な地形、抜けるような青空や、3500メートルから見下ろす雲海は、これまで目にしたことのない印象的なものばかりだった。
3500メートル地点から頂上(3718メートル)までは登録することで登山許可がもらえる。ま、子連れだし、寒いし、空気が薄いので、今回は止めておいた。登山って言いながら、歩いたのはロープウェー駅周辺の散策路のみ。
You曰く、"HeartがBeatしてる~~!!!" 。確かに彼女の心拍はものすごいスピードで鼓動していた。子どもの方が酸素の薄さに敏感なのかしら。
Ayaはと言えば、雲も排気ガスもない澄み切った空からそそがれる交じりっけなしの紫外線がたいそう気がかり・・・。
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