愉しかったロンドン旅行、コペンハーゲン空港からルンドに向かう電車の中で悪夢の出来事が・・・。なぁんか荷物が軽いなぁ、とは思っていたんだけど・・・・。「あれ、AyaとYouのジャケットは?」っっっ・・・Hideの一言に全身が凍った。
すぐに、「空港到着ターミナルで立ち寄ったトイレだ」って分かったんだけど、脊髄が大脳に伝えまいと必死で否定。両手に持っていないこと、腰に巻きつけていないこと、周囲に落ちていないこと、電車の隣のおじさんが盗んでいないことを確認して、ようやく事実を認めるに至る。
買ったばかり(買ってもらったばかり)のレインジャケットを置いてきてしまった!Ayaのは実家の母がわざわざ航空便で送ってくれたシロモノなのにっ!!!私がホンキで慌てている様子に不安になって泣き出すYou。
あああ、ここまで順調だったスウェーデン駐在生活、ついに最初の壁にブチあたるのか。しかもよりによってモノスゴク大事なものを失くすとは。
容赦なく空港から遠ざかる電車。アタシの脳は相変わらず左脳で否定しようとし、一方右脳は必死で善後策を練っている。記憶をつかさどる海馬は、トイレ個室内の高い位置にあるフックにジャケットと紙袋を吊り下げる自分の映像を何度もプレイバックし続けている。
サイアクの気分。何かにすがりたくて、しまいには母ににてドジな性格に育ったことを悔やみ、贈り主の母を恨もうとしたり(苦笑)。
しかも!よりによって、ルンドに着いたら大雨。すべてが逆風じゃないの~~。涙。
つづく。
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