スウェーデンでは、8月がザリガニ月間に指定されているらしく、先週末はその月間を締め括る最後の週末だった。もっとも一般的なのは、独特の香りがあるディルと一緒に茹でて冷凍してあるタイプ。これを自宅の冷蔵庫でゆっくり解凍して、あとはカニと同じ要領で食す。我が家でも、母妹が来ている時に一度、ザリガニパーティー@庭を催した。
その後、横浜の友人(というか大・大センパイ)とザリガニが話題になったことがキッカケで、「よし、ここは一丁、スウェーデンの風を横浜にも送るか」と思い至ったところまでは中々よかった。
が、これが、後に恐ろしいストーリーに・・・・・・。
あれこれ探して、日本でも食用ザリガニを通販してくれる店を発見。8月最後の週末を指定して配送手配する。スウェーデン産のウォッカも配送。よし、これでご近所の皆さんに愉しんでもらえるだろう。
と、喜んでいたのはアタシだけ?!週があけて彼女から届いたメールには・・・
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(抜粋&一部編集)
13:00pm
主人と子供が外出先から戻る。箱を指差して開封を命ず(促す)。開ける。ビニール袋の中にガシガシ動く茶色い物体を見る。生きてる!!なんか、たくさんいる!!ヤバイ!!冷凍じゃない!!外はゲリラ雨。。日持ちしない。。。。。調理法が書いてない。同梱の葉っぱはなんじゃ?いつまで持つのか?!PC=会社だ。AyaHideYouに連絡できない!!あ!時差があるからダメだ!!!!うじゃうじゃいる!!!!!!!!
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ぬおっつ!まさか、生きて届くとは思いもよらず・・・。
その後、エビ・カニ類が苦手だという(ダブルパンチじゃん)ご主人によって近所に配られたザリガニ君たち。飼育されるに至った一匹を除いては、それぞれのご家庭で天寿をまっとうしたのだそうです。
しかし、生きたままのザリガニが、50匹あまりも箱に入って届く光景は想像したくない。いや、絶対無理。アリエナイ。そんなブツを送りつける私はちょっとしたテロリスト。
渡瑞から4ヶ月、そろそろ存在をアピールしておかなきゃ忘れられるんじゃないかという思いもあったんだけど、ちょっとインパクト強すぎたな、こりゃ。
あああ、笑い飛ばしてくださった皆さま、ありがとうございます。
2 件のコメント:
こんにちは。
学会でロンドンはグリニッジにいます。こちらは雨が降って寒いです。
新しい国で楽しんでおられる様子がよく伝わってくるBlogですね。また、お嬢さんの写真もいつも素敵で、ふぁいんだーを覗くご両親の温かな目が思い浮かぶようです。
そちらで食べるザリガニはいわゆるCrawfish(アメリカザリガニ)と同じものですか?私もテキサスにいるときに時々食べたのを懐かしく思い出しました。向こうではシーズニングと一緒に茹でるので少しから目です。従って、ビールとぴったりでした。いわゆる南部料理とかケイジャン料理とかいうジャンルになるのでしょうね。写真を見るに、スェーデン流のほうがおしゃれですね。
>chihiro j. uchiboriさま
ご来訪ありがとうございます。テキサスのザリガニと同じかどうかは定かではありませんが、Crawfishと呼ばれています。
ディルの香り=スウェーデン料理 って感じで、こちらでは何でもディル。香りは悪くはないですが余りになんでもかんでもなので、ちょっとオナカイッパイな感じでもあります・・・・。
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